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【自分を企画化する方法】澤ゼミレポート（第１・２・３回）

NewsPicksアカデミアアンバサダー
Newspicksアカデミア　澤ゼミのテーマは“自分を企画化する方法”。前半の振り返りを、NewsPicksアカデミアアンバサダーの柳町みゆきさんがレポートします。

第１回振り返り
自己紹介を相手主体に考える

　自分を企画化するにあたり、最初に着目したのは自己紹介でした。自己紹介をしてください、と言われると、皆さんは何を思い浮かべますか？

「〇〇会社で●●を担当している〜」、「〇〇大学出身の〜」、など、肩書き重視で考えることが多いように思います。しかし、肩書きは自分自身ではありません。自己紹介の本質とは、「私があなたにできることを伝えること」と澤先生はおっしゃっています。これを踏まえ、相手主体の自己紹介をするために自身に二つの問いかけをしてみてください。

１．あなたはどんな人ですか？
２．あなたはどうやって人を幸せにできますか？

　これらを考えることで、自然と「聞き手のための自己紹介（＝受け手にとって変わる自己紹介）」ができるようになります。

　自分を企画化するには、このように自分が周りの人にできることを、日々言語化することが非常に重要であるとお話いただきました。ゼミ生は早速、「Twitterで１日５ツイート」を宿題として、日々発信に努めていくことになりました。

第２回振り返り
自分が作ってしまったルールに気づく

　第二回ではワークショップ中心の講義です。２人組になって、一人がお題を読み、もう一人と一緒にミッションを実施します。お題は２つ。

１．アイマスクした人に会議室外のドリンクを取って戻ってきてもらう
２．アイマスクした人にアンパンマンの絵を描いてもらう

　１については、手を繋いではいけない、コップはアイマスクをしている方が持たないといけないなどの「〜ねばならない」というルールを自分自身で作っていることにゼミ生が気づく瞬間が印象的でした。２でも同様に、見えている方が手を持って一緒に書いてはいけないと言っていないのにも関わらず、声のみで指示するというルールに縛られてしまう光景が見られました。

　この講義においても、相手は何が知りたいのか、自分には何ができるかを常に考えることが重要です。これは仕事でも同じです。経験者と新人ではスキルも経験も異なるため、相手が何を見えていないのかを理解し、言語化する作業が重要と気づかされました。

第３回振り返り
日々アウトプットを積み重ねる

　とにかくアウトプットをすることが重要。これを１つのワークを通じて体感しました。

“今日のランチについて、会社の同僚に伝えてください”

　班のメンバーを会社の同僚と想定して共有します。この時はオフィスの雑談として、他愛もない会話の中で説明しているため気楽に説明できました。

“では次に、今日のランチをtwitterで説明してください”

　急にゼミ生の手が止まりました。プラットフォームが変わったこと、140文字と制限されたことなどから、アウトプットのハードルが上がったことをゼミ生が実感しました。

“最後に、あなたの今日のランチをテーマにハリウッド映画のコピーを作ってください“

　ハ、ハリウッド、、、？！と、想像力を膨らませアウトプットをする練習をいかにしていなかったかをゼミ生が実感しました。アウトプットすることを日常的におこなうことで、スキルが磨かれていきます。
　もう一点、アウトプットの際に気をつけることは「誰がそれを受け取るのかをよく考えること」と澤先生はおっしゃっておりました。物事を多面的に見て、自分の発信に責任を持つことがアウトプットの鉄則となります。

　もう一点、アウトプットの際に気をつけることは「誰がそれを受け取るのかをよく考えること」と澤先生はおっしゃっておりました。物事を多面的に見て、自分の発信に責任を持つことがアウトプットの鉄則となります。

懇親会でも

　澤ゼミではゼミの後に懇親会を実施しており、毎回20名以上が参加しています。「自分の周りの半径５ｍをHappyにするというマインド」に基づき、日々のアウトプットの気づきや困っていることを相談しあえるいい関係が築けています。

ゼミを通じて得た気付き

私自身の気づきとして、「自分に自信がない」から、「自分が周囲に何を貢献できるのかを考えていなかっただけ」と認知できたことが最も大きな気付きでした。

今持っているスキルや体験をなぜ取得できたのか、生きてきた中で体得したことは何かにフォーカスすると「これって私だけができる特別なことなのではないか？」というような自分のタグが見つかるかもしれません。

ゼミ後半戦も、楽しみで仕方ありません。

【プロフェッサー】
澤円／圓窓代表
1993年立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社勤務を経て、1997年にマイクロソフト（当時）に入社。複数のセールス部門の責任者を歴任。持ち前のプレゼンテーション術で大型案件を次々と決め、2006年には日本人エンジニアとして初めて、同社｢Chairman’s award｣を受賞。著書に『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術』など。

【ゼミ紹介】

【ゼミ生note】
澤ゼミでは、各回のゼミレポートをゼミ生が交代で担当しています！是非ご覧ください。

【澤先生の書籍のご紹介】

文：柳町みゆき

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