長期海外出国前の手続きまとめ【世界一周/ワーホリ/留学/海外転勤】
伊豆で食べたお寿司が忘れられない。
金目鯛うにのせ/えびいくらのせ/まぐろ中トロ
今までうにってあんまり好きじゃなかったんだけど、最高。
今までいくらもあんまり好きじゃなかったんだけど、最高。
なんで頼んだんだろう。おいしかった・・・
出国1週間前に、海鮮丼派からお寿司派に推し変。
もうしばらくお寿司食べられないんだって思うと、行くのやめようかなって思ってきちゃう・・・
・・・チケット買っておいてよかった。
***
来週7/4の出国に向け、ひととおり、日本で行っておく手続き関係が終わったので
まとめておこうと思います。
今回、かなり失敗したこともあったので、自戒的なものも含めて、です。
手続きだけと思っていたら、予算に関わる部分が多かったです!
大学時代にも世界一周を経験していたので、
そんなに変わらないかなぁとたかをくくっていましたが、
学生時代の手続きと、社会人の後の手続きと、全く費用も内容も異なります!
もっとはやめに確認しておけばよかったと反省しています・・・
***
1.役所関係の手続き
※持ち物に関して、各市町村によって異なる可能性あり
わたしは神奈川県横浜市在住です。
1-住民票を抜く(海外転出届)
持ち物:マイナンバーカード(発行者のみ)
発行されていない方は本人確認書類
印鑑(私の住んでいる地域では必要なかったです。)
転出の2週間前から手続きできます!
役所に置いてある所定の用紙に記入後、窓口に提出。
記入自体は2~3分で終わる簡単な用紙で、
手続き自体も時間を要するものではありませんでした。
マイナンバーカードをお持ちの方は、「もう使えません」
というようなスタンプを押されます。(再発行となるそうです。)
住民票を抜く理由は、住民税を免除してもらうためです。
・海外に1年以上転出する
・その年の1月1日に住民票がない
上記に当てはまる人は、その年の住民税が免除となります。
ちなみに、住民税ですが、わたしの場合
1年間で、手取り月給の1.5か月分以上とられてました。かなり高いです。
(手続きするまで気づかなかった・・・)
なので、1年以上渡航される方は、転出届は確実に出した方が良いとおもいます。
2-国民年金を未加入にする手続き
持ち物:年金手帳
退職証明書
※住民票を抜く手続きと違う窓口にありました。ご注意ください!
住民票を抜くと、国民年金(働いている間、国に納めておき、65歳以降需給を受けられるお金)の加入が任意となります。
海外転出後も支払い続ける/帰国後まとめて払う/払わない
と、3種類選ぶことができます。
もし払わない場合、将来受給される年金の額は減少します。
わたしは、払わないことにしました!
理由は、高齢化が進み、実際に私たちが定年した後
本当に年金ってもらえるのかな、と不安である点と、
保険会社の年金に加入している点、
あとは自分自身で貯金すればよいと思っているからです。
ちなみに、手続きをしない場合、
自動的に加入したままとみなされるため
自宅に年金支払いの催促が届き続けることになるそうです。
また、退職後まもない場合(~2か月以内ほど)、
会社から発行される退職証明書が必要です。
※わたしはこれを持っておらず、手続きできませんでした・・・
退職から、退職を企業が国に届け出るまでにタイムラグがあるとのことです。
わたしの場合、有給消化後の退職日が先週であったため、
退職している旨が確認できず、手続きができませんでした。
この退職証明書があれば、手続きができます。
3-住民税の支払い
住民票を抜いたとしても、その年の1月1日に住民票を置いていた場合は、
その年の住民税の支払い義務が生じます。
そのため、出国前に一括で支払う必要が出てきます。
ですが、私の場合、それができませんでした。
2番目と同じ理由で、「まだ会社で働いていることになっており、
給与から天引きすることになっている」とのことです。
こちらも退職後~2か月ほどで、自宅に請求書が届くとのことです。
わたしは、家族に代理でお願いすることにしました。
※役所に行くと、いくらの督促がくるのかあらかじめ教えていただけます。
3-国民健康保険
会社の方で健康保険に加入されていた場合、そちらが失効となり
国の保険に加入することができます。
ただし、わたしは海外旅行保険に加入し、
怪我・病気になった場合、海外旅行保険でカバーするため
国の健康保険には未加入のまま出国します。
2.生命保険などの見直し
わたしは社会人のときに
生命保険2種、個人年金保険1種に加入していました。
今回、個人年金保険の「一時停止」の手続きをしました。
解約ではなく、一時停止です。
これは、保険料の払い込みを一旦停止して、
また払える状況になった時に、再開するというもの。
解約すると、確実に返戻金は減るので・・・
生命保険に関しては、海外の事故・病気などにも対応しているので
継続して支払っていきます。
全職の先輩に保険はお願いしていたので、
アドバイスを沢山いただけて助かりました。
たぶん、保険のおばちゃん経由で加入してたら、解約することになっていたと思います・・・
できるだけ海外で使えるお金を増やしたかったので、
保険の見直しをお願いしてよかったです!
車やバイクなどを持たれている方も、
1度見直しされたほうが良いかもしれません。
3.海外旅行保険
今回、アイエヌシーさんという代理店経由で
東京海上日動の海外旅行保険に加入しました。
お願いした理由が、保険の各項目をオーダーメイドで調整できる点。
前述した通り、生命保険によって、
死亡・高度障害に対しての保険は既にカバーされていたので、
それ以外の項目(特に携行品損害・救援費用)に手厚く、
死亡・高度障害の部分は保証がなくてもいいので、
その分保険料が安くなるような保険を探していました。
リンク先のホームページから、プランを選んで
簡単に保険の見積もりができるので、利用しやすいです。
私は、下記の内容で契約しました。
海外旅行保険1年半の契約で、278,380円。
結構します・・・ が、安いほうだと思います。
ちなみに、1年以内の帰国の場合は月割りの払い戻しが可能、
1年以降の帰国の場合は日割りでの払い戻しが可能。
手数料は一切かからないそうです。
短めに契約しておいて延長、というのも、出来る可能性はありながら
再審査になるため、リスクがあるとのことで、
今回は長めに契約することにしました。
クレジットカード付帯の保険でつないでいく方法もありましたが
今回渡航機関が最長で1年半と長いため、やめました。
今回、申し込みから1週間弱で契約完了となりました。
アイエヌシーさん、かなり対応が早く、
質問にもすぐ答えて下さり、とても助かりました。おすすめです。
(実はもう1社別のところでお願いする予定が、
お返事が遅い、内容もちぐはぐだったのでやめました。早めに切り替えて正解でした!)
4.携帯電話の利用休止
携帯電話の利用休止の手続きに行きました。
利用を休止すると、一時的に電話回線が使用できなくなりますが
帰国後利用再開をすると、同じ番号でふたたび利用することができます。
私はauユーザーですが、
事務手数料:2,000円
月額使用料(情報保管料):372円/月
上記の料金がかかります。
インターネット通信料定額プランなどを抜いて安い値段に設定し
渡航される方もいらっしゃるようですが
長期で行かれる方は、休止した方が、安いと思います。
休止手続きの際の注意点があります!
休止の際、基本料金などは基本的に日割りでの請求になるとのことです。
ただし、インターネット通信料の月額定額プランに入られている方。
(スマートフォンの方はほとんど利用されているかと思います。)
休止した月のぶん、日割りにならずまるまる1か月分請求されます!
わたしは大学時代にもこの携帯電話の休止の手続きをその月の1日に行い
1日から渡航したのですが、
後から請求を確認したら、その月の1か月分しっかり請求されており、
損してしまいました・・・。
そのため、月初出発の方は前月末までに手続きされることをおすすめします!
しばらくWi-Fiがないとインターネットできないので不便ですが、
少しの我慢です。
5.クレジットカードの海外キャッシング利用手続き
あなたのクレジットカード、海外キャッシングできますか?
カードにもよるのですが、事前にインターネットや電話で手続きをしておかないと
海外キャッシングができないクレジットカードがあります。
去年の11月に上海に行ったとき、クレジットカードが3枚ともキャッシングできず
両替所も開いていない時間だったので、闇両替する羽目になりました・・・
キャッシングができるようにする手続きと、
併せて、インターネットで利用状況が確認できるような設定をされることをおすすめします。
また、もし紛失したときのため、連絡先とクレジットカードの番号は
携帯電話やPC、手帳などにまとめて控えておいた方が良いですよ~!
6.銀行残高をインターネットで確認できるようにする
この手続き、セキュリティの都合上
わざわざ郵送で送られてくるカードの数字を入力しなければいけなかったりと
面倒だったり、国内でないと手続きできなかったりします。
また、パソコンにIDなどをクッキー保存できないことも多いので
番号を控えるのを忘れないようにしましょう。
7.運転免許の更新
運転免許の有効期間が渡航中に過ぎてしまう方は
事前に申請が認められているそうです。
面倒なようですが、失効する方が面倒だと思うので
事前の手続きがおすすめです。
わたしは会社を辞める時に先輩社員に言われて気づきました。あぶない・・・
***
実際にわたしも上記の手続きをして、
思いのほか多くて大変でした。
それでも、特に税金・年金・生命保険関係は
海外に向けて貯めた予算を圧迫するものになるので
計算は絶対に不可欠です!
住民税、高くてショックだったなぁ・・・
すこしでも参考になればうれしいです。
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