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感情の正体

感情とは何か、考えたことある?

私たちは日々生きる中で感情を感じない日はなくて
何かしらの感情を感じて生きてる。
呼吸をするように、自然と湧く。
感情はエネルギーそのもので、代謝することができる。

嬉しい
悲しい
寂しい
悔しい
不安
むかつく

すべての感情は、私たち自身が幸せに生きていくために、それぞれ大切な役割を持っている。
私たちは幸せになるために、感情を感じている。

生まれたばかりの頃や幼い頃は、感情を自然と感じきることができていた。
赤ちゃんの時。
・お腹が空いたら、不快を感じて泣く。
・びっくりすることがあったとき、恐くて、泣く。
・お母さんがそばにいる時、安らぐのか、笑う。
・人の気配がなくなると、寂しさからか、泣く。
赤ちゃんはネガティブな感情の場合、泣くというアクションをして感情を感じ切っている。
感情というエネルギーを出し切り消化すると、いなくなる。

本来、人の感情は感じきるようにできている。

いつの頃からか、特にネガティブな感情(悲しい・悔しい・不安など)に蓋をして、感じないふりをしたりするようになった。

過去、私はとてもネガティブ思考の持ち主で、そのことを人に知られるのも嫌で、恐かった。
ネガティブ思考な人間は否定され、嫌われると思っていたから。

だから、ネガティブな感情は感じない!感じたくない!
「悲しい、嫌だ、感じたくない」を感じなければ、ポジティブな私でいられて、周りからも好かれる人になると信じていた。

ネガティブな感情に蓋をすることが自分のスタンダードになると、「楽しい」ことや「嬉しい」ことも、本当に楽しいのか嬉しいのかがわからないんだよね。
「楽しい」っていうけど、本当に楽しいのかな?
よくわかんない。
いつもどこか心に穴が空いているみたいで、虚しさが同居してた。
何をしても満たされなくて、不安がある状態。
その不安や満たされない感覚が、どこからきているのかもわからない。
じゃあ何か打ち込むものや夢中になれるものを見つけて、
目の前の仕事や目標を頑張って達成して、
自信がついたら何かが変わるんじゃないか、と、仕事ややりたいと思うことを頑張っていた。
頑張ることは得意だったし、そこそこ器用にできてしまうタイプだったから人からは褒められる。
でも変わらなかった。
こんな自分の状態のことを誰かに話したとしてもどうしようもないと思って溜め込む。

感じたいはずの嬉しい・楽しいといった感情も感じきることができなくなってしまったの。
どんな感情も代謝できなくなった。
人と同じことをしていても心の底から笑えない。
”今”という瞬間にフォーカスすることができず、楽しめない自分はなんてだめなんだ、と自己を否定し、心はどんどん混沌とする。
そんな自分が嫌で仕方なくて、私は幸せになれない、人生こんなものなのかって思った。

自分を大切にできていなかったと、それに氣づくための経験だったと今では思う。


感情を感じきる、というシンプルなことができないと
自分の中で複雑な塊になって残る。
蓄積すると、生きづらさの原因になったり、進みたい時に足枷になったり、最悪、病気やアレルギーなどの症状として現れる。

感情は大きなエネルギーだから、蓋をして逃げるとその感情を代謝しようとするために、特定の感情(感じたくない感情)を味わう出来事が繰り返し起こる。
感情に蓋をすることは、呼吸を止めること。
つまり、自分を殺すこと。自己否定。
自己否定をし続けることで、どんどん自信も失う。
自己啓発したり何かを達成しても望む自分を生きれていないのだとしたら、自分の感情と向き合う必要がある。


感情を感じ切れるようになると、自信がついていく。
大人になって過去の自分の感情を”理解”し、”認め”、”許す”ことができるからこそ、過去の感情は代謝することができるようになっています。
ブロックが外れるとどんどん世界が変わっていく。

自分の感情を感じ切ってあげることは、最大のセルフラブなのよね。
感情を大切にすることは、命を大切にすること。



感情を代謝できる本来の自分に還って
心の呼吸をスムーズにしていこう🕊️


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