最高品質のプレゼン術/【秋学期】前田鎌利ゼミ第1回レポート
10月から開講しているNewsPicksアカデミア秋学期ゼミ。前田鎌利先生率いる「最高品質のプレゼン術」では、様々な業種の前線で活躍しているメンバーが集まり、ビジネスパーソンが提案を通すために不可欠な「プレゼンテーション」について、濃い講義とプレゼン発表&フィードバックが繰り広げられています。今回はそのゼミの様子をゼミ運営ボランティアスタッフの小栁津麗欧さんがレポートします。
プレゼンスキルを大幅にアップする
このゼミでは、「プレゼン術」というタイトルの通り、プレゼンテーションのスキルをひたすら磨いて、何かを提案するときに通しやすくなったり、さらにそこから道が開けていくことを目指して3ヶ月間学んでいきます。
(ゼミ生のみなさんが、実際の仕事に使う資料を活用いただく場合でも安心して学べるよう、秘密保持契約書にサインして講義が始まりました。)
全6回のゼミのテーマは、以下の通りです。
1.「内観」(伝えたいことは何か?)
2.3分プレゼン(グループ1)+社内プレゼンを極める
3.3分プレゼン(グループ2)+社内プレゼンを極める
4.3分プレゼン(グループ1)+社外プレゼンを極める
5.3分プレゼン(グループ2)+社外プレゼンを極める
6.修了テスト:プレゼン大会
講義では、前田さんの「書籍に書いてあること」をふまえながら、前田さんご自身の経験や他の研修での事例などを元にゼミ生へフィードバックが行われ、「書籍に描いていないこと」も学ぶことができます。
また、講師からのフィードバックだけではなく、この場に集まったゼミ生からも第三者の目でフィードバックをもらえます。通常の会社ではなかなか少ないこのゼミについて、「コミュニティ自体が財産になる」と前田さんは言います。
プレゼンのプロ、前田鎌利氏による自己紹介
プレゼンテーションクリエイター、書家として活動する前田鎌利氏。両者の肩書きに至るまでのストーリーは、こちらの動画をご覧ください。
プレゼン術のゼミレポートですので、アカデミア会員以外の方のために、最高品質の前田さんご自身の自己紹介スライドもいくつか抜粋してご紹介します。
書家、プレゼンテーションクリエーター、夫・父。3つの肩書を持つ。ソフトバンク在籍時代、多くの事業提案を孫正義社長に直接プレゼンして了承された経験を持つ他、孫社長のプレゼン資料作りも担当。
プレゼンテーションクリエーターとして各方面で活躍され、出版したプレゼンテーション術の書籍「社内プレゼンの資料作成術」、「社外プレゼンの資料作成術」は16.8万部を突破。
中国、韓国、台湾など海外でも書籍を出版し、国内外各地でプレゼンテーション術の講演を行っている。
書家としては、ソフトバンク「志高く」、JAXA「こうのとり」、Jリーグ「絶対突破」、彦根城 築城410年祭「国宝 彦根城」など有名な作品が多数。
「書道塾 継未-TUGUMI-」を主催し、全国15校(2018年8月時点) 、ロンドンやオンラインでも多くの生徒に書道を教えている。
国内のみならず、国外でもNY、ヨーロッパ、アジアなど各国でライブパフォーマンスを展開。
そんな前田さんが、本気でプレゼンテーションの極意を教える当ゼミは、ビジネスパーソンなら一度は学んでみたいと思うのではないでしょうか。
自己紹介のポイント
前田さんの自己紹介に続き、今度はゼミ生が一人ずつ参加者全員に向けて自己紹介。名前、受講理由、その他伝えたいことを順番に1分ずつ話しました。
色々な業界から、それぞれの目的を持った高い熱量の方々が参加されていて、このあと続く全6回のゼミが楽しみだなと感じる自己紹介でした!
(しかし、、1分という時間での自己紹介は短く、流石にゼミ生のみなさんが話された内容を全部覚えるのは難しかったです。。)
その後、前田さんからの自己紹介のポイントの講義を挟み、「この人の話をもっと聞きたいと思わせるような映画の予告編を図解する」という形で、もう一度全員が自己紹介を行うと、、、わかりやすい!本当に頭にスッと入ってきて、記憶に残りやすくなるんですね。
そのポイントを、少しだけご紹介します。
1分で書けること、誰が見ても分かること。人が驚くのは自分たちが知らないことを知ったときや、数字にインパクトがあるとき。あくまで相手をどう引き込むかを考えることが重要。
ゼミ生全員がプレゼンし、フィードバックを繰り返す形式のため、一対一や大人数では気づけない内容が、少人数で周りのフィードバックも聞くことにより、色々なサンプルが出てきました。講義の内容だけではなく、他のゼミ生の良いとこを真似ていくことでも成長できるゼミだと感じました。
会社紹介のポイント
続いて、会社紹介のポイントのトピックへ。自己紹介は、人生で一番行うプレゼンテーションのため絶えずブラッシュアップされますが、会社の紹介は放っておいたらブラッシュアップされません。いま自分の会社の経営層はどこを向いているか、自分で情報を取りに行く必要があります。
プレゼンテーション内容を深堀するために「何をプレゼンしたいのか?それは本当に自分が話したい内容か?
など、この後も、プレゼン術の「内観」(伝えたいことは何か?)について濃い講義が続きました。
第1回の学び(まとめ)
かなり密度の濃い内容で、あっという間の時間でしたが、個人的に第1回のゼミで学びが大きかったのは以下2つ。
全部伝えない(話さないことを決める)
相手の立場に立ってプレゼンテーションを行う
自己紹介のポイントから、プレゼンテーションに取り組むための「内観」について学んだ第1回。
次回以降のゼミの様子もレポート予定ですのでぜひご覧ください。
プレゼンテーションの秘訣をもっと知りたい方は、ぜひ以下の前田鎌利プロフェッサーの関連情報をご覧ください。
30分会議でチームの生産性が2倍になるという、前田さんの会議術の本もお薦めです。
文・編集:前田ゼミ運営サポートチーム(小栁津 麗欧)
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