終わるの、嫌だなぁ。
先日、息子の夏休みは終わりを迎えた。
中学3年になると宿題量も多く、特性的にもスケジュール管理を含めてこの夏はややハードになるぞと感じていた夏休み初日。
色んな忙しいことは重なるもので、息子は中3なので隙間を縫って進学予定先の候補の見学も。
諸々の提出期限などはいつも以上に見やすく共有、途中の声掛けを心がけたところ、息子が期限をかなり意識して行動し、その結果、夏休みの宿題はかなりの余裕を持って終えられていることに気づいた。
正直なところ、最終週には夜遅くまで宿題付き合わないと間に合わないんじゃないか、と自分の体力もほんのすこし心配していたので、なんだか拍子抜けしたとともに、息子の中での「出来るスキル」がまた一つ増えたことに感動していた。
この夏意識したことは、
私からの一直線の指示ではなく、息子の様子を確認し、息子からの返事を待って、その返事を聞いて作戦を練る、というような良いループが出来た。
さらに、私の変化もあった。息子の良いところにセンサーがいくようになり、「え!こんな良いところあるやん、子育て正解やん」と自分の子育てを少し認められてきた。
そんな25日間の夏休み。
終わる前日の息子の一言は、
「明日行くの嫌だなぁ」
昔だったら「みんなも同じだよ」とか「仕方ないやん」というちょっと否定的な返しが出てきていたところ、今回は「そうやんなぁ」だった。
そりゃこんだけ色々夏休みも頑張って、課題に取り組み、自分の気持ちの変化にも向き合った。もちろん遊びも自分のバロメーターを見つつ楽しんだ。そんなぎゅっと詰まった日々のあとの「通常」は嫌だろう。
息子だって嫌だから明日絶対行かないとは思っていない。嫌だなぁという気持ちを出したいだけ。それがすんなりと私の中で受け入れられた。
頑張った時間があるからこそ、終わるのが嫌だ。
そんな夏もある。
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