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2024年の日記5(1/17-1/19)

1/17
いづみさんと車でつくば市へ。
コロナ禍以降、つくば市の美容室で髪を切っていて、昨年9月ぶりの予約。

予約までのあいだ、巨大なショッピングモールの中にある大きな書店に行くのが我が家のルーティン。筑波大学がある関係なのか、なかなか満足のいく品揃えなので、毎回訪れるのを楽しみにしている。
ジェニー・オデルの「何もしない」の文庫版と、岡崎乾二郎さんの「感覚のエデン」を購入。

coxでお茶もする。この時間も、つくばで髪を切るときのルーティン。
建築が本当に変わっていて、他に似たような空間が思い浮かばないくらい、ユニークなお店で居るだけで刺激をもらえる。近所にこんなお店があったら間違いなく通うだろうなと思うほど素敵なお店なのだ。
カフェオレを飲みながら、買ったばかりの本をパラパラめくる。至福。

無事にカットも済ませ、帰路の途中、土浦市で回転寿司を食べて帰宅。


1/18
作品や仕事関係で、各所から連絡がくる一日。
嬉しい知らせに加えて、意外な話も舞い込む。
それに付随して住んでいる家の問題も発生し、いづみさんと家族会議する。

昨年末に買った石井ゆかりさんの「3年の星占い 獅子座 2024-2026」を再読しながら、今後3年間で一体自分がどう暮らし、働いていきたいかを、もう一度イメージして、頭のなかでデザインしてみる。

この本を読んで気づいたことだけど、3年という時間の長さ(約1,000日)が、先々を考える上で、自分が思考できるスケール感にぴったりハマる。
きっと1、2年だと短いし、4、5年は長すぎる。
「石の上にも三年」という諺があるように、3年間は何かを為すためのわかりやすい尺度なのかもしれない。

自分は昔から占い自体に興味があるけれど、なかでも石井ゆかりさんの書く文章が特に好きで、一人の書き手として、密かにとても尊敬している。


1/19
昨日に引き続き、各所から連絡あり。
いづみさんにも驚くような突然の連絡が舞い込む。
一体、我が家に何が起きたのだろうか。

昨日相談のあった仕事の依頼の一つで、新作を制作してほしいという内容があったのだが、発表時期は半年後、しかも海外でという話だったので、その条件では自分には出来ないとお伝えする。二十代、三十代の自分だったら、多分やってただろうなという案件で、全く無理な話ではない。
でも、今の自分の作品の作り方として、そうした無理はしないと決めているので、はっきり出来ないと伝えることができて良かった。
出来ないことを、出来ないと判断することも、成長なのかもしれない。

夜、いづみさんの具合が悪くなり、風邪薬を薬局に買いに行く。
夕飯はピエンロー鍋。

作品制作のための取材をはじめ、アーティストとしての活動費に使わせていただきます。