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冬の乾燥対策完全ガイド:原因と5つの室内対策

冬が近づきより空気の乾燥が気になる季節になりましたね。朝起きたときに喉が渇いていたり、肌が敏感になっていると感じることはありませんか?それは、お部屋が非常に乾燥している可能性があり、部屋の加湿が必要です。今日は、秋冬の乾燥した空気に対する対策方法についてご説明します。

秋冬に乾燥する原因


それは、空気の性質が起因です。

空気中には水分が含まれていますが、気温によってその水分量は変動します。温かい空気は多くの水分を含み、寒冷な空気では水分が少量だとされています。そのため、寒いと空気が乾燥しやすくなります。

さらに、日本の冬は地形による影響も大きいです。
冬季になると、西部は高気圧、東部は低気圧となる「西高東低」の気圧配置が一般的です。これは冬型気圧配置として知られ、シベリアから冷たい空気が日本に流れ込みます。

この冷たい空気は海を横断する際に湿気を帯びますが、日本海側に到達すると雪に変わり、その後山を越えて太平洋側に移動すると水分を失い、空気が乾燥してしまいます。

また、室内での暖房器具の使用も空気の乾燥を促進します。
室温が上昇すると、空気中に含まれる水分の最大容量も増えますが、その最大容量が増えたとしても、水分が補充されない限り、実際の水分量は変わりません。
つまり、ただ、空気を温めるだけではお部屋の乾燥は防ぐことはできないということです。

空気の乾燥によって引き起こされるリスク5つ

室内の乾燥が引き起こすリスクについて、5つご紹介いたします。

風邪を引きやすくなる

口や鼻の粘膜が乾燥すると、身体の防御機能が低下し、ウイルスの活動が活発化します。また、湿度が40%以下になると、ウイルスが空気中を浮遊しやすくなり、風邪を引きやすくなります。

脱水症状を引き起こしやすくなる

乾燥した室内での過ごし方により、皮膚や粘膜からの水分蒸発が進み、脱水症状が発生しやすくなります。冬季は喉の渇きを感じにくく、無自覚のまま脱水症状が進行する可能性があります。

肌や髪のトラブルが増加する

空気が乾燥することで、肌の水分量が低下し、肌荒れやかゆみが起こる可能性があります。同様に、髪の毛も乾燥により艶を失い、パサつきやダメージが生じやすくなります。

静電気が発生しやすくなる

乾燥した空気は物体の表面を乾かし、静電気の発生を促進します。身体が物体に触れる際に静電気が発生し、肌や髪の毛にダメージを与えるだけでなく、給油時には火災の原因となる可能性があります。

火災が発生する可能性がある

乾燥した状態が火災の発生を助長するとされており、冬季において出火件数が増加しています。静電気の発生や部屋の空気が乾燥していることが、火災のリスクを高める要因とされています。

これらのリスクに対処するためには、室内の湿度を適切につことが大切です。

すぐできる部屋の乾燥対策

加湿器を使用する

やっぱり一番手っ取り早いのは、加湿器を使うことです。最近では電気を使わないタイプや、携帯加湿器、またはペットボトルを使用する手軽なタイプもあります。さらに、アロマオイルディフューザーとしても利用できる加湿器もあり、就寝時やリラックスタイムにもおすすめです。使用環境や目的に応じて適切なアイテムを選びましょう。

濡れタオルを加湿する

加湿器が手元にない場合でも、手軽に湿度を上げる方法があります。濡れたタオルを窓際に干すことで、水分が徐々に蒸発し、室内の湿度が上昇します。洗濯物を室内で干すだけでも同じような効果が期待できます。ただし、部屋干しの際にはには、生乾きのニオイに注意しましょう

石油ストーブ、ガスストーブを使う

石油ストーブやガスストーブなど、燃焼による暖房器具は、使用することで部屋の湿度を上げる効果があります。これらの暖房器具は燃焼によって発生した水蒸気が空気中に放出され、部屋の湿度を増加させるため、適度な湿度を保つのに役立ちます。

空気中に水分を加える

手軽で簡易ながら、湿度を上げる方法として、霧吹きやエアミストを使用することが挙げられます。これらを室内に向けスプレーすることで、微細な水分が広がり、湿度を増やすことができます。特に窓際のカーテンに向けてスプレーすると、湿度の上昇に寄与するでしょう。香りつきのエアフレッシュナーも販売されており、これを使用することで、湿度を調整するだけでなく、気分転換にもなります。

観葉植物を飾る

植物は葉っぱの微細な気孔から水分を空気中に放出する働きを持っています。そのため、室内に植物を配置することで、周囲の空気を湿らせるのに役立ちます。ただし、植物の蒸散は主に夏季に活発であり、冬の乾燥対策としては効果が限定されることがあります。。

肌がカサカサしているときの対策法

肌がカサカサしているときには、適切なケアが必要です。以下に、手、体、および関節の皮膚の乾燥を予防するための対策法をご紹介します。

手の乾燥を予防する方法:

適切な手洗い:
適度なぬるま湯を使用し、洗浄力の強すぎない石けんを使って手を洗いましょう。洗った後は、十分に手を乾かし、保湿剤を塗ると効果的です。

保湿剤の使用:
適切な保湿剤をこまめに使用して手の乾燥を防ぎましょう。特に洗った後や水仕事の後は、保湿剤を塗る習慣をつけると効果的です。

手袋の着用:
寒冷地域では、寒冷な空気から手を保護するために手袋を着用することが重要です。また、家事や掃除の際にはゴム手袋を使って手を守りましょう。

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体の乾燥を予防する方法:


適切な入浴:
長時間の熱いお風呂は皮膚の水分を奪う原因となります。短時間の温水入浴を心掛け、適度にぬるめのお湯を使用しましょう。

適切なタイミングでの保湿剤使用:
入浴後、濡れたままでなくてもいいので、すぐに保湿剤を使って体全体をしっかりと保湿しましょう。

大容量タイプもありますのでぜひチェックしてみてください。


ワセリン 大容量 ケアテア


ワセリンがベースの全身使えるスキンクリームです。
500mlの大容量なので、赤ちゃんの保湿としてもお風呂上がりなどにもたっぷり使用できます。
詰め替えタイプは自分で使いやすい容器に入れ替えたり、そのまま使用することも可能です。

これらのケアを日常的に行うことで、手、体の皮膚の乾燥を予防し、健康でしっとりとした肌を保つことができます。

まとめ


冬季は極めて乾燥しやすい季節です。多くの人々は寒さに対する対策をしっかりと講じますが、乾燥に対してはあまり注意を払っていないことがよくあります。

しかし、乾燥は、さまざまなトラブルを引き起こします。感染症にかかるリスクや脱水症状に陥る可能性だけでなく、火事の発生リスクなど、生命にかかわる危険性も潜んでいます。

これらのリスクを回避し、健康と安全を守るためにも、適切な加湿を行うことが不可欠です。


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