自分の立場に気づく大切さ
Facebookで流れてきたこの動画が、すごく良かったのですぐメンバーにシェアし、ここでもお伝えしたいなと思います。
アメリカ社会がわかる実験ということなのですが、
これを見た時に途上国支援で我々が目の当たりにすることが、すごいシンプルに端的に体験できると思いました。
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アメリカ社会のシステムを分かり易く学生に説明したアクティビティが衝撃的過ぎる
https://www.youtube.com/watch?v=VWWK1bmqyBM
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簡単にいうと、アメリカの大学で行われたワークショップで、
生徒がスタートラインに一列に並び、100m走でゴールに一番早くたどり着いた人が賞金を得られるというもの。
ただし、スタートがされる前に先生が『この項目に当てはまる人は2歩前に出ること、当てはまらない人はその場にとどまること。』と伝え項目を言い始めます。
例えば、『両親がどちらもいる人』『学費を自分で払わなくていい人』『次の食費の心配をしたことがない人』、、、など。
全部の質問が終わると、スタートラインから20mほどはるか前に出ている人もいれば、今だにスタートラインにいる人もいる。
そして、最後に先生が
『今までの項目は君たちの行動や努力には全く関係ない。前にいる人の方がゴールに近いが、その有利ば立場をわかっていない人も多くいるし、後ろにいる人が前にいる人を全力で追い抜くこともあるだろう。現実は君たちの努力に関わらず、フェアじゃないし、だからといってそれを言い訳にしても仕方がない。』
よーい、スタート。
といって競争が始まり、最後
『このアクティビティで何も学ばなかったら、馬鹿野郎だ。』
という言葉で終わります。
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格差があろうが、自分が前にいようが、後ろにいようが、前に進むしかないと思っています。
この動画はアメリカ社会となっていますが、世界全体でも同じで、途上国に生まれるか、先進国に生まれるか だけで立ち位置が圧倒的に違います。
差が生まれるのは仕方がないと思います。
全人類平等は無理だと思うし、それが理想の世界だとも思えません。
ただ、その差を理解し、自分の立場を把握した上でどう行動するかが一番大切だなと思います。
HEROでカンボジアの農村部に行くツアーを開催していますが、カンボジア農村部や貧困家庭を見て可哀想と思ってほしいわけではありません。
まずは、世界には差があることを目の当たりにしてほしい。
自分の立場にいれることに感謝を忘れないでほしい。
そして、自分の立場で自分ができることに挑戦してほいい。
と思っています。
私がツアーの最後に参加者の学生に言っているのは、
『やりたいことを始められない言い訳をカンボジアの子どもに言えますか?カンボジアの子どもに言えない言い訳だったら、それは言い訳にならないので行動してください。 』
ということです。
どうしても、何か始めようと思っても”時間がない””お金がない””チャンスがない”なんて言い訳がたくさん出てしまいますが、ぶっちゃけカンボジアの状況に比べたらそんなの本当に言い訳でしかないと思います。
カンボジアに来て、格差を目の当たりにしたからこそ
それと力にしてほしい、きっかけにして自分の人生を前に進めて欲しいなと強く思います。
そんなことが、短く簡単にわかる素晴らしい実験の動画の紹介でした!
いずれ、機会があったらHEROのイベントでもやってみたい。
NPO法人HERO
澤
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