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身体の形って変わるもの: 2ヶ月の筋トレ・ストレッチの効果

体重じゃなくて体型が重要。
同じ体重でも、引き締まっていると印象が違う。

そんな話は何度も聞いたことがあったけど、最近まで、今ひとつ信用していなかった。というより、その「体型」というやつは生まれつきのもので、努力しても大して変わらないと思っていた。いまいちな体型をカバーするために痩せよう、という考えだった。

そういえば、綿矢りさの『蹴りたい背中』で、人気モデルが「次はカモシカみたいな脚にしようかな」というようなことを口走る場面があった。
そんな、自分の身体を好きにデザインすることができるのだろうか、専属トレーナーを雇ったりすれば可能なのかもしれない、などと思った。

でも、そこまでしなくても、身体の形は変わるらしい。
ここ2ヶ月ほど、次の2つを続けていたら、周りから指摘されるくらい脚が引き締まった。

(1)骨盤の歪みを解消するストレッチ
(2)脚の裏側を強化する筋トレとヨガポーズ

(1)は、インスタグラムで見つけた投稿を参考にした。

「大転子」という、脚の付け根の骨を引っ込めるためのストレッチなのだが、私はまさにその骨が出っ張っているのが気になっていた。出産したことと関係があると思う。ヨガで骨盤を引き締めるポーズなどは継続的に行なっているが、あまり変化はなかった。
でも、このストレッチは即効性があった。毎日朝晩に実践して、2週間ほどした頃、鏡を見て気づいた。腰の輪郭が四角から丸になっている。
その後も継続し、2ヶ月ほど経った。以前は触って確かめられた大転子は、もうどこにもない。
腰回りがきつかったジーンズが、するりと履けるようになった。

(2)は、時間の勝利のようなところもある。
外出を控えていたり、一時帰国中は仕事を休んでいたりして、時間的余裕があった。その時間を、主に映画と読書に費やしつつ、「ながら筋トレ」をした。
おなかから下の引き締めと体幹強化に効果的な、ヨガの「猫のバランスポーズ」。これを毎日のヨガの時間に行うとともに、「ながら」仕様にアレンジした。

読書するときは、椅子(腰に負担のかからない高さのもの)に肘をつき、腰から下だけ上記のポーズをとった。下半身だけならそれほど辛くないので、足を入れ替えながら、いつまでも続けられる。

映画を見るときはもっと身体が自由になるので、(1)のストレッチをじっくり行なったり、開脚をしたり、太ももの裏側を使うヨガポーズをとったりしていた。
子供と遊んでいる時も、可能ならストレッチか筋トレをした。

ワークアウトだけに集中した方が、効果が増すとは思う。でも、1日24時間をどう使うか考えると、ほかの時間を削りたくなかった。

以上を2ヶ月続けた結果、ウエストと脚が細くなった。
特に、太ももが見違えた。半ば諦めていた“もたつき”がなくなった。それだけで、全体的に重心が上がったように見えるから不思議。
ちなみに、体重は1Kgほどしか減っていない。

これからも、効かせたいところを意識した筋トレを継続するつもり。

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