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現場で振り返る2021年

2021年、みなさまはどのような1年だったでしょうか。

普通なら1ヶ月前に書くような記事をゆったりと今書いています。

でもプロ野球界隈では2月1日にみんなが大きな声で「あけましておめでとう」って言いますし、1年の区切りをどこに持ってくるかはきっと自由ですよね。(無理矢理)

いわゆる、現場、がほとんど失われた2020年。私たちにできることってなんだろう。私たちは何を愛しているんだろう。ライブってなんだろう。オンラインってなんだろう。そんなことも感じた2020年とは違い、少しずつ歩み始めることのできた2021年。

当たり前が当たり前じゃなくなり、また当たり前にできるように取り戻せるように歩み始めた。そんな2021年の楽しかったことは忘れずに記録しておきたいと思います。


ライブ編

NEWS LIVE TOUR 2020 STORY

私のライブ復帰はSTORYでした。今でこそ無事に全公演終えられてよかった、とDVDの発売を楽しみにしている状態ですが、実はSTORYも色々ありした。

本来発表されていたスケジュールでは、初日は3月20日。北海道・札幌からスタートする予定でした。

それが、コロナによる政府からの要請で延期、3月25日の神奈川・横浜公演からのスタートに変更となりました。結果的に5月に札幌公演を実施することができ、本来予定していた名古屋公演をオーラスとしてSTORYを、四部作を走り切ることができましたが、苦悩があったことは間違いありません。

この横浜公演も、緊急事態宣言が明けることがわかり、おそらく予定通り開催できるだろうと思えたのは数日前でした。私は3月25日の公演チケットを持っており、はからずともSTORYの初日、ジャニーズのアリーナ公演再開の初日、NEWS3人の初ライブ、など期待やプレッシャー、そして過去一とも言える緊張感のある会場へ足を運ぶことになりました。

これは個人的な感想になりますが、当日幕を開けるまでわからない、とずっとずっと心が落ち着かなかったことを覚えています。実感がなかなかわかず、2020年に中止になった時のように、オンラインライブが中止になった時のように、また中止の連絡が来てしまうのではないか、と怖い、のが正直な気持ちでした。

結果としては横アリ公演はもちろん全公演大成功。NEWSとしてはもちろん、ジャニーズとしても大きな一歩を踏み出すことができました。

Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania

Snow Man、デビュー後初の有観客ライブだったSnow Man LIVE TOUR 2021 Mania。

このライブでは、満員のアリーナ会場を数年ぶりに見ることができました。

他グループと、空白を空けて実施されていた横アリ公演。時を経て、いくつかの会場では満員の景色をSnow Manに見せてあげることができました。

声は出せないけど、思いは伝わる、という感じでしょうか。

本来の予定通り、すべての公演を走り抜けられました。すごいことだ。

Johnny's Festival 

ジャニーズとしてのドーム公演の再開は、どこか1つのグループではなく、みんなで。そういう裏テーマもあったと言われているジャニフェス。

満員、5万人以上の人が東京ドームに集まる光景はやっぱり圧巻でした。これが私の大好きなジャニーズだ。アイドルだ。そう思わせてくれる光景でした。

舞台・ミュージカル編

加藤シゲアキ 舞台『モダンボーイズ』

4月に行われた、シゲちゃんの主演舞台です。以前木村拓哉さんも演じられた役だったようで、重めの時代背景ながら、明るく音楽にのってしまうような、そんな舞台でした。

4月16日まで東京公演、4月28日から大阪公演が予定されていましたが、4月28日からの大阪公演はコロナによる政府からの要請で中止となりました。公演振替も実施できずだったので、チケットを持っていたのに残念ながら入ることが叶わなかった方も多かったのではないでしょうか。

東京で1公演観劇したのですが、世の中の状況から演劇が批判されることもあるが、演じる側からも観る側からも求められているものだ、というような内容で、今の時代にも通ずるものがありました。

しげちゃんは今年も舞台を予定しているので、今年は無事に完走できることを願うばかりです。

増田貴久 ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』

『ハウ・トゥー・サクシード』は2020年にも公演されたミュージカル。2021年は再演でした。2020年も2021年も入ることができたのですが、昨年は友だち同士で来ても1席空きでした。収容人数の約半分だったということですね。ステージからどのような景色で見えていたかはわかりません。それが2021年は満員で実施することができました。増田さんも満員が嬉しかった、とたくさん話してくれたのが印象的でした。

2020年から、2021年で状況が一歩進んだことのわかるミュージカルでした。

滝沢歌舞伎2021

これを喋るのは今でも胸がギュっとなってしまう。忘れたいけど、忘れたくない、どうしたらいいのかいまだにわからない舞台です。

4・5月に新橋演舞場、6月に名古屋の御園座で公演されました。これも先述の『モダンボーイズ』大阪公演と同じで、コロナによる政府の要請により、4月25日(日)~5月11日(火)と2週間以上の長い期間の公演が中止となりました。4月23日の夜、突然の政府の要請。そして、4月24日のお昼頃に翌日からしばらくの中止が伝えられました。

自分が行く予定だったSTORYに予定通り無事に入れていて、モダンボーイズも問題なく入れていて。滝沢歌舞伎も入れるのではないか、と思っていたところがありました。
段々私たちの日常が戻ってきたのだ、と。それが再び閉ざされた。幕が明けるまで、安心できないことを再び突きつけられました。


以上が2021年の現場でした。

スノマニが始まった10月以降、どんどん状況は上向いていって、最終的にはジャニーズとして満員でドーム公演を実施できるまでになって。

ライブ編が明るかったから、舞台編が暗くなってしまってちょっと悲しかった。

時期別に書けばよかったですかね。

ジャニフェスとカウコンで幕を閉じて、キンキ兄さんの東京ドームで幕を開けた2022年は、2021年以上にライブや舞台など、現場が楽しめる年になるだろうと思っていました。

NEWSは秋からツアーやる予定だよって教えてくれていて、それを考えると、その頃には声出せるかな、なんて明るく思えたりもしたのに、やっぱりこればっかりはわかりませんね。

期待をしたところで、虚しい気持ちになった時、ぶつけるところがどこにもなく、ただたくさんの人が苦しい状況になることは、自分が一番よくわかっています。

だからまた、大好きな人たちに会えるまで、友だちと一緒に大好きな人たちが輝くところに足を運べるまで、感染対策だって引き続き頑張ります。

2022年は、2021年よりもいい1年になることを願って。

2021年もたくさんありがとうございました!


追記)

全部書き終わっていた状態でしたが公開できてなくて、昨日からなかなか苦しい状況になってしまって。
本当に限られた奇跡のような時間だったのかなって思ったりして。でも、2021年のことは残しておきたので、公開させてください。

彼らも元気でいてほしいし、私たちも元気でいたい。

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