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デジタルの創造性を伸ばす!よどがわベースの過ごし方

よどがわベースがOPENして約1ヶ月が経ちました。

▼前回の記事はこちら

地域の中高生が、学校や家庭以外の”秘密基地”として通えるデジタル居場所として開所したよどがわベース。

開所前から「行ってみたい」「楽しみ」といった声も聞くことができていましたが、実際に日々何人もの中高生が通ってきてくれています。

今回は、中高生がどのように過ごしているかをご紹介!
写真も盛りだくさんなので、よどがわベースの雰囲気を感じていただけると思います!

よどがわベースでの過ごし方

よどがわベースに到着したら、まずは専用のQRコードをかざしてチェックイン。
こちらは、「スクパス」というシステムを利用しています。

よどがわベースクルー(CLACKメンバー)と挨拶や会話を交わしつつ、「今日は何をしようかな?」と見渡す中高生たち。

よどがわベースには、中高生が楽しんで通えるようなコンテンツをたくさん用意しています。

先日は、レーザーカッターで木材をカッティングし、よどがわベースのロゴをつくってみました!

こちらはクルーもあまり使ったことのなかった3Dプリンター。

説明書を読みながらなんとかやってみようと試行錯誤しているところを助けてくれたのは、なんと高校生でした。元々デジタルに興味があり実際に使ったことがある高校生が、クルーや他の生徒にレクチャーをしてくれています。

エラーを起こすことも多いと言われている3Dプリンターですが、実際にフィラメントが固まってしまったり等のトラブルも・・・。そんなときも、高校生がトラブルシューティングまで真剣に向き合ってくれています。

また、まだ揃っていなかった棚などの家具も中高生と一緒に組み立てています。

ただ通うだけでなく一緒によどがわベースを作り上げていく過程は、楽しいひととき!

その他にも、iMacと液晶タブレットで漫画やイラストを描いてみたり、友達と一緒にSwitchをプレイしたり、ボードゲームをしたり、ソファに寝転がって漫画を読んだり・・・

好きなことをして過ごす中で、コミュニケーションも生まれていきます。

先日は、中学生と高校生がゲーミングPCでオンラインゲームの協力プレイを楽しんでいました!

デジタルをきっかけにして学校や年齢を超えたコミュニケーションが生まれていくのは、よどがわベースならではだと感じています。


よどがわベースで目指すもの

  • 家庭の経済的な理由から放課後や休日はアルバイトで忙しい生徒

  • 発達の特性から半年程度じっくりと理解していくのが適している生徒

  • 学校の学習やテストについていけず、新しいことを学ぶことに対して前向きになれない生徒

  • 食事や生活がままならない状況にあるが身近に頼れる大人が少ない生徒

これが、CLACKがこれまでたくさんの高校生と出会い、関わる中で見えてきた現実。
「継続的に、子どもたちにあった形で関われる場所」が必要と考えた結果、よどがわベースが立ち上がりました。

中高生の創造性を伸ばすラボであり、学校の壁を超えて近い世代とつながるギルドであり、なにかあったらいつでも戻ってこられるセーブポイントでもある場所。

そんな空間を目指して走り出したよどがわベースは、順調に歩みだしています。

今後も中高生が通いたくなる、頼りたくなる場所になれるように、色々な”仕掛け”を計画しています!

よどがわベースの活動を支えたい、応援したいと思ってくださった方は、下記からご支援をいただけると嬉しいです。


▼個人の方

▼法人・企業の方
お問い合わせ:contact@clack.ne.jp(担当:豊田)

みなさんのご寄付によってCLACKはよりよい機会を経済的・環境的にしんどさを抱える高校生に届けることができます。応援したい!と思った方はご支援いただけると非常に嬉しいです!!