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【朗報】楽天証券のiDeCoに楽天オルカンと楽天S&P500が登場!

今日は久しぶりにiDeCo(確定拠出年金)の話をする。

私は、昨年まで楽天証券をメインに使ってきた。

NISA口座は、今年からSBI証券に移管したが、iDeCoに関しては口座の移管が非常に手間であるため、楽天証券のままである。

現在、楽天証券で運用しているiDeCoの投資商品は、以下のとおりである。

【私】月12,000円
楽天全米株式インデックスファンド(楽天・VTI)
信託報酬0.162%

【妻】月5,000円
楽天全米株式インデックスファンド(楽天・VTI)
信託報酬0.162%
たわらノーロード先進国株式
信託報酬0.0989%

iDeCoに関しては、積み立てを開始して今年で8年目となる。

選べる投資商品が限定されているため、低コストのインデックスファンドを淡々と積み立てているだけの運用である。

現在投資している楽天VTIは、iDeCo運用開始時の2017年には誕生しておらず、iDeCoの提供商品にもラインアップされていなかった。

そのため、運用開始時は他の外国株式インデックスファンドを積み立て、楽天VTIの誕生(提供開始)とともにスイッチングした経緯がある。

iDeCoは、口座の移管こそ手間が掛かるが、投資先のスイッチングは非常に楽にできる。

ライバル社のSBI証券では、低コストで有名なslimシリーズを提供しているだけに、楽天証券で身動き取れずに運用している身としては、次の低コスト商品のラインアップをずっと待ちわびていた。

楽天プラスシリーズが加わったことは、まさに朗報である。

【個人型確定拠出年金(iDeCo)】最安ファンド!投資信託2商品を追加いたします(1/26~) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

① 楽天・オールカントリー
信託報酬0.0561%
② 楽天・S&P500
信託報酬0.077%


我が家では、現在iDeCoで500万余りを運用中である。

iDeCoの投資目的は、年金受給開始日までの繋ぎである。

年金の受給開始日を遅らせれば遅らせただけ、受給額が増える。

老後の資産運用を考える賢明な投資家であれば、公的年金の繰り下げの仕組みはご存知だろう。

受給開始を65歳から1ヶ月遅らせるごとに支給付き額が0.7%増える。

5年(60か月)の繰り下げで42%増、10年(120か月)の繰り下げでは84%増と倍近い支給額となる。

60歳までに資産形成を達成できれば、年金受給開始日を出来るだけ遅らせた方が良いことは言うまでもない。

もちろん、長生きできなければあともこもないが、人生100年時代と考えれば、年金は最長の75歳まで引き延ばしたいものだ。

凡人投資家が出来ることは、若いうちに、NISAとiDeCoをしっかりと積み立てて60歳までに資産を形成する。

そして、60歳から資産を取り崩していく。

資産が大きくなればなるほど、取り崩し期間又は取り崩し額が増えるため、年金受給日を遅らせることが可能となる。

資産運用の老後の運用戦略としては、

① NISA口座(先発)
② 特定口座(インカムゲイン)
③ iDeCo(リリーフ)
④ 年金(抑え)


のイメージだ。

私は、NISA口座でNASDAQ100に多く投資するなど、かなりアグレッシブに攻めているが、60歳までにNISA口座は全てオルカンなどの全世界株式インデックスファンド1本にまとめるつもりだ。

60歳を過ぎて、大きなリスクを取る必要はないと考えているからだ。

NASDAQ100や米国小型株の売却益があれば、特定口座で

① 債券
② 不動産リート
③ 高配当株


に投資しながら、インカムゲインを得ることが可能となる。

NISA口座の定率取崩しと特定口座のインカムゲインを得ながら、ある年齢に達したら今度はiDeCoも取り崩していくというイメージだ。

国の年金受給は出来る限り先延ばしにしたい。

つまり、iDeCoを取り崩すのは、年金受給開始日までの繋ぎの段階となるので、少なくとも65歳以降となる。

まだ20年以上も先の長期投資となるため、iDeCoでは低コストでリスクが少ない投資商品を選択して、投資を忘れるくらいの気持ちで運用することが大切である。

今回、楽天証券で新たに提供される「楽天プラス」は、非常に低コストで安定したリターンが期待できる長期運用に適した投資商品だ。

楽天・オルカンと楽天・S&P500のどちらを選択するかは、まだ検討中だが、楽天証券でも業界最低コストの投資商品を選択できるようになったことはとても喜ばしいことだ。




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