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木村秋則さんと語らう。自然栽培ムーブメントのその先へ / NSPフォーラム2023イベントレポート

自然栽培に関わることっておもしろそう!
自然栽培のまわりってなんだか愉しそう!

明るく温かい陽だまりのような自然栽培の雰囲気の中で、ご縁ある皆さんと共にとても実りある集会を実現することができました。

ワクワクとドキドキの中で始めた私たちのプロジェクト「自然栽培ムーブメントのその先へ」に、昨年12月1日(木)より共感してくださる皆さんからのあたたかいお気持ち・ご参加・ご支援をお寄せいただき、本当にありがとうございました。私たちの自然栽培ムーブメントとその先への想いと行動に共感してくださるご縁の輪にとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

289名の皆さまからお寄せいただきました温かいご理解とご賛同・ご協力のおかげで、今回のプロジェクトを成功できましたこと、関係者一同、心より感謝申し上げます。

木村さん、髙橋さん、クラウドファンディングにご参加・ご支援くださった皆さん、プロジェクトにご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました!

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2月19日(日)NSPフォーラム2023イベントレポート

(1)オープニング 理事長挨拶 / とにかく前を走ろうよ

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)理事長 藤原直哉

平成の時代のいろいろな試行錯誤を経て新しいものが離陸始める時期、自然栽培は日本でいよいよ本格的な実践・普及期に入ってきた今、どういう問題意識でこのプロジェクト・イベントを開催するのか、藤原理事長よりお話しいただきました。

・世の中の原理:カオスとフラクタル
・根を深く張って、自分に必要な栄養分を
・上から下から入れてやるよりも、ジワっとやるとうまくいく
・みんなで一緒にやると大変_誰か先方してやると良し
・一番目、二番目が進むと、あっという間に拡がる
・どんどん先行してやっているとOK
・草は自分の力で花を咲かせることができる
・人が手をかけるときれいに咲く
・手をかける=本来の力を発揮させる
・原理原則に令和は戻っている
・平成と令和の違い
・年初の100万円は、年末の96万円の時代だからこそお金は賢く使う
・誰が農家を支えるか_誰が補填するのか
・未来に向けたお金の使い方
・ビジネスはゲームでなし、人の役に立つこと、一緒に問題解決すること_仕事の原点
・平成の試行錯誤が終わり、これが良いと思っているものは積極的にすすめる
・エネルギーの原点
・国内の基盤が緩くなっているからこそ再建が必要_消費者の協力が必要
・一番最初は小さくてもやっていく
・あらゆる分野に応用できること

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(2)参加者交流 ・アイスブレイク / 全体シェアタイム

ハイブリッド型開催:会場@東京八重洲&オンライン@Zoom

自然栽培の光を観る参加型のイベントに、全国各地からお集まりいただきました! ご縁でつながる自然栽培ムーブメントのその先へ共感の輪が拡がっていることを肌で感じることができ、私たちもワクワクしながら始まりました。

【全体シェアでの一コマ】
・グラフィックデザインの仕事:野菜関連のパッケージ商品をデザインすることから食べ物に興味を持つようになり、考えが深掘りされていったこと
・健康に幸せに暮らしていきたいという願いから、ここに辿り着いたのかな
・10年前から自然栽培の作物をいただいた結果とアトピーのこと
・プランターにて自然栽培実践中&成功体験:ミニトマト150個!
・現在農業大学で勉強中、いろいろ勉強したい
・自然栽培普及のために役に立てたらいいなと勉強したい
・これからの人生のきっかけにしたい
・実際の生活の中で手に取るもの・食品がどこまでがどうかわかりづらい
・学び直しをしようと思っている
・コロナ禍だからこそYouTube視聴が増えたことがきっかけ_いろいろなことを知るように興味を持つようになった
・自分たちのできるところからやってみよう
・ワクチンについても気軽に話せて感動
・多彩に富んだ熱い人たちの集まり
・自給自足の生活
・畜産と堆肥と藁_農家とシェア
・歯医者と農業の両立
・微生物と虫と共に、動物との共生
・二拠点生活にて週末農業
・定年まで100日!今日を契機に

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(3)トークセッション:木村秋則さん、髙橋啓一さん、藤原直哉

「一歩も2歩も前進した気持ちになりました!」と、ご縁と絆での自然栽培ムーブメントをとても喜んでくださっている木村秋則さん(奇跡のりんご・自然栽培の本家本元)と、「自然栽培をやっている人たちなんか愉しそうって広まったらいいなって思うんだ」とこの自然栽培ムーブメントの立役者である髙橋啓一さんNPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会 理事長)をゲストにお招きして、自然栽培の背骨・自然栽培にまつわるあれこれを縦横無尽に3人で語らっていただきました。

常に新鮮な気持ちで自然栽培にも向き合っている自然体の木村さんと髙橋さんからの生の声・滲み出てくるお人柄(丁寧で柔らかく丸い・観察力と行動力)に、ご一緒くださった皆さんもとても喜んでくださいました!

木村秋則さん(奇跡のりんご・自然栽培の本家本元)

【木村秋則さんから】
・栽培による変化_お米の腐敗試験(栽培による違いを調査)
・腐るから悪い、腐らないから良いという意味でなし
・何のために肥料も農薬、除草剤を使わないでお米づくりをするのか
・何度やっても同じ_見たことのないカビが生える栽培
・3ヶ月置いていてもそのままの自然栽培米
・いかに食べるものが、自分の身体に大きな影響を与えているか
・健康はお金で買えない
・山の脇の雑草に虫はいますか
・山の住民はいても、山の葉っぱに虫がいない理由
・代わりに食べてくれているのかな
・折ったはずのきゅうりがピッタリくっつく
・芯を境にして左右数が同じく育つ
・中身が違う
・種が入っているトマトと中身全部トマトのトマト_水に沈むトマト
・食べるものを変えていこう_家族への本当の愛情
・少しでも日本人の食生活を変えたい
・変わってしまったイカの住むところ
・海を元に戻したい漁師の取り組み_子供達との自然栽培米づくり
・陸の人にわかってほしい漁師の想いと行動
・温暖化の主たる犯人_肥料農薬除草剤

髙橋啓一さん(NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会 理事長)

【髙橋啓一さんから】
・玄米が水の中に入れてカビ_越冬しない生命力なし
・13年目の自然栽培米づくり_100農家100ha500枚強の田んぼ4,830俵の収穫
・自然栽培米朝日米のシャリ
・乾飯になった自然栽培米
・カビが生えないと言ったら…
・添加物6,000種類
・安い簡単きれい便利おいしいための添加物
・ミネラル不足_1950年代から1/10
・価格_大きさと色と形と品種と産地
・数字には表されない安心安全と味覚
・5つの関わりからのお米づくり:生産者とJAと全農とユーザーと消費者
・生産者と消費者の接点_歯車_密接に引っ付いてる

【3人の語らい】
・痩せている土は、土づくりに励む
・放置した畑は宝_肥えている土
・雑草の根が土を作ってくれている
・きっときっと元気が取り戻せること
・一食二食くらいの農はベランダでもできる
・地震が多く田畑が少ない台湾での取り組み_ポットでの栽培
・お日さまのあたる窓際でのポット_ミニトマトの美味しさを味わう
・植物に声をかけたらどうでしょうか
・田んぼに一言かけてみませんか
・言葉の力は肥料農薬以上
・できないできないではなく、やらないだけ_やると決心をするだけ
・50日の辛抱
・根が張るまで大きくならない_胃が痛くなるまで待つ
・作物を信じる_目に見えないところが育っていると信じきる
・結論を後で言う日本人の悪い癖
・800年400年同じことが続いているじゃがいも栽培
・種から出るのは根が先か芽が先か
・どんな便利なものでも落ち度あり
・ドイツで超高いじゃがいもの大きさ
・待ちなさい_そのうち必ず出てくる
・イタリアで一番高いお米は何年前のものか_5年前のお米
・自然は越せない
・人が作ったものとそうでないもの
・カロリー表示だけでミネラル表示なし
・消費者が求めない限り作られない農作物
・日本の平均農家稲作1.8ha_アメリカ180ha_オーストラリア2,700ha
・地下水の問題_塩害と枯れ被害
・カロリー表示しかできない理由_野菜栄養価の低下
・日本がお米を作れる理由
・日本の農家98.5%が赤字
・黒字農家_栽培面積5ha_年間所得13万円
・辞めるか_1年辛抱するか_自然栽培に移行するか
・付加価値をしっかりと認めてほしい
・作物の特徴を生かしての栽培
・白菜と大根栽培@ケニア
・コンポストX_腐るのと発酵は違う
・便利にはなるけど幸せにはならないもの
・便利になることと幸せになることの違い
・人に愛されるか_人の役に立つか_人に必要とされるか
・農業所得を上げる_士農工商の農を戻す
・お米を作ると赤字になる現状
・違うサイドからアプローチをしていく
・答えは足元にあった_たんぽぽの観察
・畑に生えているたんぽぽ_道端に生えているたんぽぽ_山に生えているたんぽぽ
・アブラムシだらけのたんぽぽ
・50cm以上の茎がある山のたんぽぽ
・大根はどうやって土に入っていくのか
・時計方向に右回りに回転している大根さま
・2本3本足大根の絡まりと葉っぱの先端の関係性
・飛び方が違う蛾のオスメス
・人参の年輪が端によることと固まってくる土の関係性
・自然の営みを絵に写真に

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(4)グループシェア ・全体シェア / みんなで語らう:自然栽培が拡がる世界で明日からやってみたいこと

トークセッションでのお茶目な3人の感覚とご参加くださった皆さんの感覚を和える時間。

前半の感想や印象に残ったこと、心に響いたこと、明日からやってみたいことなどをグループにて共有していただき、全体シェアタイムにて融合してみました。

【全体シェアの一コマ】
・畑を借りて野菜を作り、具体的に動いているかな
・この先、農業従事者でもない立場でも畑を借りられるのか
・割と積極的
・自給自足を目指したい
・ベランダでプランター自然栽培実践してみよう
・まずは土づくりをしっかりとやってみよう
・園芸店で買ってきた土はどう扱うか
・土そのものがどうなのかの疑問と話し合い
・これから実際に取り組んでみること
・土地の制約_農地と宅地が分かれているのか、限られた間取りで乗り越えられるかの大きなハードル
・観光者として農業を見せていただくこと
・購入先やどういう栽培をされたものかにもっと興味を持つこと
・もう一度ネギを育ててみようかな
・スーパーで自然栽培米があるのか細かく見ていけたらな
・今年は庭で何かを育ててみよう
・少しずつ取り組んでどんどんシェアしていく
・小さな失敗もシェアしていこう
・次の世代に伝えていく_小学生や幼稚部の子ども達との合宿
・健康や食べ物への関心がどんどん高まるように
・根が張るにも時間がかかる_待つことの重要さを実感
・子供のように話を聴けて参考になった
・どういう倫理観で生きていくか
・自然栽培を世の中に
・引き算の美学_侘び寂び_余分なものは減らして世の中を良くしていけたらいいね
・現在流通している農産物の栄養価の低さに驚き
・購入ルートを探したい
・弟子入りをして実践を学びたい
・大根が回って育つことの驚き_知っている人がいる驚き
・土は不思議_土にあった作物があるということ
・人間が用意した農薬や肥料は良い影響を与えないね
・自然にお任せることの良さ
・自然栽培への移行と消費者教育
・収量の違いについて知りたい
・循環を意識して、選択するものを変えていきたい
・有機栽培と自然栽培が大きく違うことを初めて知ったことを伝えていきたい
・スーパーの意見箱_自然栽培をより身近にするために働きかける
・販売ルートの確保も大切
・いよいよコオロギか?!
・それぞれ購入場所を選択
・観察眼を持って、ボーッと歩かない
・たんぽぽをしっかり見る_蛾の飛び方をみる
・消費者としての食の安全
・全てフラクタル構造だということを改めて感じた
・消費者を増やさなければいけない
・同じ見た目の作物でも質が違う
・毎週ファーマーズマーケットへ
・今後は自給自足に移っていきたい_孫の世代に繋げていきたい
・お茶やお米を生産_農業で続けていくことは厳しいので他の仕事と兼業で
・質の違う野菜づくり_自然や人間にどういう影響があるのか届けていきたい
・相談のネットワークづくり
・野菜の栄養価が低下していることが気になる
・野菜くずを肥料とする場合は、干してから
・植物に声をかけてみよう_明日から実践
・お米の腐敗試験結果は衝撃的だった
・大根の育ち方も衝撃的だった
・今日集まったメンバーでのヨコのつながりを大事に!
・家族や友人に今日のイベントについて話してみよう
・空やたんぽぽをボーッと見ないで、観察してみよう
・我慢も粘りも_根を張る活動をする_時間をかける
・消費者側からのアピールもしっかりやっていこう
・自然の恵みから学ぶことの素晴らしさと喜び
・耕作放棄地の方がより良い作物が育つことへの驚き
・土の大切さを改めて学んだ
・土の力に魅せられていることをこれからも継続していきたい
・自然からいろいろなことを学ぶことの素晴らしさを改めて実感
・自然栽培で育てられた作物の生命力のすごさ

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(5)まとめ / 当日質疑応答・ゲストメッセージ・理事長挨拶

作る人も食べる人も関わる人も自然栽培を喜ぶ人を世の中に増やしていきたいとの私たちの想いに寄り添ってくださる皆さんからのお言葉に、自然栽培から生まれる彩りにワクワクしました。

ご縁でつながる自然栽培の流れに親しんでいただくイベントの最後には、ゲストの木村さんと髙橋さんからのメッセージ、そして藤原理事長からのメッセージをお届けしました。

【質疑応答とメッセージの一コマ】
・痩せた土地の再生_大豆と合わせての作付
・大気中の窒素を固定する大豆
・窒素_細胞を活性化する働き
・トマトを植えたら大豆も植える_肥料なし堆肥なし
・トマトの横植え_茎に根が生えやすいトマトの特徴
・50mのハウスに5本
・大豆だけの働きでトマトが8m伸びる
・自然の力は共生
・土づくりに大豆に根粒を利用して
・子豚のうんこ処理と堆肥化
・糞尿とチップを混ぜて堆肥化_3~4年後に利用
・穂が出たときに少しずつ花が咲く
・生産者と消費者が一体となって取り組もう
・質問2~3行_答えはA4 2~3枚
・東南アジアの変化とこれから
・消費者が求めないと
・Fordの取り組み_需要喚起
・自然栽培を役に立てるフィールドづくり
・脱石油社会と環境保全と健康立国
・消費者と生産者をつなぐ仕組み
・日本人の誇り_農業ルネサンス_日本から世界へ発信
・みんなで手を取って進んでいこう
・世界で一番早く朝が来る国_日の出る国
・日本の底力をみんなで出していこう
・まずは食べなければパワーが生まれない
・色々な方をつないでいかないと世の中は動かない
・改革が遅れた分野だったかもしれない農
・理解されないところから始めて少しずつ変わっていく
・時流さえあっていれば必ず進む
・進むときと停滞するときでも続けていくこと
・農業の農が最後に動き出した今
・人口爆発時代の農業との違い
・その土地にふさわしいもので食べられる世の中
・地域地域で経済をまわす時代
・適地適作
・改良重ねて創意工夫して努力すると出てくる
・研究熱心な農家でないと
・意識を持って改善していく
・革新も入れて変えてみよう
・お茶の葉っぱのかたちに剪定
・間違った常識の限界
・それぞれの立場_想いとやり方を擦り合わせてみんなでつくっていく
・逆転の発想と力強いメッセージ
・大風呂敷を拡げて

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(6)グラフィックレコーディング

ご縁のある Innovation Team dotさんより、当日の様子をグラレコ(グラフィックレコーディング)制作していただきました!

【グラレコとは】
イベントや会議などで、議事録を目に見える形で絵やグラフィックを使いリアルタイムに記録する手法

dotさんより

イベントの雰囲気が朗らかとおっしゃってくださった池田さんとゆんさん、ありがとうございました! 当日をとても愉しみにしてくださったお二人のおかげで(事前メッセージ)、私たちの新しいステップの船出に、これからの展開に向けたすてきな記憶と記録を皆さんと共有できるることができました。

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(7)当日ご一緒くださった皆さんからの感想・メッセージ

木村さんや髙橋さんのような先駆者たちが始めた社会全体をみんなでよくしていく自然栽培の輪、今回のプロジェクトを通してご縁でつながる自然栽培ムーブメントとその先への展開に共感の輪を拡げていくことができました。289名の皆さんのおかげです!本当にありがとうございました!

新しいご縁も、再びつながるご縁も、ご縁がご縁をつなぎ、ご参加くだった皆さんそれぞれお持ち帰りいただいた想いの種が日々の暮らしの中で芽吹いていただけたら嬉しいです。ご感想・メッセージをお寄せくださった皆さん、ありがとうございました! 

“進行が素晴らしかった。畑の野菜に話し掛けようと思います”

“日本の農業の基本を学びました。ありがとうございました。新NPO法人の誕生を楽しみにしています”

“明日からも庭の野菜や花に話しかけます。自然栽培の文字を街中で探します。そして味わを確認しながら食べてみます。今年はミニトマト&大豆トライします。やりたいことが盛り沢山です。楽しい気づきをたくさん頂き、ありがとうございました。これからも楽しみにしています”

“今日は楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。木村先生、高橋先生、藤原先生、そして皆様の良い”気”に触れる事が出来、元気が出ました。まずは、ベランダのプランターで自然栽培を始めてみようかと思います。しっかりと話しかけて。また、アイデアも湧いてきました。どうもありがとうございました”

“みなさんにお会いできただけで嬉しい!藤原さんのおっしゃる通り、今こそ農業が注目されて進化する時だと思います。引き続き賢い消費者となり、機会があれば農に関わっていきます。そして木村さんのように笑って笑わせて生きていきます。また、お会いしましょう!ありがとうございました”

“先日は充実した時間をありがとうございました。木村さんは本当にお話し上手で笑いっぱなしでした。でも中身は濃〜い内容で。どんな形ででも自然栽培には一生関わりたいと思います”

“貴重な機会を設けていただきありがとうございました。講師の先生方の生の声をうかがうことでエネルギーを感じることが大切だとおもいました。まさに行って見て会ってですね。日本再生に向けて微力ながらも参加してゆければと思います”

“米にしろ馬鈴薯にしろ、その作物がどのように実を実らせたいのかそこをよく観察して最上の実り方をしようとしている作物そのものになりきって信じて待つ。人間の都合や欲から過剰なものを与えないフライングで結果を得ようとしない。目から鱗、大変示唆に富むお話でした。ありがとうございました”

“木村さんのお話は、10年前に立教大学での講演で拝聴して以来でした。野菜とお話すること、まさに同感です。抗がん剤治療をされることは、ご自身のポリシーと真逆の行為でしょうから、いろいろ悩まれたのだと感じました”

“木村さんの大根が地中に潜っていくお話が印象深かったです。奥会津の限界集落の田んぼでは、いろいろな問題を抱えていますので、生産者の立場でNPO法人「全国自然栽培実行委員会」に参加したいと思います”

“素晴らしい会に参加をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの気づきをいただきました。日本の農と食を変えて行きたい、との思いを新たに致しております。お話を伺いながら心密かに感じていたのですが、木村先生、高橋先生、藤原先生のお手はそろってぴかぴかで、まるで手の甲が光を放っているようでした!”

“今日はどうもありがとうございました! 近くのお店で自然栽培野菜を探しますが、中々見つかりません。自然農(米糠・植物性堆肥使用)はあるのですが。そんなわけで、「スーパーの意見書に無肥料・無農薬の自然栽培の農産物を置いて欲しいと書く」と言う案を私も実践しようと思いました!”

“木村先生のお話に感激。土作りは吉田先生の(発酵)菌ちゃん方式、その上に木村先生の自然栽培なのかなぁと理解しました。今後は自然栽培生産者の作物買支え、将来的には自然栽培で自給自足を目標に”

“神奈川県藤沢市北部で叔父がお米を作っていますが、「アキニシキ」「キヌヒカリ」2年前位から「はるみ」と改良を重ねた遺伝子組換えになっているのか?それと水には農薬の影響が無いのか?(相模川から引いている)以上2点、お米自体の種の品質や、水そのものが農薬等の影響を受けているのか、疑問に思った次第です”

“木村さんの圧倒的な存在感に触れたことが自分の中では画期的な催しとなりました。頭で考えた理屈の言葉のやり取りしか知らなかったと気づきました。これからはいかに純粋性を持っているのか、人間力なんだと感銘を受けました。自分も力を出していきたいと思いました。ありがとうございました”

“あらゆる原子には意識があるといいますが、「野菜に声をかけてください」と木村さんの生の声を聞き腑に落ちました。土に水に空気にすべてに感謝を伝え声かけしながら野菜作りを始めてみようと思いました(稲作もやってみたい)。体験をもとに身近なところからでも伝えていけたらと思っています。ご縁をありがとうございました”

“今回、貴重なお話を拝聴することができましたことを深く感謝しております。オンラインからの参加でしたが会場の明るく活気溢れる雰囲気が伝わってまいりました。自然栽培のお話から食や健康、環境、自然と調和することの大切さなど非常に沢山のことを学ばせて頂きました。このような機会を頂きありがとうございました!”

“木村さんんの底抜けな明るさがとても印象的でした。自然に沿って作物に声をかけながら育ていらっしゃるからでしょうか、木村さんや高橋さんが発する言葉に「確信」を感じました。私は”ずぼら自然農”をやってきましたが、今年は畑でじっくり観察しながら作物に声をかけて育ててみたいと思っています。また岩手にもお手伝いにも行ってみたいと思います”

“木村さんに関する本を読み漁っていましたが、ご本人からパワフルかつユーモアに満ちた言葉を直に受けて、インプットしていたものがより深くなったのと同時に、アウトプットで実践を進めていきたいと思います。また自分本位の思いではなく、土地に寄り添ってその土地に適した作物をつくっていくいう考え方にはハッとさせられ、大きな氣づきとなりました”

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(8)今後の展開について

これからも、前に向かって心ひとつに活動を展開してまいります。

・NSP健康立国対談:自然栽培関係者編
私たちのプロジェクトにご参加・ご支援くださった皆さんには、対談収録にもご一緒いただけるような企画も準備中です。

・私たちのプロジェクト「自然栽培ムーブメントのその先へ」を実践的に継続していくため、新たなNPO法人の設立及び新たな市場開拓としての販売形態などの準備をデジタル・アナログの両輪にて進めています。

私たちのプロジェクトにご参加・ご支援くださった皆さんには、今後もReadyfor経由にてご連絡いたします。

「自然栽培に関わることっておもしろそう!」「自然栽培のまわりってなんだか愉しそう!」と、明るく温かい陽だまりのような自然栽培の雰囲気を一人でも多くの方から味わっていただけるよう、作る人も食べる人も関わる人も自然栽培を喜ぶ人を世の中に増やしていけるよう、ご縁を大切に進めていきます。

今後もご縁ある皆さん、これからご縁いただく皆さんとご一緒できますことを愉しみにしていますので、引き続きご興味・ご関心をお持ちいただけたら嬉しいです。

【イベントレポート最後に】

木村さん、髙橋さん、クラウドファンディングにご参加くださった皆さん、ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。 皆さんお一人おひとりのおかげで、実りあるプロジェクトを実現することができました!

これからもよろしくお願いします!

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