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NPO法人抱樸(ほうぼく)の希望のまちプロジェクト

「特定危険指定暴力団」の活動地であった地を、子どもや若者を含む全世代が地域で共に生きていくための拠点として再生させる事業を「希望のまちプロジェクト」と名付け、私たち抱樸は取り組みを始めています。

2020年4月28日、暴力団工藤会の本部事務所(北九州市小倉北区)の跡地を、引き受けた民間企業から、NPO法人抱樸が買い受けました。資金は借り入れで行い、寄付を募っています。

同日、記者会見を行い、事業概要と進捗を奥田理事長から発表。
この「希望のまちプロジェクト」顧問である村木厚子氏にもオンラインで参加頂きました。

このページでは、新しい地域を創るこの「希望のまちプロジェクト」についてご紹介します。

NPO法人抱樸(ほうぼく)についてご紹介

私たちは、主に生活困窮者への支援を行う福岡県北九州市の認定NPO法人です。1988年、数名のボランティアでおにぎりを持って路上生活者を訪ねる活動から始まりました。32年間の活動の中で、ホームレス状態から自立された方は3,400人を超えます。

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炊き出しや夜回り、あるいは子どもへの学習支援を通して目の当たりにする困窮は、既存の支援制度だけでは根源的な解決を望めるようなものではありません。

どんな困難にある人のことも絶対に「断らない」。そのためにすべきことを見つけているうちに活動の幅が広がり、今では路上生活者への支援に留まらず、困窮し傷ついた人々やその家族が、再び立ち上がるために必要な包括的な支援を構築しています。

子どもへの学習支援を入り口にした家族まるごと支援、住居を借りるための保証人提供、刑務所出所後の更生支援、サポート付き住居の提供など、事業の数は27に渡り、現在2,000人以上を支援しています。出会いから看取りまで、孤立に苦しんだ人をもうひとりにさせないための伴走を続けています。

抱樸が目指すのは、傷ついた人をそのまま受け入れられる社会、困ったときに「助けて」と言える社会、家族の役割を分担できる社会です。

奥田さん_note


「希望のまちプロジェクト」とは?

「北九州って怖い町ですよね」と言われてしまう。これは北九州に暮らす私たちにとってはつらい一言でした。

日本で唯一「特定危険指定暴力団」の指定を受ける工藤会がある北九州市。5年前の2015年、市民が立ち上がって「工藤会壊滅作戦」が始まり、今年ついにその拠点であった工藤会会館(本部事務所)の処分が決まりました。

しかし、本番はこれからです。北九州のイメージを変えていくには、新しいまちづくりをしていくしかありません。

抱樸は、福祉施設を核とした全世代型の福祉拠点の建設をかねてより構想していました。 それをこの地で役立ててもらえたら、まちづくりにも直結すると考え、改めて「希望のまちプロジェクト」として計画をしました。

北九州市の「暗部」と言われた場所を、「共生と福祉」つまり「いのちと希望の拠点」に出来ればと願っています。

希望のまち_note


プロジェクト基本方針① 「希望のまち」をテーマにします

それでは「希望のまち」とはどんな街か?

それは、「孤立する人がいないまち」であり「助けてと言えるまち」。「お互いさまのまち」であり「助けられた人が助ける人になれるまち」。すべての人に「居場所と出番」があって、全員が参加するまち

私たちは、格差が広がるこの国で「ひとりも取り残されないまち」を創ります。

「怖い町」と言われてしまう苦難を抱えた地域が、「共生都市」として再生できることを全国にアピールしていきます。それは多くの人に「助けてもらう」ことなしには実現できません。この文章を読んでくださっているみなさんの力を貸していただきたいと思っています。


プロジェクト基本方針② 市民参加型で構想します

NPO法人抱樸が「希望のまち検討会議」を開催します。検討会議では地域のニーズを伺い、みんなで「希望のまちグランドプラン」を作成します。

メンバーとして、地域住民代表、社会福祉協議会、行政、協力企業、社会福祉法人、NPO法人、市会議員、有識者などにご参加いただきます。策定されたプランを全国に発信し、北九州に留まらない広範な応援団を募ります。


プロジェクト基本方針③ 社会福祉法人抱樸が実施します

「希望のまちプロジェクト」の実施は、これから設立する「社会福祉法人抱樸」が責任をもって担当します。

抱樸はこれまで認定NPO法人として歩んできましたが、NPO法人とは別に、社会福祉法人を新たに立ち上げ、併設することを目指します。これによって「一種事業(救護施設)」を行うことが可能になり、「断らない支援」をさらに進めることができるためです。

工藤会跡地に「地域共生型救護施設」を開設し、「希望のまちプロジェクト」の中心施設にします。社会福祉法に基づく制度的な支援と、NPO抱樸と協働で行う制度横断的・制度外の支援によって、困難にある人をそのまままるごと受け止められる、「断らない体制」を構築していきます。

※ 社会福祉法人設立に関しては、現在北九州市との相談を進めています。

5つの事業

子ども家族支援

みんなの居場所づくり

生活困窮者支援

断らない相談

ボランティアセンター・互助会


みなさまからのご寄付を募っています

この土地を購入し、社会福祉施設を建てるために必要な1億円は、実はまだ集まっていません。格差が広がるこの国で、「ひとりも取り残されないまち」を目指していく希望のまちプロジェクトにご賛同くださる方は、抱樸へのご支援をお願いいたします。 

下記のページから、クレジットカードでのご寄付をお受けしています。「マンスリーサポート」で継続的なご支援をいただけますと幸いです
ご支援は以下のページから ↓ ↓ ↓  お願いいたします。


また、社会福祉法人設立に伴い、呼びかけ人・賛同人になってくださる方を募集しております。ぜひお力をお貸しいただき、私たちに「ホームレスを生まない、助け合う社会づくり」を進めさせてください。

「呼びかけ人・賛同人登録用紙」にご記入いただき、メールかFAXでご提出いただけましたら幸いです。

【呼びかけ人】とは?
社会福祉法人設立の趣旨に賛同し、ご寄付と共に積極的に賛同者を募ったり、ご紹介したりしてくださる方。代表呼びかけ人は20万円以上、呼びかけ人は5万円以上のご寄付をお願いいたします。

【賛同人】とは?
社会福祉法人設立の趣旨に賛同し、ご寄付と共に賛同の意思を表してくださる方。1万円以上のご寄付をお願いいたします。

▶︎ 呼びかけ人・賛同人登録用紙はこちら(PDF)

ご登録くださった呼びかけ人のみなさまのお名前は、順次こちらでご紹介させていただきます。

お問い合わせ先・登録用紙ご提出先
〒805-0015 福岡県北九州市八幡東区荒生田2-1-32
NPO法人 抱樸 総務部
TEL/FAX 093-653-0779
E-mail ettou@f8.dion.ne.jp


希望のまちプロジェクト 今後の流れ

2020年 1月末
住民のみなさんのご了承をいただくため、住民代表の方へ説明を行う
※ご了承いただき、無事に完了いたしました

2月5日
福岡県暴力追放運動推進センターから土地を買い受けた民間企業の方と、土地に関する話し合いを行い、土地譲渡について合意形成
※合意形成に至り、無事に完了いたしました

4月28日
土地の売買契約締結、借り入れを行い支払い完了

6月以降で調整中
第1回「希望のまち 検討会議・シンポジウム」を開催 ※村木厚子さんにご講演いただく予定です
以降、月に一度、検討会議を開催します

12月某日
「希望のまちグランドプラン 報告シンポジウム」を開催します

今後もぜひこのプロジェクトにご注目ください。

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1988年より北九州を拠点に、困窮孤立者の生活再建を包括的に支援しています。 HP: http://houboku.net 毎月定期的なご寄付をくださる「ほうぼくサポーター」を募集しています。 http://houboku.net/webdonation