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山形県最上町ってどんなとこ?

皆さん、こんにちは! 村おこしNPO法人ECOFF学生支部のつっつです!
本noteでは、学生支部の広報を担当している、旅大好き、ECOFF大好きな一大学生の私つっつが、ECOFF新規・既存受け入れ地域について徒然なるままに呟いています!

11月3日から8日までの6日間、学生支部の新規地域開拓チームで山形県の最上町にお邪魔してきました。本noteでは、そこで発見した最上町コースの魅力を定期的に発信しています。

さて今回は、新規ボランティア地域である「最上町」がどんなところか、簡単に紹介します。

陸羽東線に乗って仙台駅から大体3時間くらい。

最上町は、山形県北東の内陸部に位置する、人口7,000人程度の小さな農村です。

奥羽山脈を代表とする山々に四方を囲まれた土地であり、11月に伺った際は、見渡す限りの紅葉。

紅葉を身にまとった大自然に囲まれて、心が洗われる心地がしたのを覚えています。

世話人の菅さん曰く、松尾芭蕉が出羽三山最上寺で地元の人に熱い接待を受けてこの土地の自然に惚れ込み、10日間滞在した町でもあるといいます。

気候に関しては、東北地方の内陸なので想像に難くないと思いますが、一般的に高温多湿であり、2階まで降り積もる積雪量が特徴です。

だから冬は特に大変。養鶏場でのボランティアがメインになると思いますが、最上町は「特別豪雪地帯」にも指定されるほどの積雪地帯なので、雪に耐性のない東京都民等には慣れるまで少し大変かも…。

2月に村おこしボランティアを実施するのは遠慮したい、と世話人がおっしゃるほど(別の団体のプログラムを冬に実施した経験はおありのようです。開催の是非は今後話を詰めていく予定です)。

とにかく、冬のボランティアは相当の防寒具と覚悟が必須ですね。

世話人のご自宅兼 ECOFF居住スペース。この一階が雪で埋まります。やば。

最上の気候は、町総力をあげてグリーンアスパラを育てたり、水持ちの良さを活かして稲を育てたりなど、様々な農業に活かされています。

世話人の畑では、キクラゲ、ホーリーバジル、野ブドウ、稲(現在は休止中)などを育てています。

畑に限らず、山菜やキノコなどもそこら中に生えています。菅さんの家でいただいた取れたての畑シメジでつくった味噌汁、甘くてとってもおいしかったです。

ついでに野生のマタタビも切り取って持ち帰ったのですが、漫画みたいに猫がマタタビに夢中になっていて笑いました。もちろん養鶏をはじめとする畜産業も盛んです。

観光業も盛んであり、鳴子温泉をはじめとする温泉街、広大で質のいいスキー場が全国的に人気です。

前森高原では乗馬体験やオートキャンプなども行っており、休日は子供連れで賑わいます。景色を純粋に楽しみに来る観光客も多く、電車からみえる鳴子峡は、特に紅葉シーズンに世界中からたくさんの人を集めます。

私が訪問した際も、宮城県小牛田駅から最上駅をつなぐ陸羽東線の電車は、東アジアを中心とした外国人旅行客で押し合いになるほどに混んでいました。遮るものなしに360度みわたせる、四季折々色とりどりの風景が根強いファンを生んでいるといえるでしょう。

電車から見える鳴子峡。橋の上にも人がびっしり。

大きなスーパーも娯楽施設もないかもしれない。しかし、資本主義社会の波にもまれるうちに多くの町が失っていった自然の恩恵が、やすらぎが、あたたかさが、ここには全てそろっています。 

なにもないが、すべてある。

自然の恵みを最大限に活かした町。

それが最上町。 

目的はなんでもかまいません。一度足を運んでみてほしいと思います。

最上町に興味を持ってくださった方は、是非下のサイトもご覧ください↓↓

最上町のPRはこの辺にして、次回は世話人紹介!

村おこしボランティア【最上コース】の菅さんがどんな人なのか、たっぷり紹介したいと思います!

それでは!