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【病児保育スタッフFAQ】お部屋のなかで1対1の保育ってどんな感じ?

こんにちは、ノーベル採用広報チームです。

ノーベルでは、ほとんどの方が初めて病児保育のお仕事を経験します。ですので、たくさんのご不安や心配な点があると思います。

「とは言っても、私でも本当に出来るのかな……」
「病児保育って具体的には何をすればいいの?」

と、始める前には様々な疑問や不安が尽きないものです。

そこで、今回はどんなふうに1対1の保育をしているのか、じっくりとご紹介したいと思います。

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ノーベルでは、予測の立てづらい病児保育事業でも安心して100%のお預かりができるよう、定員に限りのある施設型の病児保育ではなく、各ご家庭にお伺いする訪問型の病児保育を行っています。

この訪問型の保育に関しては、

・自宅でゆっくり過ごせるのでお子さんの負担が少ない
・外出の準備をしなくていいので親御さんの負担も少ない
・定員がないので当日朝8時までの予約でも100%のお預かりが可能
・ほかのお子さんと共同で預かるわけではないので、感染症も対応できる

という様々なメリットがあります。

ただ、実際に保育を行う立場からすると、「初めてのお宅にお伺いして保育をする」というのは「どんな場所で保育するんだろう」となかなかイメージがつかない、不安を感じる、という方もいらっしゃると思います。

そんな保育スタッフの不安や抵抗感を和らげるために、ノーベルでは、会員さまにあらかじめ「保育する場所」を決めてもらいます。

そして、そのお部屋の中に着替えやオムツ、ミルク、食事のご用意や、「ノーベルセット」と呼ばれる、病児保育用品(手袋、マスク、嘔吐したさいの処理用具など)を全て用意していただいています。

リビングを指定されるご家庭が多いのですが、リビングや子供部屋などに、必要な保育用品を全て準備して頂くことで、その部屋でのみ保育を行うことができます。(※もちろん、お手洗いや洗面所は必要に応じてお借りしています。)

保育スタッフ側も、むやみにご家庭のプライベートに入り込む必要がなくなりますので、心理的な負担も軽減できる仕組みになっています。

もし「着替えが足りなくなった」「オムツが切れてしまったが、予備がどこにあるのかわからない」という場合は、保育スタッフは本部に連絡をします。
すぐに本部から親御さんに連絡し、着替えやオムツのある場所を聞いて、「その引き出しを開けさせて頂きます」という許可を得て、保育スタッフに再度お伝えしますので、無用なプライベート空間への立ち入りは防げるようになっています。

最近では、在宅勤務で別室で親御さんがお仕事をしている、というケースも増えてきました。そういった場合でも、なるべく保育中は、保育の部屋には顔を出さないようにご配慮いただいています。親御さんの顔を見ると、そちらに意識がいってしまうので、保育スタッフと子どもとの信頼関係が築きにくくなるのを防ぐためです。お子さんが病気のときはどうしても様子が気になってしまいますが、経過報告などをしっかりとすることで、ご理解を頂いています。

このように、ご自宅での保育は大変な面もありますが、様々な工夫を凝らして、保育スタッフさんが自分の保育に向き合える時間を作っています。そうした保育をしていただくこと、病気のお子さんにとっても安心感になり、より良い時間を過ごすことにつながります。

一人で、初めてのお宅での訪問保育は、少しドキドキしますが、しっかりとしたバックアップ体制を整えていますので、ぜひご自身の保育や子育てのチカラを発揮していただけたら、と思います!


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