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危険もあるが、やさしかった亡き友と田んぼを楽しむ

田んぼの散策は、いろいろな生き物たちとの出会いがある楽しい場所だ。
だが、危険もある。
先日、田んぼを歩いているときにまむしと出会った。
農道を歩いていたときだったが、道の脇にいたようで、まむしのほうから逃げてくれたからよかった。
まむしも保護色なので枯草などのなかにいると簡単に見分けがつかない。

私は、この時期長ぐつを履いて田んぼを歩くようにしている。
当然、長ズボンだ。
先日までは、草むらを叩く棒を持参していなかったが、次回から持って歩くことになる。
私は、元来怖がりな人間なので草が深い場所へは入らいないが、この日、まむしをみてしまったので草丈が少し高いところも避けた。
一度まむしをみてしまうと、かなり慎重になる。

この地の田んぼは、農家の方たちが頻繁に畔などの雑草を刈っている。
そのおかげで安心して歩けるのだが、それでも田んぼはへびが隠れるには都合がよい場所ばかりだ。
次回からは棒をもっていき畔にはいるときに警戒の意味で棒で叩いて安全を確認しながら歩くだろう。
このようなことは、小学生時代にいっしょに遊んだ友に教えてもらった。

身近にある田んぼだが、自分の身は自分で守るすべをもっておくこと、さらに危険を察知する感覚が必要だが、それは小学生時代の遊びなかで体得させてもらった。
田んぼを歩くことは楽しいことがたくさんあるのだが、常に危険もあり、油断すればけがをすることになる。
この時期、犬と田んぼを散歩することはない。
犬はへびでも勇敢にむかっていくからだ。
そして、多くの犬はへびにかまれる。
YouTubeでまむしにかまれた犬たちをみると、鼻を出すからまむしは犬の鼻を狙う、そして鼻が腫れて痛々しそうだ。
とてもかわいそうでみておれない。
田んぼなど可能な限りへびがいそうな場所に近づけないのが一番だ。
私は、散歩道にある植栽でも気になる。。。

私は、また自宅でもへびには注意をはらっている。
この地では、田んぼいるへびが側溝を通して民家にはいってくる。
散歩のとき、庭木を這い上がるへびを何度もみている。
わが家でもへびに侵入されたことはあるし、昨年、久しぶりに勝手口付近でみたが、すぐに隣家に逃げられた。
間違いなくへびは侵入してくる。
そのため庭木の剪定や芝刈りは頻繁にやっている。
へびが隠れそうな場所には忌避剤をまいている。
少しでもへびの侵入に対するリスクを軽減させる努力をする。
それでも庭などを歩くとき、夏場は毎日注意を払っている。
どこにいるかわからないからだ。
生き物たちというのは、だいたい人が考えていないところに出没するものだ。

夏のあぜ道や農道を短パンでランニングしている人たちがいるのだが、私には理解できない光景だ。
万が一だが、へびを踏んでしまうリスクがあるからだ。
私は、まむし(毒へび)が怖い。
楽しさの裏側に怖さがあるからこそ、自分で対応できる範囲で慎重に田んぼの散策を楽しんでいる。
常に無理をしないで生き物たちとの出会いを楽しむ。

むかしは、家の窓を開けて寝ていたし、作りが今のようにしっかりとしていなかったので、へびやむかでなどが部屋に侵入してきていたが、わが家では猫を飼っていたので、ずいぶん猫たちに助けてもらった。
犬と違い、へびの攻撃から逃れる運動神経をもっており、頭を狙った攻撃でへびをダウンさせる。
私は、猫たちを尊敬している。
困るのは、勝ち誇ったように外からへびをもって帰宅することだった。
しかも、大きなまむしだったりした。
死んだへびを弔ってあげるのは、いつも私だ。
死んでいてもまむしは怖い。。。
先日、田んぼでの出会いのように、へびたちには逃げていただくのがベストだ。

危ないことをうまく避けることができるのは、小学生時代の訓練のたまものであり、こうして今も身近な自然を楽しむことができるのは、いろいろなことを教えてくれた友のおかげだ。
へびをみたとき、友と遊んだ光景が脳裏に浮かんだ。
今は亡きやさしかった友に感謝しかない。
私は、友の分まで田んぼで遊んでいるようだ。。。



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