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【イベント記録】 ヒトラボ信州Vol.1〜これからの会社に人事はいらない〜 By田口弦矢さん を2021年10月5日に開催しました。


〜これからの会社に人事はいらない〜 とは、また刺激的なテーマ! 
塩尻の人事部 を名乗る当法人としても、存在意義が脅かされるではないかとヒヤヒヤしました(笑)

しかし、お話を伺ってみると、これからの人事が持つべき、必要な役割が見えてきました。

※新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンラインのみで開催しました。


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ヒトラボ信州とは、テーマを設けた情報交換やゲストを招いた講演・ディスカッションを通じて、これからの企業に求められる「人事の役割」や「戦略人事」に関する学びを深める時間です。

今回のテーマ提供者は、全国にWIRED CAFEなど様々なブランドを展開するカフェ・カンパニー取締役(CHRO)であり、塩尻市特任CHROを務められている田口弦矢さんです。
これからの時代の「人事」の必要性や、経営と人事の関係性についてお話を伺いました。
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田口さんは、過去に勤めていた企業で人事部に所属。人事の必要性に悩んだことがあったのだそう。「人事として仕組みは作ることができるけれど、現場にいる社員を、遠い存在に感じてしまった」と話します。

人事が必要な存在となるには、人事がビジネスと連動して、貢献度を上げる必要があるのではないか、経営の中に入っていく必要があるのではないか、と考えました。

「経営や、現場との距離を縮めるため、社員の出せる成果を最大化させる環境を作り出す必要があると思います」と田口さん。


それを踏まえた上で、田口さんは「今までのような人事はいらない」といいます。
これからの人事に、必要な役割とはなんでしょうか?

「今は、人生の中で、どういうコミュニティに入って生きていくべきか、と個人が問う時代です。会社はコミュニティの一つ。会社が、社員にとって、どのような場所であるべきか考える必要があります」と田口さん。

会社は、給料で社員を縛ることが難しい時代になりました。副業や、仮想通貨などほかの利益があれば、会社にいる必要がなくなります。

「会社という居場所に参加したいと思ってもらえるように、会社の中に、仲間や場所を作ることが人事の仕事です。一方で、どういう人に参加して欲しいか、意識するべきです。

その環境が社員の文化となり、機能、採用基準となります。」


人事が目指すべき会社の風土や機能は、過渡期のような気がします。大きな変化はすぐに出すことは難しいですが、目の前の社員に向き合うことを積み重ねれば、小さくても変化させていくことができるのではないでしょうか。


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今回は11人の方にご参加いただき、ありがとうございました。お互いの活動の情報交換もおこない、有意義な時間を過ごすことができました。


次回の開催もお楽しみに。
人事に携わっている方、関心のある方も、ぜひお気軽にお越しください。

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