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#32 転職して半年経ちました
私は今年、公務員を退職し公益財団法人へと転職をした。
とは言っても一応市の外郭団体になるので、いわゆる「準公務員」である。
給与や規定等も市の規定に準じているし、待遇なんかもほぼ同じ。仕事の進め方も役所時代と似ていることが多い。そこで今回は、前職と比較して相違点が見つかったので書いていく。
裁量が広い
これはこの半年常々思っていたことである。新規採用職員の私は庶務や予算関係(他にもあるがここでは割愛)を主担当としている。
そこでは職員の勤怠や上司の秘書的なこと、理事会資料の作成などを行っている。正直、いやいや…つい最近採用されたばかりなんですけど…なんて思ったりもするが、役所より職員数が少ない分、採用時期、異動時期に関係なく職員一人一人の業務量と裁量が多いと感じる(前職比)
ここで私はあることを思いつく。
いや、前職(いわゆるお役所仕事)がぬるかっただけで、世間一般ではこのくらいの業務が当たり前なのでは!?
そう割り切ることにして、とにかく早く仕事に慣れ、少しでも力になれるよう頑張るしかない(苦笑)
好きな分野で働ける
いつかの記事でも書いたが、役所では部署ガチャで、自分の全く興味のない部署に配属になる可能性がある(むしろそっちの方が多い)。
しかし財団となると、大元の事業は決まっているので、どの部署に行っても自分の興味ある事業に関わることができる。
もちろん、その中で担当が振り分けられるので、経理だったり予算だったり管財だったりハード面に携わることもあるだろう(ちょっと嫌だなあ)
それでも長く勤めているといつかは自分のしたいことに関われる可能性と頻度は前職より遥かに高い。
人(組織)がいい
これは日々切実に思う。ほんっっっとうにホワイト。本当に役所系列ですかってくらい優しい(全国のお役所仕事の皆さんごめんなさい笑)
しっかり休め!残業は極力するな!!分からないことは一人で考えなくていいから聞いて!聞いた方が早い!!のスタンスなのでゆとり世代にはとても助かる。
私は今の職場に配属された際に、直属の上司から「みんなで楽しく仕事をしましょう」と言われた。
正直言うとその時は、あー決まり文句のあれね。はいはい、くらいなかんじだった。
社交辞令くらいにしか思っていなかったが、本当にうちの職場は楽しく、“組織として”仕事をしている。
新規採用職員は当然ゼロからのスタートなので分からないことが当たり前状態である。しかし周囲も忙しそうなので話しかけるのを躊躇う。すると私の先輩は、遠慮する必要ないから般若みたいな顔して忙しそうにしていても気にせず(節度はあるものの)質問して欲しいという。
私は察する。「あ、ここホワイトだ。」
苦労して第一希望に転職することができたのだから、明日からも心を入れ替えて頑張っていこうと思う。
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