通販で使われる心理学まとめ
通販番組には商品を買いたくなる手法がたくさん含まれています。
中には通販以外でも応用されているものもあるので、この記事を読んで買い物上手になりましょう(知っている方も復習になれば幸いです)!
ドアインザフェイス
これは、相手が受け入れがたい条件を提示し、値引きすることで安く見せるテクニックです。
たとえばりんごを1.000円と表示します。明らかに高いですが、交渉の後に500円といわれると安く感じますね。通販ではよく「番組終了30分以内にお電話いただいた方限定で1万円引き」という形で使われています(公式サイトでは常に30分以内の価格で販売されていることも)。
ちなみに、あまりにも高すぎる値段を提示すると、反感をかってしまいます。たとえばりんごが10万円といわれると、さすがにあやしいですね…。これは「ブーメラン効果」といわれます。
選択肢を限定する
家電量販店に行くと、選びきれないほど多くの商品があります。すると「選択疲れ」により、かえって売り上げが伸びなくなります。
アメリカの実験で、ジャム売り場の一方が6種類、もう一方が24種類で販売したところ、6種類は訪れた人の30%が購入し、24種類は3%しか購入しなかった。
ところが、通販では1つしか商品を紹介しません。他の選択肢を遮断するのです。さらに、30分以内に電話するように誘導することで、比較する前に購入につなげます。
保有効果
これは、何かを手に入れたとき、保有していないときよりも、その物の価値を高く評価する傾向があることをいいます。
たとえばタンスに眠った着ない服でも、自分の物なので高く評価し、捨てられなくなります。
通販では30日間無料お試しサービスなどです。一度購入すると保有効果がはたらき、手放しにくくなります(他には返品の手間なども影響しているといわれています)。
他にもまだまだありますが、今回は代表的なテクニックを紹介しました。もし通販を利用される際は思い出してください。
本サイトは著者の考察であり、一説にすぎません。
余談ですが毎日投稿をやめます。理由は情報が整理できないからです。
いままでは、毎日更新するために本を読みながら記事を書きました。ですが、自分でも理解しきれていないものを書いても、めちゃくちゃな文章になるので、きちんと頭で整理してから書きます。
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