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山形県最上町に行ってきました!

皆さん、こんにちは! 村おこしNPO法人ECOFF学生支部のつっつです!

本noteでは、学生支部の広報を担当している、旅大好き、ECOFF大好きな一大学生の私つっつが、ECOFF新規・既存受け入れ地域について徒然なるままに呟いています!

11月3日から8日までの6日間、学生支部の新規地域開拓チームで山形県の最上町にお邪魔してきました。本noteでは、そこで発見した最上町コースの魅力を定期的に発信しています。

最上町は、ECOFFの新規ボランティア受け入れ地域として名乗りを上げています。

学生支部の新規地域開拓チームは、最上町が受け入れ体制を整えるためのお手伝いをしています。本訪問はその第1回目の視察でした。

実際に世話人の方にお会いし、実際に拠点となるところに住み、実際のボランティアを体験することで、下調べだけではわからない有益な情報、最上の良さを実感することができました。

世話人の方とご家族とも、一緒に作業したり晩酌したりと、たくさん交流させていただいて、遠い昔の話だったり、時に深い話なんかしながら、親睦を深めることができました。

「最上コースのボランティアを絶対にスタートさせて、たくさんの人に最上町にボランティアにきてほしい!」

そういう思いが顕著に高まったのを感じています。

最上町の田園風景。11月の最上はアウターなしでは過ごせない。

私は11月3日から5日までの期間に訪問させていただいたのですが、特に面白かったのは養鶏場での作業でした。

前半は卵洗いの作業を行いました。最上は温泉掛け流し地帯なので、なんと地下から30℃後半の温泉をくみ上げて、そのお湯を使って鶏の卵を洗うんです。

出荷前の卵は色も形もまちまちで、中にはウズラ卵くらいの大きさのものも。

片手で支えて、市販の食器用スポンジで優しくこすって泥をおとします。

結果として満杯のかご10個分は洗ったと思います。これが一日分の量だっていうからびっくりです。

卵洗い体験。幾つか頂いてその日の卵料理にした。

そこから休憩をとって昼食を食べ、養鶏場に移動して卵の収穫を行いました。

日本で1%しかない、放し飼いの養鶏を採用している貴重な場所だとは伺っていましたが、いざ実際に養鶏場の小屋をあけると、おびただしい数の鶏たちに圧倒されてしまいました。

多分1小屋あたり50羽くらいはいたと思います。集団恐怖症ならちょっと引くレベル。

大体が雌で、雄は片手で数えられる程度しかいません。数少ない雄を雌がとりあい、いじめられた弱い雌が、みるも無残な姿で地面に転がっていました。自然界の弱肉強食の現実を目の当たりにしました。

小屋の中に鶏1羽程度の大きさの小屋があり、鶏はそこで産卵します。数にして一度に3~8個程度だったと思います。

それを回収したとき、雌のぬくもりがまだ残っていて、まだほんのりとあたたかかったことを覚えています。

養鶏場。すごい数の雌鶏。雄は適度に殺処分するらしい。

帰り際、生後1週間ほどの小さいちいさいヒヨコを見せてもらいました。

吹き飛んでしまいそうなほどに軽くて、卵のようにあたたかくて、かわいらしい声でちいちいと鳴いています。

手のひら程度の小さな命一つを大事に抱えながら、私は命の尊さを考えました。 

わずか2泊の滞在でしたが、自分が何気なく素通りしてきた様々な当たり前を見直すことができる貴重な時間を過ごすことができました。

今回の視察を踏まえたうえで、次回の視察では、より濃く深い経験値を得ることができると思っています。今から楽しみです。 

最上町視察1回目の報告はこれで終わりますが、もっと最上町コースへの興味をもってもらうために、次回の記事では最上町の紹介、世話人の紹介をしようと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!