ボランティアはまじめにやれ問題
たまにカンボジアのボランティアツアーのアンケートや、
SNSのコメントで驚かされます。
『休んでばっかりで、全然建設作業をしない人がいた。もっとちゃんと指導してほしい。』
『ボランティアなのに、観光や遊びの時間がなぜあるんですか?』
『中途半端な気持ちでボランティア始めていいのでしょうか。』
、、、、ボランティアって何だっけ?
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我々団体が提供している、
これは、団体が始まってからずっと実施しているもので、
実際に我々がカンボジアに建設する学校の建設作業を、子ども達と一緒に手伝って学校をつくれるツアーです。
”ボランティア”として銘打って宣伝しているわけですが、
でも一部の方は、”ボランティア”に関して意味を取り違えている気がする。
ボランティアというと、
我々の団体みたいに途上国に行って恵まれない子ども達を支援したり、
日本での震災復興のために泥やガレキの撤去をしたりなどのイメージが強いのかなと。
たぶん、メディアのせいも大いににあるのだろうけど、
そういったボランティアは、
”誰かのために無償で(自己犠牲をしてでも)行動している素晴らしい人”
というストーリーで語られることが多い気がします。
しかし、そもそものボランティアの意味はちょっと違うんです。
端的に言うと、ボランティアとは
『自主的に〇〇すること。またその行為』
これだけの意味。
だから、
”無償で”でもないし、なんなら”誰かのため”でもなくていいと思うんです。
〈"自己犠牲的に"は余談だけれど、冒頭のような思いがある人はこのイメージが強そう。〉
言ってしまえば、
自分がやりたいから!
趣味で!
カネ稼げるから!
暇だから!
楽しみたいから!
なんとなく!
ボランティアする!!!!
で全然OK。
むしろ私はそっちの欲望ある人の方が人間的に自然だなーと思うし、
そういう人とのほうが仲良くなります。
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だから、HEROが提供するボランティアツアーは
途上国に対して、いいことやろう!
よりも、
”楽しもう!遊ぼう!好きになろう!という目的要素の方が強いです。
やはり、人間楽しいことの方が続きますからね。
強制じゃないんだから、楽しんでやるべきだと思うんです。
もし、こんな中途半端な気持ちでボランティアなんてやっていいのか、、
なんて悩んでる人がいたら
ぜひその中途半端な気持ちのまま、始めちゃってください!
ボランティアは真面目じゃなくてもいいんです!
ボランティアは、自分がやりたいって思えたらそれで十分です。
NPO法人HERO
澤
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楽しむ要素メインの
カンボジアで学校建設する旅ぼら!
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