【イベントレポ】 ちょっとした社会貢献から始めるデザイナーの生き方
こんにちは!
earth tree広報チームのぺくです。
最近は、earth treeビレッジの建設が再開したり、短編映画に関する情報が解禁されたりと、嬉しいニュースが続いていますね…!
この先に一体どんなドラマやストーリーが待っているのか、私自身ワクワクしている今日この頃です。
さて、今回は、ちょっぴりお久しぶりのイベントレポートをお届けします。
9月24日に開催された、千葉のクリエイター育成専門スクール「デジタルハリウッドSTUDIO千葉」さんとのコラボイベント。
「ちょっとした社会貢献から始めるデザイナーの生き方」と題し、earth tree広報チームのメンバーをはじめとした、登壇者のさまざまなお話から、「社会貢献」に「デザイン」で関わることの意義や可能性について考えてみました。
同じ「デザイナー」でも、その生き方やデザイナーの仕事に就いたきっかけ、NPO団体に関わったきっかけは人それぞれ。
それぞれのストーリーから、一歩前に進むヒントやきっかけが掴めるはず。
デザイナーやデザインに関心のある方はもちろん、国際支援やSDGs活動に関心のある方も、ぜひお読みください!
今回の登壇者
価値が伝わる道づくり。 活躍の場所は多岐にわたる!
イベントのなかでは、実際にデザイナーとして活躍するみなさんのお話を伺いながら、デザイナーとして活動する可能性や魅力に迫りました。
今回の記事では、その事例の一部をご紹介しつつ、まとめていきます。
アイデアや想いをカタチに!
earth treeの前身となるKissoでは、もともと生活の基礎を作るために、働く環境づくりと学ぶ環境づくりに取り組んでいました。
そのようななか、コロナ禍でこれまでの活動を見直さざるをえなくなり、代表の加藤大地(以下、かでさん)はじっくり自分と向き合ったそうです。
その過程で、
そう思い至り、earth treeビレッジの構想が始まりました。
ただ、そこに至るまでの想いやストーリーをすべて伝えようとすると、なかなか難しいものがありますよね…?
そんなときこそ、デザイナーの出番!
このときも、earth treeが誇るスーパーデザイナーのかっちゃんが、かでさんの想いやアイデアを1枚のイラストにまとめてくれました(写真左)。
おかげで、実現したいことのイメージが湧きやすくなり、当時実施したクラウドファンディングも大成功!
こちらは、earth tree広報チームで活躍中のいつかさん談。
いつかさんも、このイラストがきっかけで、earth treeについて深く知ったそうです。
こんな風に、言葉だけでは伝えきれないアイデアや想いを、デザインを通して分かりやすく伝えられるようにするのが、デザイナーの役割。
今回の事例以外にも、「あったらいいな」や「あった方がいいな」と思ったら、自ら創り出せるのがデザイナーの魅力であるというお話が、イベントのなかで他にも出てきたのが印象的でした。
価値が伝わる道づくりで、自他ともに広がる可能性
イベントのなかで、「価値」は大きく2種類に分けられるというお話がありました。
ひとつは、物質的な価値。
こちらは、その物質を構成する素材の品質や種類などで変わるものです。
(例:ダイヤモンドなのか、どこにでもある石なのか…)
もうひとつは、商品やサービスの裏側にある、想いやストーリー。
あくまで例ですが、パッと見たときは「ただの石ころ」だとしても、その裏側に関わる人の想いやストーリーがあったとします。
その”裏側”を伝えることで、そこに共感する人たちが出資したり、応援したり、購入したり…します。
この「裏側にある想いやストーリー」をしっかりと伝えることで、「価値が伝わるための道を作る」ことは、デザイナーだからこそできること。
もしデザイナー自身に何か実現したい想いがあるなら、その想いを伝えるためにデザインの力を活かせます。
一方、自分自身に「これ!」というやりたいことがなかったとしても、想い溢れる誰かのそばで、その想いを届けるお手伝いをすることもできます。
「デザインの力があれば、想いの実現にもっと近づけるのに…!」と思っている方も、たくさんいるからです。
実際、earth tree広報チームのくろちゃんは、もともと「食」や「料理」の分野でオフラインイベントを開催していて、デザインの力で自身の想いや熱量をより鮮明に伝え、参加された方の満足度を高めることができたそう。
一方のかっちゃんは、「大好きになったカンボジアのために何かしたい!」という想いの実現に向けて走り続けるかでさんを、デザインの力でサポートし続けてきました。
そんな風に、デザインの力があることで、自らの可能性も広がり、他の誰かの可能性を広げることもできます。
だからこそ、活躍の場所や機会は多岐にわたります。
制作会社はもちろん、earth treeのようなNPO団体、各種コミュニティなど、これまで学んだこと、経験してきたことを活かせる場所がきっとあるはず。
そのためには、興味があるものに対して、踏み込んでいく勇気や行動力を持ち合わせていることが大切だそうですよ!
何がきっかけでearth treeに・・・?
「興味のあるものに飛び込んでみよう!」と言われても…いったい何から始めたら良いの?
もしかしたら、そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、earth treeで活躍する3名のデザイナーが、earth treeに関わり始めたきっかけをご紹介します。
3人のストーリーから、何かヒントやきっかけを掴んでいただけると嬉しいです!
かっちゃん
もともとは印刷メーカーの営業をしていたという、かっちゃん。
その仕事をしながら、副業としてクリエイティブを作りたいと思っていたそうです。
そんなあるとき、別のイベントで知り合った、earth tree代表(当時はKisso代表)のかでさんが、団体のパンフレットを作れる人を募集している投稿を見かけます。
そこから、団体のパンフレット制作に携わり、その後も、(先ほどご紹介した)イメージイラスト、クラウドファンディング実施時やearth tree設立時の各種サイトやバナー、Tシャツ、カレンダーなどなど、本当にたくさんの制作に携わってきました。
いつかさん
もともと「ソーシャルビジネスに関わりたい!」、「何か人の役に立つことをしたい!」と思っていた、いつかさん。
そこから、
と考えてみたとき、「どんな団体さんでも、デザイナーは必要だろう」と思い至ったことが、デザインを学び始めた理由のひとつだそう。
earth treeと出会ったきっかけは、かっちゃん作のイラスト。
もともと「子どもの教育に関わるようなことがしたい!」という思いもあり、子どもたちがイキイキ過ごしている様子が感じられる、earth treeのビジョンに共感したとのことでした。
現在は広報チームでPRに関わっていたり、法人向けの資料作成に携わっていたり…多岐にわたって活躍中です!
くろちゃん
「食」や「料理」の分野でオフラインイベントを開催してきた、くろちゃん。
コロナ禍でイベントの開催が難しくなったことがきっかけで、
と思い立ち、イベントの広報・PRに役立つデザインを学ぶことに。
加えて、もともと社会貢献や国際支援、教育に関心があり、オルタナティブスクール(注)の立ち上げに協力するなど、「興味・関心のあることで、自分にできること」に、さまざまなコミュニティを横断しながら関わってきました。
(注)オルタナティブスクールとは…ヨーロッパやアメリカの哲学的思想を基盤に発展した「オルタナティブ教育」を取り入れた学校のこと(こちらのサイトより引用)。
そんなくろちゃんがearth treeに関わるようになったきっかけは、かつて同じシェアハウスに住んでいた、earth tree現地スタッフのちばちゃんと出会ったこと。
ちばちゃんを通してearth treeを知ったとき、「点と点が線として繋がる」ように感じたことから、earth treeに関わることに。
現在は、SNSで使用する画像やバナーのデザインに携わっています。
今後はオフラインイベントの開催経験を、earth treeでも活かしていけたら…と語ってくれてもいました!
3人のお話からも「興味・関心のあることに、踏み込むことの大切さ」を感じますね…!
ほかにも、3人のお話から
・目の前にあるチャンスや偶然のきっかけを大切にすること
・絶えず自分に向き合い、自分のやりたいことや(そこに向けて)やるべきことを明確にしておくこと
が大切だと、私は感じました。
最後に
いかがでしたか・・・?
今回の記事が、ご自身の今後について考え、一歩前に踏み出すヒントやきっかけになっていたら嬉しいです。
実際のイベントの様子はアーカイブ動画でご覧いただけます。
今回書ききれなかったお話も含め、参考になるお話がたくさんあるので、ぜひ併せてご覧ください!
earth treeでは、今後もさまざまなイベントを企画していきます。
SukuSukuメンバーとして、いち早く今後の情報をキャッチしたい方はぜひ以下からご登録を!
今回コラボイベントを一緒に開催してくださった、デジタルハリウッドSTUDIO千葉さんが気になった方は以下をご覧ください!
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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