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【読んで聴いて語らって】 第2章 社会危機・環境危機がない社会とはどんな社会なのか / オンライン読書会

一人ではサラッと読むような「まぁまぁそういうことだよね」と違い、1冊の本を介して対話の機会を愉しむ月に一度(だいたい月末)の2時間。

今から17年前に執筆された論文:「新生日本の国家ビジョン『グレイト・コラボレーション= −違いが強さになる国創り−」(NSP理事長・藤原直哉著)を仲間内で毎月1章ずつ取り上げ、読み深めてみることにしました。

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NSP若手メンバーによるオンライン読書会

鬼澤慎人監事と私たち若手メンバーで、世代間交流・次世代へ向けて今自分たちができることを考えながら動いていく取り組みの1つとして、令和2年・2020年12月から毎月1回オンライン読書会をしています。

・ ゆるく対話の大切さを継続していく機会として
・ 日々の暮らしの中での変化に対して、意識や行動につなげていけるような機会として
・ 変化を愉しみリードするような、小さな実践などの共有の場として
・ ディスカッションのように着地点に辿り着くようなものではないですが、お互いの感覚と視点をわかり合いながら、社会とどう向き合うのか考え、問いを生んでみる・表現してみる機会として

読んだ内容は同じでも、受け止め方が似ていることもあれば、違うこともあります。印象に残ったことや引っかかったことなど、さまざまな側面・角度からいろいろ並べていくとその先に見えてくること、何気ない会話の中からも問いや希望を膨らませてみたりすることもあります。

どんな話題が出たのか、どんな雰囲気だったのか毎月の記録メモをnoteでも残していくことにしました。

私たちの記録が、何かのきっかけにつながったら嬉しいです。

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第2章 社会危機・環境危機がない社会とはどんな社会なのか

(1) 無限の安定とは日々の充実のこと
(2) 最後の勝ち組が見る光景
(3) 今、日本人は何を求めているのか
(4) 20世紀の日本は既に「成功」を達成し終わっている
(5)「成功」の定義が変わるとき

01第2章 社会危機・..._wordcloud

第2章 社会危機・環境危機がない社会とはどんな社会なのか ワードクラウド(AIテキストマイニング)

02第2章 社会危機・..._wordcloud (1)

読んでみて、感じたことや気になったことなどを共有。

どうしたら安心できるか/これからどうなるか気になる

・いろいろなことが考えられるよね
・言葉は反対語から考えてみるとおもしろい
・安心の反対は不安、不安なことは何かな
・不安が消えたら安心できるのか
・不満足が消えれば満足になるわけじゃない
・不満足が消えると不満足ではないという状態
・不満足から満足にいくにはどうなるのかな
・不安じゃないという状態から安心できる状態ってなにが変わるとそうなる?
・不安という気持ちって何なだろう/不安ってなに?
・何が起きるかわからないから不安なのか/たのしみなのか
・年金もらえるかどうかの不安/年金もらえると思っていたんだぁ
・不安になっていることが自分の感情からくるものなのか
・不安になっていることが自分の知識や情報からくるものなのか
・頑張っても報われない不安/頑張っていたら報われる期待値
・社会の根底に増えつつあるもの
・安心できる環境って?
・住むところ、食べること、誰も困らない
・お金にしばられている世の中/お金にしばられることなく生きていける世の中
・安心って人それぞれ/成功の定義も人それぞれ
・自分を見つめ直す/自分と向き合う
・自分が何を求めてどうやって生きていくのか
・やりたいことをやっているときの安心感/お金よりは人
・不安を考えると未来と過去
・物理的なものと精神的なものの分かれ道
・社会全体で助け合える仕組み
・不安と心配の違いって何?
・不安は未知のもの、漠然としたもの、目に見えないもの
・目に見えて、かたちがあって、完全に起こりうる身近な問題などが心配
・衣食住ちゃんと満たされるかどうか
・自己実現ややりたいことを考える余裕
・頑張っても頑張ってもやっと安定するかどうか
・マズローの欲求階層:生存欲求、安全欲求が脅かされると前向きは難しい
・経済が強い人をのばして、政治は弱者を救う
・いい社会、人と人とのつながり、共同体での助け合い
・お金のために働かなければならない人
・仕事がしたい人だけ働ければいいのかな(社会全体として)
・やってもらったら、やってもらうのが当たり前なってしまうのは...
・自分を見つめ直すことがこれからは一番大事じゃないのかな
・生活ができない人、本当に支援が必要な人、どうするか
・与えるだけではなく、どうお手伝いできるのか
・教育が生んできた意識の問題としか言いようがない話
・どうやったらもっとお互いが支え合う、助け合う、やっていいこと悪いこと、精神論で叫んでいてもしょうがない
・共生ということ
・体現しながら広めていくこと
・人間の心がいつざわめきだすか、命の危険を感じること
・心の邪悪、孤独や無関心や生存本能
・人から関心を持たれないことの不安と恐怖
・目に見えない恐怖、孤独
・赤ちゃんから御老人まで共通していること
・答えは出なくても「そうですよね」のことば
・上から目線、決め付けで言わない
・存在を認める、安心感の要素あり

成功の定義

・会社がなぜ迷走し始めたか
・“日本国株式会社”の大きなビジョン:貧しさから抜けて豊かになろう(昭和30年代〜50年代)
・変化の中で生きてきた社会人
・そもそも成功体験がない社会人
・物質的に豊かになるかのゴール
・目指す明確な山があった時代とそれぞれの山をデザインする時代
・どういう山が登りたくなるのかと成功の定義
・成功の定義が1つの昭和おじさん
・野球試合と人生100年、大事な7回・8回・9回
・2回の裏、6回裏よりもその後の大事さ
・決して一人では試合はできない
・敬老が使えない時代、老害か...
・若い人には、「君もいつかいく道だから」と
・高齢化率日本一、高知県
・若手リーダーシップ研修@老人クラブ連合会
・言うことを聴いてくれない80代の先輩にどう対応したら良いか(60代若手からの質問)
・生涯どうやって生きていったらいいのかを教育の中に
・人生ってもっと長いんだよ
・いろいろな不一致が起きている今
・相手との関係性や知恵が生まれてくる対話
・なんて読む? 聴す(聴くことの大切さ、聴くことの難しさ)
・考え方の違い、価値観の違いをゆるす聴くこと
・ワインが半分入っているこのボトル(客観的事実)、多いと思いますか?少ないと思いますか?
・昭和のおじさんの対立と分断の起きやすさ(正解が1つの教育)
・40歳定年@本田技研、若手に対して問いかける役目
・ワイガヤの基本、本質を問いかける
・個性的な面白い大人たち

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今回のオンライン読書会感想

・前回の後に目標つくってやってみて、今回も続けようと
・1ヶ月物事が進んだ気がする
・不安とか心配事とか書き出してみて考えてみると良し
・自分でどうにかなるものと、どうにもならないものをはっきりとさせる
・どうにもならないことをいつまで考えていてもしょうがない
・物事を動かそうと思うとき、いいところの一部から動かして、「こっちだよ」を見せていく(なぜなら、みんなそれぞれの事情があるから)
・動かない人を否定しないリーダー
・説得でなくて共感する気持ち、聴くこと
・待つ勇気と覚悟があるリーダー(急ではなく早め早めに出していけるか)
・意識は高くないけれど心がけていること、自己内対話
・言葉にすることによってわかり始めること
・何となく考えずに意識して考えると少しずつ変わってくるかな
・視点の背景が聴けるおもしろさ
・一人ではサラッと読む「まぁまぁそういうことだよね」との違い
・いろいろな見方があること、社会の1つの課題として「じゃあどうしよっか、どう取り組もうか」感じながらも実践していけるように意識をもって


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