テキストであそぼう、ノベルスキー
【前提】これは「字書き」「小説好き」「読み専」「文字が好き」「テキスト表現が好き」な人に向けた、Misskey系サーバー「ノベルスキー」の紹介記事です。
ノベルスキーことはじめ
twitter、廃れてますね! いや嘘です。喧嘩を売りました。ツイッターは廃れてません。でもツイッターだけだとちょっと不安。そんなあなたに「ノベルスキー」をおすすめします。
ノベルスキー
「インターネットで小説など文字表現の話をしたい」「自作の宣伝をしたい」「同人誌を作る相談がしたい」「カクヨムでバズる方法を見せびらかしたい」「なろうで書籍化を目指している」「字書きの仲間がほしい」「字書きあるあるをやりたい」「俺の創作論をみんなに見てほしい」「とにかく書いたものを読んでほしい」「とにかく書かれたものを読みたい」「表紙とかも作ったので見てほしい」「料理も作ったので見てほしい」「小説とかとは全然関係ないけど今日あったいいことを聞いてほしい」「小説とかとは全然関係ないけど他所の家のいぬやねこが見たい」「なんか四六時中文字がたくさん流れ続けるのでずっと読んでられるサービスが大好き」
ああ、人とはなんと強欲なものでしょう。
ところがノベルスキーに登録すれば上記の欲望がすべて叶い、あなたはとめどない満足感を得ることができるかもしれません(※個人差があります)。
参加資格は3つだけ。
18歳以上であること。
登録のためのメールアドレスを持っていること。
そして、「書き手」か「読み手」であること、です。
ノベルスキー is 何 そしてなぜ
ノベルスキーはMisskeyをベースにした、いわゆる分散型SNSです。
ほかのMisskeyはもちろん、mastodonとかとも仲良し(※フォローして、投稿を見合うことができるという意味)です。
そもそもMisskeyでできることはいろいろありますが、基本は「なにか書き込む」「リアクション(なんか面白いエモジ)を押す」「濁流を眺める」のがベースです(たまにセクシーな絵が流れてくる? たまにではない? それはフォロー傾向のせいです)。ノベルスキーでもほかのMisskeyと同じように、カキコやリアクションなどが可能です
さて、最大手の「misskey.io」はいうまでもなく、創作系に限っても「misskey.art」や「にじみす.moe」、一次創作特化の「misskey.design」などがある中、なぜあなたに「ノベルスキー」がおすすめなのか。
それは、あなたがnoteでテキストを読んでいるからです。
ノベルスキーは、すべての文字表現(小説、詩歌、戯曲、エッセイ、ノンフィクション、翻訳、AA、与太話、怪文書、‡"ャノレ文字文学)のためにあります。書き手であろうと読み手であろうとROM専であろうと、ノベルスキーは文字表現を好むあなたを歓迎します。
タイムラインは滔々と流れゆき、そこには無数のテキストがあり、かつ消えかつ結び、その間あなたはずっと文字に浸っていられます。
ふつうに変なSNS、ノベルスキー
は? 文字表現? テキスト? しゃらくせえ! 衒学ぶってんじゃねえ!
と思われた方もいらっしゃるでしょう。あるいは「私の書くものはとても小説などとは言えません、ノベルスキーだなんてハードルが高い」とも思われたでしょうか。
ところが、ノベルスキーは、ぶっちゃけふつうの変なMisskey系SNSです。「書き手」「読み手」の比率が高いのは確かですが、その多くはノベルスキーであそんでいるせいで全然原稿とか読書をしておらず、その証拠にノベルスキーのリアクションには「積読は積徳」だとか、「お原稿いかがですか」とか、「このあいだに1作品かけていたでしょうね」とかいう、ユーザー全員を震え上がらせるエモジがたくさんあるのです。(エモジについて補足すると、ノベルスキーでは継続的な支援(300円/月~)をすると無制限に自作エモジを申請することができます。ユーザーの頭から生まれたたくさんのエモジがノベルスキーを徘徊しています)
ローカルタイムラインではごくごくたまに稀に小説の話や、創作の話や、同人誌の話をしていますが、そんなのはレアケースです。常日頃はみんな今日の晩ごはんや麻雀や原稿に降る粉雪の話をしています。
え、じゃあ小説の話を超絶したい俺は?と思われた方。さっきのはローカルタイムラインの話です。
Misskeyには「チャンネル」という機能がありますが、ノベルスキーはこの種類がたいへん豊富です。私が知っているだけでも一次創作、二次創作、作品投下、BL、百合、夢、NSFW(R15/R18)、執筆ガジェット、同人誌作成、AI活用、感想投稿、積読、デザイン、個人サイト、文房具、コスメ、神社仏閣、スプラトゥーン、ハロプロ部などのチャンネルがあります。たぶんほかにもいろいろあります。
つまり、ノベルスキーでは専門的・技術的な話や具体的な話はチャンネルが活用されていることが多く、結果としてローカルタイムラインではマジでくっだらねえ話から時にめちゃめちゃまじめな話まで濃淡のあるテキストが流れ続け、時にチャンネルに流れ込んでいるわけです。
また、ノベルスキーは別に絵とか漫画がダメなわけではありません。ユーザーには両方やる人とかが結構いますので、みんな勝手に絵とか漫画を描いたときにはアップしています。べつにそれをとがめる人はいません。なぜならノベルスキーは「書き手」「読み手」であれば誰でも大歓迎なので。
リアルイベントでも、あそぼう
さて、ここまでノベルスキーのインターネットの面を紹介してきました。
え? インターネットじゃないノベルスキーがあるんですか?
あります。
2023年1月27日、東京浅草橋は東京文具共和会館にて、ノベルスキーオンリーが開催されました。
上の記事はノベルスキー管理人のたーびんさんのイベントレポですが、サークル参加が24、一般参加者が30名を超える、ちょっとした規模のオンリーになりました。もちろん「ノベルスキーにいる人」というくくりでのオンリーでしたので、一次創作も二次創作も全年齢も成人向けも小説も詩歌も評論も翻訳も全部ごったまぜです。
小説の同人誌を作りたい! 小説の同人誌が欲しい!
そういった欲望を持つものだけが集まり、「えっこの装丁はいったいどこの印刷所で可能なんですか!?」とか「いい紙ですねえ、実はわたしも使ったことがありまして…」とか「この本の展示に使っている棚はどこで買えるんですか?」とか「○○さんって実在したんですね…」とか「○○さん、人間だったんですね…」とか「行け行け行けよっしゃ1万5000円~!!!!!(※競馬)」などの会話が交わされるさまは、まさに「ノベルスキー」でした。
もちろん、無理にオフラインイベントに参加する必要はありません。インターネットの河原の石の下でウネウネうごめいていたい欲望も、ノベルスキーは叶えてくれます。なにせノベルスキーは仕上がらなかった原稿とか積読の山の上に築かれているのですから、その下のほうでウネウネしていてもまったく問題がないのです。
ノベルスキーで、あそぼう
ここまでテキストを読んだあなたは、かなりノベルスキー適性の高い人物です。ぜひノベルスキーに参加してみてください。最初はよくわからん会話に戸惑うかもしれません。よくわからんシステムに翻弄されるかもしれません。確かにノベルスキーには変なエモジがあり、局所的なカルチャーがあり、部室の内輪ウケネタみたいなものがあります。それがなじまない方もいるかもしれません。
それでも! なお! ぜひ! なにとぞ! 登録だけでもしてみませんか?
ノベルスキーは、18歳以上でメールアドレスをお持ちの「読んだり」「書いたり」するのが好きな方を、大歓迎いたします。
なお私は管理人さんとまったく無関係のいちユーザーですので、公式へのお問い合わせは上記リンクよりお願いいたします。
以上、いかがでしたか? ご参考になれば幸いです。
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