Gyoku-A

肺腺がん ステージ4 余命半年という宣告を生き抜いています。面倒くさい「がん患者」が、…

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肺腺がん ステージ4 余命半年という宣告を生き抜いています。面倒くさい「がん患者」が、どうやったら面倒くさくない人生を生きることができるのか?その葛藤を綴ります。元気でいるうちに、がん患者のインサイトを表現していきたいと思います。

最近の記事

引っ越します

Noteで色々と記載してましたが、ブログで続けてみることにしました!

    • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が存在している”いま”の環境2)

      前回は、「ステ4患者」自身に生じる変化をキョリ感「Z」の存在をビジブルにすることで、一般化を試みることにした。しかしながら、環境というのは自身だけではなく他者の存在で成立していることは周知のことかと思う。 そこで、次に「ステ4患者」が存在してしまった時に起こる、他者(周囲)への影響について、考えて見ることとする。 ステ4患者が「いる」環境:他者キョリ感「Z」が存在しており、その存在に気付かない本人及びその環境において、以前とは異なる「何か」を意識するようになる。表面的には「

      • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が存在している”いま”の環境1)

        ステ4患者が「いる」環境:キョリ感がん告知を受けた日を分岐点として、新たな人生の路を歩むこととなった。人生を「自分自身とその時を同じくして生きている人々とそこから生まれている環境」と定義した場合、がん告知による分岐点で変化のトリガーとなったのは、間違いなくステ4患者になったことである。 <がん告知と余命宣告を転機とした『キョリ感』の変化> 自分がステ4患者だと認識する直前までに歩んできた人生における、本人以外(外的環境)との精神的距離は、2つの視点で考えることが必要である

        • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が感じる死)

          死を自分なりに理解するということ「生」や「死」に関する研究や書物は数多く存在している。形而上学的な立場で論じる場合、例えば、その先にある世界を考えながら、その時が来るまでの間に備えておくべき事柄を実行するという具体的な行動を、自分自身で理解することが出来る。例えば、悪行を重ねている人間は「地獄」行となり、善行を惜しみなく行い、人に尽くし、また一方でこの世に普遍的に存在する事柄について、議論を続けて自己研磨に勤しむことで「天国」行となるのである。「天国」に行きたければ、身体に宿

        引っ越します

        • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が存在している”いま”の環境2)

        • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が存在している”いま”の環境1)

        • 現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者が感じる死)

          現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者を知る)

          ステージ4の肺がん患者の心情STP   (Segmentation & Targeting & Positioning)テレビのドラマや映画などに登場する「一般的ながん患者」は、化学療法を行っていて、激しい副作用に耐えながら、がんと闘っている様子で表現されることが多い。確かに、そのような人たちもいる。しかし、一見「健常者」と変わらないようみ見える「がん患者」も存在している。「ステージ4」のがん患者(以後、ステ4患者)の場合は、既に転移している状態である。また、「ステージ4」で

          現役世代で「ステージ4」の肺がん患者になってみたら、解脱しないと辛くなる(患者を知る)