Na│農家

脱サラして農家になりました。 地産地消をテーマに「まち」にお届けします!

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最近の記事

都市近郊の農業戦略

前回はマルシェを中心とした経営計画を考えてみた。 その中で、マルシェに出品する野菜の品種を多く揃えることが重要であり、多品種を栽培することが必要だと考えた。 今回は都市近郊で農業を営む場合において、多品種少量栽培のメリット・デメリットについて考えてみたい。 まずは都市近郊という地域特性について確認してみたい。 都市近郊の農業環境 都市近郊の農業とは、都市から1時間~1時間半程度の場所にある農業地帯のことを言うようで、ぼくの環境だと1時間ちょっとあれば車で新宿まで行ける

    • 農家はマルシェだけで生活できるのか

      そんなわけで、マルシェを中心とした野菜販売で生計を立てられないか、と思い至った。経緯はこちら↓ そもそも、マルシェに参加するとはどういう事か。 イベントにもよるので、前回の記事で書いたマルシェを例に挙げてみるとタイムスケジュールは以下のような感じになる。 09:15~ 野菜、機材を車に積み込み出発 09:30~ 現場到着、設営開始 10:00~ 販売開始 11:30~ 販売終了、片付け 11:45  帰宅 出発から帰宅まで、2時間半の行程だ。 売上は、季節にもよるが大体

      • 農業で生計を立てる方法?

        2020年末に勤めていた会社に辞表を出して農家を継ぐと決めたとき、父の経営を丸々なぞれば生活が成り立つだろうと、そんな風に思っていた。 父の農業売上を参考に、ぼくが生活するにあたっての必要最低限の収入は問題なさそうだと試算していた。 だからぼくも父と同じことが出来れば自分にも同じくらいの収益が見込める道理だと考えたのだ。 ところが、この考えには問題があった。 本題に入る前に、農家の経営計画は農地面積や土地柄、年齢、地域の農家人口など、実に様々な要因によって決定されるため、

        • 自己紹介|はじめてのnote

          はじめまして!Naと申します。 2020年末にシステムエンジニアから脱サラして現在農家をしています! このnoteでは、この数年で感じた「農家として生きること」とは何なのか、そんなことを書いていきたいと思います。 自己紹介 筆者|Na 年齢|38歳(1986年生まれ) 東京都に隣接する埼玉県某市にて農家の長男として生まれる。 大学卒業後、都内IT企業にてシステムエンジニアを11年ほど勤め、脱サラして実家の稼業を継ぐ。 書きたいこと 農家に生まれたこともあって、畑で働く

        都市近郊の農業戦略