犬は家族であり、子供のような存在です

わが家の愛犬マギーは、今年７歳になりますが、いつまでも子供のような存在で、毎日元気に過ごしてくれています。
病気も少なく、健康で毎日走りまわってくれていることが一番でしょうか。
自宅から比較的近いところに動物病院がありましたから、そこで狂犬病の予防注射やフィラリアの予防薬をもらい、さらに８種混合ワクチンの注射をしてもらっていました。

マギーは、子犬の時代からアレルギーがあり、皮膚が弱いところがありました。
獣医師にアレルギーの相談をしても専門的な知識がないのか、部屋を涼しくするように言われるだけで、都度、薬を出してもらいましたが、効くことはありませんでした。
それでも子犬のときから、３年ほど通っていたでしょうか。
これ以上、この病院で相談しても仕方がないと別な病院を探すことにしました。

この地でも動物病院はたくさんありますが、さて、どこの動物病院へ連れていくかが問題です。
動物病院のホームページを閲覧し、その病院の取り組みや獣医師の治療方針を調べていきました。
私は自分の病気で病院を探すときも、可能な限り詳細に検討します。
病院を頻繁に変えることが嫌なタイプだからです。
探している動物病院の中でアレルギーの治療が可能な動物病院がみつかりましたので、電話をしてみると院長の獣医師が直接でてこられて話をすることができました。
自宅からすこし離れているのですが、この獣医師にお願いすることにしました。

マギーを病院へ連れていって診察してもらいましたが、案の定、アレルギーを発症しており、ひどくはなかったのですが、マギーをみている私たち夫婦のほうが心配になっている状況でした。
この先生は、ドックフードを変えることを勧めてくれました。
ドックフードを変えてもすぐに効果がでるわけではありません。
時間がかかりました。
結果的には、２年弱ほどかかったでしょうか。
マギーのアレルギー症状は、完全に治りました。
人間の病気でも同じだと思いますが、医師が多くのことを学ばなければ、治療方針や方法はみつからないのではないでしょうか。

ドックフードは、以前食べていたものより高くなりますが、それでもアマゾンなどで手ごろな価格で購入できます。
もちろん、マギーは、現在もこのドックフードを食べています。
治療の途中で脂漏症を発症しましたが、医師の適切な診断と治療（投薬）で１週間ほどで完治しました。
その際、アレルギー専用のシャンプーを紹介してもらい、治療をはじめてから３か月ほど、毎週、医師に言われたとおりにシャンプーをしていました。
今でも、継続してこのシャンプーを使っています。

動物病院で支払う費用は、当初利用していた病院より高くなりましたが、年中無休で対応してもらえることや複数の医師がいますので、常に的確な診断と治療をおこなってもらえます。
マギーが、一度、首を痛がって診察してもらいましたが、はじめは痛み止めの投薬で様子をみましょう、といってくれて、さらに悪くなるようであればレントゲンを撮りましょう、ということになりました。
レントゲンは費用が高くなりますから、もう少し様子をみてからでよいでしょう、との判断でしたが、その後、マギーの首の痛みがでることはありませんでした。
わが家の家族なのですから、少しくらい高い費用がかかってもマギーの健康には代えられませんが、的確な診断と治療をしてもらえるので助かっています。
人間の生活と同じですが、けがや手術のための保険にも加入しています。
命において私たちとマギーは同じだ、と考えているからです。
マギーも私たちの大切な家族の一員なのです。。。

犬との生活は、不思議な感覚が育ってくるものです。
マギーは、言葉を話すわけではないのですが、目とボディーランゲージによって、私たちに自分のしたいことを伝えてきます。
犬は喜怒哀楽がはっきりしており、楽しいときにはうれしさの表情があり、さらに動きが軽やかになります。
反対に、怒られるとしょんぼりとしていますが、それぞれの姿をみていると、犬が人間との間に深いつながりをもつことができる生き物なのだと知ることができます。

毎日、同じように遊んだり、散歩したりしているだけですが、それでもマギーとの生活は、ゆかいで、おもしろく、そして楽しい日々をつくってもらっています。
私たち夫婦や子供たちは、マギーのおかけで家族としての絆をしっかりと築けているようです。