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ドミノ IN 上海。を読んでみた

前作から5年後の物語。

あの魅力的な面々が帰って来ました!

それぞれの5年間が投影され、チョット大人になっていたり生活環境が大きく変わっている者がいてページを捲るたびにワクワクします。

‥物語の冒頭‥

‥笑えない厳かな場面が描かれています‥

どうやら大切な人?を亡くしたらしい男が墓前で項垂れており、周囲にいる政府関係者をはじめ彼の親しい者たちが声を掛けているのですが‥

かけがえのない存在を失った男にはその言葉も届かず‥

‥今、これを綴っていても笑いが込み上げてきます。

さあ!この物語も声を出して笑える環境で読み始めてください!

前作は東京駅が中心の物語でしたが、今作は勢い溢れる街、上海が舞台です。

‥25人と3匹?がそれぞれの目的と使命を果たすために上海の中心街に集まってくるのですが‥
クルクル回りながら接近したり離れたりする遊園地のコーヒーカップに乗っているかのように振り回されています。

ドタバタに翻弄される25+3のキャラの中で私が好きなのが、著名な風水師の「蒼星」です。
あることの吉凶診断のため呼び出されるのですが、何故か顔を左右色違いに塗られ奇妙な服を着せられ、そのままの姿で真面目に風水師として活躍するのですが、その蒼星の脳内映像に爆笑します。

あと、アウトローなパンダ「厳厳」もいいなぁ‥やさぐれた目つきの悪いタレパンダみたいで‥

終始ドタバタしながらクライマックスに突入!
えり子姉さんの蹴りで爽快な気分になりつつエンディングを迎えます。

前作と続けて読めば面白さ10倍!のこの物語、コロナ禍でモヤッとした気分が晴れますよ‼︎









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