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株式資産が過去最大の伸びを記録。5ヵ月で300万増加!

株式相場が凄まじい勢いで上昇している。

米国の主要株価指数、S&P500、ダウ平均株価、NASDAQ100は史上最高値更新、そして日本のTOPIXはバブル以来の高値更新。

円安の相乗効果もあって、日本人投資家の大半が、今年に入って資産を大きく増やしていることだろう。

市場の平均を買っていれば、誰でも簡単に勝つことが出来る相場だ。

私も円安株高の恩恵を受けている1人で、今年2月に1000万に到達してから、僅か5ヵ月足らずで1300万まで資産が増加した。

7年かけてコア資産が1000万に到達!ここまでの道のりを赤裸々に告白!|np2030@資産運用 (note.com)

月20万の積み立てを行っているとはいえ、この増加スピードは異様な光景と言えるだろう。

今回は、iDeCoとNISAで運用中の我が家のコア資産をご紹介する。


【確定拠出年金(iDeCo)】
〇 楽天S&P500DC(私) 評価損益率23.89%
〇 楽天S&P500DC(妻) 評価損益率24.60%

iDeCoに関しては、2017年から運用を開始している。

今年2月に、楽天全米株式インデックスファンドから更にコストが低い楽天S&P500にスイッチングした。評価損益率だけみると、大したことが無いように見えるが、運用開始時からのリターンでみれば、とんでもないリターンを叩き出している。

〇 私の運用成績(月12,000円積立)
  投資累計額 1,038,431円
  時価評価額 2,379,371円
  評価損益  1,340,940円
  評価損益率 129%

〇 妻の運用成績(月5,000円積立)
  投資累計額 1,898,431円
  時価評価額 4,395,266円
  評価損益  2,496,835円
  評価損益率 132%

〇 夫婦の運用成績
  投資累計額 2,936,862円
  時価評価額 6,774,637円
  評価損益  3,837,775円
  評価損益率 131%

新NISAの運用開始に伴い、今年1月からは妻の積み立て額を23,000円から5,000円に減額したものの、積立投資だけで、運用期間8年目において、資産は倍以上に増えている。

米国の主要株価指数(市場平均)を買うだけのインデックス投資でも、こんなに素晴らしい運用成績を残すことが出来る。


次に、NISA口座の運用成績を公開する。

NISA口座に関しては、売却は一切行っていないため、評価損益率だけ載せておく。

【旧NISA(妻)】
〇 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 119.43%
〇 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 55.70%

【新NISA(私)】
月100,000円積立 評価損益率 13.58%
〇 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

【新NISA(妻)】
月36,000円積立 評価損益率 22.01%
〇 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
月50,000円積立 評価損益率 7.23%
〇 SBI-SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド

妻の旧NISAは、2018年からの運用となる。

運用期間は、今年で7年目となるが、新NISAに移行したことにより、今は追加投資は出来ない。しかし、最大20年間の運用が可能となるため、このまま10年以上寝かし続け、どこかのタイミングで妻の新NISA口座に移す予定だ。

先に述べたiDeCoよりも1年遅れの運用となるが、先進国株式インデックスファンドの評価損益率は119%と、やはり投資累計額の2倍を超える素晴らしいパフォーマンスとなっている。

一方の新興国株式インデックスファンドの評価損益率は55%と先進国株式には及ばないが、まずまずの運用成績が残せている。現在の評価額は100万程度であり、新興国の株価変動が金融資産に及ぼす影響は小さい。今後に期待だ。

余談だが、私も最初は積み立てNISAで堅実にインデックス投資を行っていた。しかし、欲に負けて個別成長株(N社)への投資に切り替えた。大人しくインデックス投資でコツコツと資産形成をしていれば、今頃は、金融資産が今よりもずっと増えていたことは間違いない。

凡人投資家は、余計なことを考えずにインデックス投資をしていれば、平均点の投資成績が残せる。逆に、凡人投資家が相場の先読みをしたり、下手な自信を持つと赤点を取ることがある。凡人投資家が、機関投資家に勝とうと一攫千金を狙うのはギャンブルと一緒だ。勝てる確率は50%、いや、若しくはそれ以下かもしれない。私のように、個別株の集中投資で儲けようなどとは思わない方が良い。


最後に、新NISAの運用成績だ。

【最終確定】新NISAはシンプルに!投資先を3本に絞り込む。|np2030@資産運用 (note.com)

今年から始まった新NISAでは、3つのファンドに投資を行っている。

夫婦で3600万を運用予定

新NISAに関しては、60歳までに夫婦満額を埋めることを目標としている。そして、60歳以降は取崩しのフェーズに入っていく。おそらく、死ぬまでの運用となることから、今の株価変動は大して重要では無い。

長期運用で考えれば、株価の上下変動はあまり重要では無く、最終的に右肩上がりに株価が推移すれば勝てる投資になる。

積立投資で考えれば、スタートダッシュを決めるよりも、むしろ、スタートで出遅れた方が良いくらいだ。なぜなら、ボール投げのような山の放物線を描くよりも、谷を描いた株価チャートの方がパフォーマンスが良いことは言うまでもない。つまり、長期的視点で見るならば、一度、大きな調整が5年間位あっても良いのかもしれない。

今の運用で、一つだけ個人的な心配事は、米国小型株式インデックスファンドの純資産が一向に増えていかないことだ。

今後、利下げが行われれば、小型株にスポットライトが当たることが予想されるため、今は仕込み時のファンドだと考えているのだが、未だ純資産が10憶に満たない。繰り上げ償還されずに、この先も長期で安心して運用できるのか。なかなか増えない純資産に不安が募っている。


さて、2024年も後半戦である。

資産の増加スピードが速いと感じている凡人投資家は、ブレーキを装着して、シートベルトをしっかり締めておくことをお勧めする。

このまま、スピードを加速させて2024年が終わるのか、それとも、クラッシュするのか。この先のことは誰にも分からない。

だけど、今の相場を見て、株式を買い増して、債券を売るということは、賢明な投資戦略とは言えないことは確かだ。

下手な投資家は、天井で買って、底で売る。

株式と債券。

どちらが天井と底に近いのか。考えてみよう。

私は、下半期も株式インデックスファンドへの積立投資を継続し、債券ファンドは保険として握りめておく。

間違っても、今、債券を売って、株式を買うという判断はしない。



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