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安房へ帰る/Uターンした人たち

YouTubeチャンネルで新たなシリーズを始めました。
「安房へ帰る/Uターンした人たち」と題して地元へ帰ってきた人たちを特集するものです。
第1作 南房総へ戻りカイロプラクターとして起業をしたという「神子昭幸さん」を特集しました。

彼の思いなどお聞きいただけると嬉しいです。

そして、You Tubeライブでも絶賛 「安房へ帰る」をゲストにご登場頂きはじめております。

この後も来週(5月13日月曜日)は老舗和菓子屋を後継し、次世代和菓子屋として昇華させつつある「菓子匠やまもと」山本雄二郎さんをお迎えすることになっております。

5月13日19:00配信です!

移住される方をお手伝いさせていただく私たちですが、一定数ある希望のUターンは、自分の実家があったり、地縁があったりと住み替える(住み戻る?)にはいわゆる移住よりもずっと物理的なハードルは低い。

移住してきた人たちがまちづくりに取り組むことが目立つ一方で、Uターン者を含め、脈々と地域を受け継ぎ、消防団、青年団、そしてご近所づきあいなどなど、地域の礎をガッチリと守り始めている地元の若者も少なくありません。そんな存在がもっといることで地域の厚みも増すのではないかと。

自論ですが・・まちづくりって、スープ作りに似ているんではないかと思うのです。スープにとって大事なのは出汁。でも出汁だけだと「美味しい」には至らないでしょ? そこに胡椒とか塩とか多すぎると台無しになる調味料(スパイス)を少量加えることで美味い!となるわけです。
まちづくりも同じなんじゃないかと。
大切なのはそのスープのおおよそを占める出汁が上質であることで、その出汁はやはりその地に根付いた「DNA」が理屈ではない味になるのだと。
その出汁が上質であるならば、そのアレンジは色々できるし、楽しみ方が広がります。
尽きることのないだし汁になり続けるDNAが戻ってくることが必要なんではないかなぁ・・と思っているわけです。
『Uターン』をお考えのみなさん!ぜひお気軽にお声掛けください。
一生懸命おせっかいを焼かせていただきます!

5月5日はこどもの日でしたが、安房地域のこども人口は過去10年で30%減少したと5月5日房日新聞の記事に掲載されました。危機的減少率です。
社会の在り方がものすごいスピードで大きく変わり、その加速度はさらにあがるようにも見えます。誰のためにその仕組みは進化し、誰がそれを享受して生きる10年後の南房総となるのか。

先祖から受け継ぎ切れていない・・・我がふるさとをなんとしても守りたい。
主不在が多くなった ‟いらかの波”と雲の波をながめながらそんなことを思うGW最終日でした。


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