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山形県最上町コースの世話人ってどんな人?

皆さんこんにちは! 村おこしNPO法人ECOFF学生支部のつっつです!

本noteでは、学生支部の広報を担当している、旅大好き、ECOFF大好きな一大学生の私つっつが、ECOFF新規・既存受け入れ地域について徒然なるままに呟いています!

11月3日から8日までの6日間、学生支部の新規地域開拓チームで山形県の最上町にお邪魔してきました。

本noteでは、そこで発見した最上町コースの魅力を定期的に発信しています。

今回は第3回ということで、最上町コースの世話人であり「最上の荘園」代表の菅さんについて赤裸々に語っていきたいと思います! 

第1回と第2回はこちらからどうぞ!

最上コースの世話人は、「最上の荘園」代表の菅博さん。菅さんは最上一筋、農業一筋で、奥様のひろみさんと二人三脚で最上の農村を支えてきた方です。

最上の荘園代表・菅博さん(左)と菅ひろみさん(右)

日本有数の「放し飼い養鶏場」を採用しているほか、風土を活かして、他の農家ではなかなか着手しない「キクラゲ」や「野ブドウ」、「ホーリーバジル」の栽培も行っています。

日本の農業になくてはならない重要なポジションを築かれている方です。 

最上一筋で汗水流して働いてきた菅さんは、最上の風土や歴史についてたくさんのことをご存知です。

「ここは熱い接待をうけた松尾芭蕉が10日間滞在した土地なんだ」と、地元の人しか知らないような衝撃的な話をうかがえたのも、菅さんの最上愛が故だと思います。

菅さんとお話しして感じたのは、お年を召しても衰えることを知らないバイタリティの高さでした。

メンバーの話を真剣に聞いて隅々まで理解し、自分の力にしようとする姿勢が本当に顕著でいらっしゃいました。

認知症の話や地元の話、面白そうな観光地の話、地元の話、ちょっとしたうんちく話、私たちが勝手につけた猫の名前まで、時々メモをとりながら聞いてくださいました。

私が提供した話の中に「30あまりの質問をして4分間無言で目を見つめ合ったら恋に落ちる」という中身の話があったのですが、菅さんは私が帰宅してから10回以上も他のメンバーにその話をしていた、と聞いています。

新しいことを知ることが本当に楽しくて仕方がない、といった様子でした。不老不死って本当に無理なのか。治らない病気は残り続けるのか。そんな人生哲学のようなものも真剣に考えていらっしゃる方でした。

「自由」を追求する姿からもそれは如実に感じ取れました。

一匹一匹ケージに隔離して卵を産ませる日本の養鶏場の姿は、まるで動物虐待のようだ。そう菅さんはおっしゃいました。

飼い猫2匹や養鶏場の鶏に、自由に生きる理想を投影している、そんな印象を受けました。

またたびを手放さない猫のちゃぴ。親猫のなつといつも一緒。菅家のアイドル。

もう一つ、菅さんが大切にしていることは「人とのご縁」です。

町の外の人とたくさん出会い、最上の良さを知ってもらう。それを通して得られる「ご縁」が楽しくて仕方がないといった印象でした。

だからこそ今回ECOFFの新規地域に名乗りを上げたし、慣れないSNSを駆使してボランティアを誘致しているのだと思います。

養鶏場の看板。放し飼いの養鶏は日本に1%しかないんだとか。

菅さんからみなぎる生命力をぜひ皆さんにも感じていただきたい。土地だけでなく世話人にも魅力たっぷりな最上町コースのボランティアに、ぜひ足を運んでいただければ幸いです!

最上町に興味を持ってくださった方は、是非下のサイトもご覧ください↓↓

次回は2回目の視察報告をする予定です! また新しい最上の魅力を発信できればと思っています! それでは!