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市長も登壇!山口県宇部市✕バーチャル美少女ねむ「地方×メタバースの可能性」開催レポート

3月21日(火・祝)に、「メタバース上の原住民はどのように生活しているのか 〜地方×メタバースの可能性〜」というイベントを企画・運営させていただきました!にっし(@nsd244)です。

今回のイベントは、メタバースプラットフォーム「cluster」と山口県宇部市の起業・創業支援施設である「うべスタートアップ」、そしてYouTube Live上で実施し、200人以上の参加者にご来場いただきました。

約半年前からVRの世界に没入しバーチャルの住人になっている私個人としては、今回のイベントを通して地方×メタバースというテーマで少しでも多くの方にメタバースのことを布教することができとても嬉しく思います。

また、今回のイベントでは山口県宇部市でのメタバース活用について様々なアイデアが出てきました。宇部市のコンテンツとメタバースの組み合わせは非常に相性が良い、ということも語られていました。今回のイベントだけで終わらせるのではなく、それをどう今後に繋げていくか?どう実施していくか?それを考えていければと思いこのnoteを書いています。
※山口県宇部市の意向とは直接関係ありません。

※イベントのアーカイブ配信はバーチャル美少女ねむ氏のYouTubeチャンネル「ねむちゃんねる」及び宇部市公式YouTubeチャンネルで無償公開していますので、ぜひご覧ください。(内容は同様です。)

イベント概要

イベントバナー
配布用A4チラシ

メタバースの世界からメタバース原住民の生活を覗いてみませんか?
メタバース上には、実際にそこの空間で暮らしている「メタバース原住民」と呼ばれる方々がいます。その様子が全く想像つかないと思われる方も多いのではないでしょうか。

本イベントでは、メタバース文化エバンジェリストとして活動されているバーチャル美少女ねむ氏にご登壇いただき、「メタバース原住民」の文化や地方におけるメタバースの可能性についてご講演いただきます。

※オフライン会場であるうべスタートアップでは、会場に準備してあるVRゴーグル(5台)にて、メタバース空間をご体験いただけます。(時間交代制)

【講師】バーチャル美少女ねむ氏
メタバース原住民にしてメタバース文化エバンジェリスト。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber(バーチャルYouTuber)。2023年には『メタバース進化論』で「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門"大賞"を受賞し、VTuber初の大賞作家となった。

【日時】
2023年3月21日(火・祝日)19:00~20:30(18:00開場)

【場所】
メタバース開催(メタバースプラットフォーム「cluster」& Youtube Live、うべスタートアップ)

【主催】宇部市
【企画】株式会社ShareBrowse
【カメラ撮影協力】ドコカノうさぎ

山口県宇部市✕バーチャル美少女ねむ メタバースイベント「メタバース上の原住民はどのように生活しているのか 〜地方×メタバースの可能性〜」
イベントチャプター(YouTubeチャンネル「ねむちゃんねる」より引用)

宇部市長 篠﨑圭二氏✕バーチャル美少女ねむ氏対談

オープニングセッションで、宇部市長である篠﨑圭二氏とバーチャル美少女ねむ氏が直接対談を行い、宇部市のメタバース活用などについて熱心に語られました。

市長は、行政相談などの市民サービスの向上宇部市の交流人口(=その地域に訪れる人々のこと)の増加メタバースを活用していきたい、とお話をされていました。

市民サービスの向上についてのお話では、「メタバースで市長と話をするイベント」という切り口が行われており、VRゴーグルをかぶらなくてもできるサービス等の活用などの提案が行われていました。

山口県宇部市は「エヴァ」庵野監督の出身地!

宇部市で過去に実施した「エヴァ」イベントの紹介をはじめ、メタバース内での「エヴァ」イベントの事例紹介と広告効果についての話などが行われました。

ねむ氏:ネット広告はクリック率は数%にも満たないことも多いのに対し、メタバース広告であれば、多くの人が見上げて写真を撮っている(認知拡大効果が高い)ので、コンテンツが充実している宇部市では有効な施策ではないか。

山口県宇部市は彫刻のまちとして有名!

宇部市内の高校生より、彫刻をメタバース化したい!との声が上がっているとのこと。実際にやっていきたいと考えている内容について宇部市長から語られました。

宇部市長:子供達世代に、新しい感性を埋めたい。彫刻を作って、メタバース上で色々な人に見てもらう。それが、彫刻のまちとして、新しい可能性のあるメタバースではないか。

ねむ氏:彫刻は3Dモデリング。メタバースは自由な大きさで表現できる空間。リアルとメタバースの良さが両方活かせる。とても可能性がありそう。

宇部市長:彫刻の魅力は「形」と「触れる」こと。メタバースで興味を持った人がリアルで彫刻を触りたくなったら、宇部市にきてもらうことができるようにしたい。

セッション終盤には、

宇部市長:日本初かもしれないが、メタバース上のふるさと大使になってみるのはどうか?

との発言もあり、非常に盛り上がったセッションになりました。

宇部市長×バーチャル美少女ねむ氏がメタバース上で直接対談! @ cluster
宇部市長×バーチャル美少女ねむ氏がメタバース上で直接対談! @ cluster
宇部市長×バーチャル美少女ねむ氏がメタバース上で直接対談! @ うべスタートアップ
宇部市長×バーチャル美少女ねむ氏がメタバース上で直接対談! @ うべスタートアップ

メタバースと地方経済の可能性

バーチャル雪まつりなどの事例を紹介いただきながら、地方創生の可能性を語っていただきました。

ねむ氏:現実にある空間をわざわざメタバースで作る理由、それは、人間の脳の錯覚を利用して、現実にはあり得ない感動を作ることができることがポイント。メタバースを活用することで、都市をより個性的にすることができる。そして、従来のWeb広告などよりも圧倒的にCVR(=コンバージョン率)が高い体験を作ることができるメタバース内の広告は、インターネットに大きな革命を与えていくと考えている。

ねむ氏:メタバース空間を作ることのメリットは、現地に行かないと会えないはずの人にその場で会うことができる点。人と人とが繋がれることがメタバースの魅力で、地方のイベントの魅力をとても伝えやすい。

実際に、バーチャル雪まつりで興味を持って札幌に行った人もいる。メタバース空間内で実際に行って体験できることは、単にWebページを閲覧することとは全く異なる魅力を持っている。だから、メタバースと地方創生は非常に相性が良いと考えている。

参加者の声

togetterでまとめました(イベント前ツイートも含む)。

まとめ&今後の展開構想

市長にもご登壇いただき、地方×メタバースのテーマで非常に学びになる素敵なイベントとなりました。

イベント後にねむ氏のnoteで記述された文章が、このイベントのまとめとして非常に適切であると感じたので、引用させていただきます。

メタバースの本質は、デジタルでありながらも人と人とがリアルな触れ合いができる世界であるということだと思います。市長さんも非常に感覚が若く、宇部市のみなさんの「本気」を感じました。単なる箱モノとしてのメタバース活用ではなく、時空を超えた現地の人々との関わりを通して地方の良さを伝えること。現実ではできないコンテンツ表現によって、地方の魅力をメタバースを通して世界に発信すること。

私は、今後も地元である宇部市とメタバースの世界を繋げていくべく、構想を練っていきたいと考えてます。(特にねむ氏のメタバースふるさと大使就任はぜひ実現したいところ。)

今回のイベントで満足して終わらないよう、引き続き活動を続けてまいりますので、どうぞ応援の程よろしくお願いいたします。(お仕事のご相談やご依頼はTwitterのDMまでお願いいたします。)

最後に、ご登壇いただいたねむ氏及び、撮影協力していただいたドコカノうさぎ氏、そして宇部市及び関係各所の皆様、イベント実施にご協力いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

イベントレポート

本イベントのイベント記事を、登壇いただいたねむ氏及び参加者の方に書いていただきました。ありがとうございます。

2023.04.03追記:プレスリリース公開

PRTimesでプレスリリースを発行しました。

メディア掲載

イベント前及び直後には、山口新聞及び山口新聞電子版に掲載いただきました。

山口新聞「仮想空間の原住民の生活紹介」
(2023年3月19日発行分)
山口新聞「メタバースで地方創生 宇部で『バーチャル美少女ねむ』さん講演」
(2023年3月23日発行分)
山口新聞電子版「メタバースで地方創生 宇部で『バーチャル美少女ねむ』さん講演」
(2023年3月23日発行分)

また、プレスリリース配信後は、複数メディアに掲載いただきました。¥

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