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突然の親の死でどんな資産を持っているか?全く分からないという悲劇!

「お父さんが死んだらさぁ~、相続の事なんだけど、財産何があるの?」

と気軽に聞ける人は、全体の1割くらいだと感じます。そして、1割の人はこの記事を読んでいないでしょうし、必要もありません。

「相続か~、確かにな~、でも本人に直接死ぬ前提の事なんて聞きづらいよな~」

というのが7割ぐらいだと想像します。残りの2割は介護などで自分の意思とは無関係に財産の内容を知っておく必要にせまられる人たちでしょう。

ちなみに、私の嫁の実家については、先程の必要にせまられて把握する2割に該当しています。私の実家については7割のほぼ把握していない状況です。

先日、嫁の親が亡くなった時に、不動産は生前贈与していたし、銀行口座や加入している生命保険なども嫁が全部把握していたので非常にスムーズに手続きを開始できました。


しかし、この記事に興味がありここまで読んでくれた9割の人は、まだ親が何だかんだ元気なのだと想像します。

「親には長生きして欲しい!」

と言うのは、子としても「当たり前」の感情です。まだ元気な親で、かつ長生きして欲しいと考えている本人に対して

「お父さんが死んだ時の話だけどね…。」

と切り出すのは中々難しいですよね。気持ちはよく分かります。私も同じ様に思っていますからね。


でも、今回感じたのは、「いざという時に目を背けていてはいけない」と言うことです。

「あ~、やっぱり生前に話し合っておくべきだった!」

と後悔しても、その時では遅いのです。生きていればやり直しが効くかも知れませんが、亡くなった人は残念ですが帰ってきません。

もしかしたら、「子のために」と貯めていた財産が有るかも知れませんが、肝心のあなたに見つけて貰えなければ「宝の持ち腐れ」となってしまうのです。


そんな「無用な後悔」をしないためにも、今度実家に帰った時に話をしておこうと私は考えています。

それから、銀行口座がマイナンバーと紐付けを義務化するという話が出ています。その中のメリットとして、「相続時に保有している銀行口座が把握出来る」という内容も盛り込まれるそうです。

銀行口座とマイナンバーが紐付けされると、銀行口座については確実に相続出来そうですね。これは1つ安心材料です。

つまり、あなたの親などの身内に突然訪れてしまった不幸について、銀行口座や生命保険、株などの有価証券などを把握していないと本来引き継げるべき財産を見逃してしまう事になるのです。

そして、私も1度きちんと親と話しておかないといけないなと痛感させられる出来事だったので、あなたもこの機会にあまり話したくない内容だと感じますが、1度話してみてはいかがでしょうか?

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