見出し画像

相談するってハードル高い。でも得るものは多い。

みなさんこんにちは。NPO法人きみたすの橋田です。

三度目の緊急事態宣言が延長されることになり、飲食関係・小売関係・イベント関係などの業種の方々はまた更に大変な状況に置かれることになるのだと、胸が締め付けられる想いです。

さまざまな方々が大変な状況な中で、私たちにできることはないかと
現在、ひとり親や若者の皆さんの「生活と仕事に関する相談」を無料で受けています。

スクリーンショット 2021-05-27 11.54.16

https://soudan.kimitasu.or.jp/

シングルマザーで
・派遣の仕事が終了になり仕事を探している
・家賃を何ヶ月も滞納していて退去の連絡が来てしまった
・決まってた仕事がなくなり体調もよくなくて金銭的にも不安

若い非正規の方で
・家賃滞納の支払いをしたら手元にお金がなくなり3日食事をしてない
・精神疾患があり定職に就けずにコロナ禍に更に不安定になった

などなど、さまざまな相談が寄せられています。

ー人に相談するのは気が進まないー

コロナ禍にはさまざまな行政機関や、NPOなどの団体が相談窓口を設置し
「ひとりで悩まずにまずは相談してください」と広報活動を強化しています。

でも自分に置き換えて考えてみたら
相談するって、悩みや困ってることを他人に話すことなので気分が良いことではないと思うんです。

それはみんなそう。しんどい時に「私しんどいんです、かくかくしかじかで」と気軽に話せたらそもそもそんな状況になってないわけで、更にしんどくなってから「よし!私は今、あれとあれがうまくいってない。ここに相談しよう!」ってそんなに都合よく行かないのが人間です。

上記を踏まえた上で、人に相談するってハードル高いよな。簡単なことじゃないよな。と理解した上で、それでも相談することを進める理由は、

「人に話すと気持ちが落ち着く」からです。

人は感情に支配されてます。他人から見たら大したことじゃなくても、本人からするとそのことが気になって気になって、考えて考えて答えが出なくてストレスフルな状態になって、正しい判断や行動ができないことは多々あります。

だから、まずは気持ちや感情を落ち着かせて状況を正しく把握することが必要です。

そして、人に話すことの良い部分の2つ目は

「自分は知らなかった情報が得られる
「自分は気づかなかったアイディア(方法)が得られる
「自分とは別の視点での物事を見られるようになる

ということです。

ー人に話して得られるものは多いー

人が悩む時、うまくいかないと感じる時、それは
「どうしたらいいかわからない」と混乱し進めなくなっている時です。
この状況から一人で抜け出すには時間がかかります。

なので、他人に話すことでまずは気持ちを落ち着かせて
別視点で物事をとらえ解決のために行動していく
ということは一見めんどくさいけど効率が良く、逆にそれ以外解決する方法ってないんです。


***
ここまで読んでくださった皆さんは、でも誰に相談していいかわからない。
とか、見当違いなところに相談してしまって嫌な思いをするんじゃないか。
など思うかもしれません。

そこで、相談する時のポイントとして、まずは身近な人に少し話してみてください。身近に話せる人がいることが本来一番重要です。

また、身近な人に話すことが恥ずかしい場合は、インターネットで検索して行政のサービスでもいいし、NPOなどでもいいしまずは少しだけ行動してみようと意思を持ってください。

電話が嫌なら、メールやチャットで相談を受けてるところもあると思います。
まずは「えいや!」で自分の声を発信してみてください。

---------------------------------

◆私たちでよければいつでも連絡ください。

NPO法人きみたす ひとり親や若者の「生活と仕事に関する相談」
ひとり親向け  https://soudan.kimitasu.or.jp/ 
若者向け    https://soudan2.kimitasu.or.jp 

LINEでも相談受けてます。

画像2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?