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マシンピラティスに夢中~自分改善の旅 ③ピラティススタジオごとの特徴

東京中心で複数店舗展開しているピラティススタジオについて、
わたしがピラティスを始めるにあたって調べた、
ピラティススタジオごとの特徴について説明する。

簡単にまとめると以下のような感じになる。

東京23区内において、マシンピラティスに対応、
かつ複数店舗を展開しているスタジオを中心に調べたものである。
※整骨院等に併設しているタイプや個人経営に近い形のスタジオは含めず

わたしが入会前提で見学や体験レッスンを受けたスタジオについて
もう少し詳細に自分なりの視点で整理してみた

■アーバンクラシックピラティス
<特徴>
・予約なしで受講できる
・セミプライベート(1周15分のサーキットを2周して30分が基本)
・リフォーマーのほか、チェアやTRXも揃っている

<メリット>
・予約なしで思い立った時にすぐに使える
・チェアやTRXも使えるのでトレーニングの幅が広がる

<デメリット>
・2分ごとに次のマシンに移動するのでやや忙しい
・日曜日は定休日である
・朝は9:30からなので始業前に通うことは難しい
・モニター会員という名の10か月縛りがある

■wecle
<特徴>
・24時間対応の店舗がある
・予約なしでも受講できる(予約は数分前でも予約可)
・セミプライベート(1周30分のサーキット)
・完全マンツーマンで見てほしいときは別途、「パーソナル」OPを選択
・Dr.stretchの会社が運営
・ストレッチ用のマシンも設置し、ピラティス×ストレッチを特徴とする

<メリット>
・24時間対応店舗はいつでも気が向いたときに行ける(無人時間帯あり)
・直前の予約もできるのでストレスフリー(キャンセルは30分前まで)
・リフォーマーだけではなくチェアも使える
・ストレッチポールで身体をほぐしてからピラティスに入れる

<デメリット>
・混んでいる時間帯だとほぼセルフでの練習になるときもある
・4分ごとに次のマシンに移動するので、ややせわしない
・キャンペーンでの入会だと1年縛りになる(キャンペーンを使用しない場合は縛りはない)

■the SILK
<特徴>
・スタジオはもちろん、全ての館内設備がホワイトを基調としており
素敵な世界観で統一されている
・人気美容家電『リファ』のドライヤーを完備したり、ウェアの貸し出しもしてくれるので外出前後に立ち寄ることも可能
・音楽に合わせたプログラムを作成
・プライベートレッスンは専用個室で行い、専用ロッカーも完備。マシンはリフォーマーのほか、キャデラックやバレル、チェアも揃っている

<メリット>
・館内設備が素敵で、通う動機付けがしやすい
・お出かけ前後の立ち寄りも考慮されている
・お洒落な雰囲気とは異なり、レッスンは意外とハード
・プライベートレッスンは専用個室完備で、マシンの種類も豊富

<デメリット>
・グループレッスンはデイリーでランダム開催のため、希望の時間に合う日が少ない
・レッスンの予約もキャンセルも2時間前まで(空きがあっても2時間前を過ぎると予約は不可)

■ピラティスミラー
<特徴>
・コナミスポーツが運営母体
・グループレッスンとしては珍しく30分単位
・30分単位であることもあり、単価は低め
・名前の通り、天井にミラーがあるので、動きを客観的に見られる

<メリット>
・実質、都度払いも可能
・30分単位なので月6回で11,000円のコースがある
・グループレッスンも最大6名

<デメリット>
・非常に狭く、荷物もオープンスペースで籠に入れる
・電話がなく、連絡手段はメールのみ(返事には数日かかる)
・スタジオには講師1人のみ。受付も講師が1人で対応するなど、いつも人手不足の印象
・プライベートレッスンもグループレッスンの一角で行う


<a href="https://jp.freepik.com/free-photo/woman-with-pilates-trainer-practising-pilates_4757663.htm#query=%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9&position=12&from_view=keyword">著作者:senivpetro</a>/出典:Freepik

自分の求めるものに合った特徴のスタジオを探そう


あくまで「わたしの思うメリット・デメリット」なので
人によっては許容できる範囲のものもあると思う。

例えば、『ピラティスミラー』はスタッフの人数を極限まで絞り、
電話対応も不可にしているが、これは戦略的なものだと思われる。
レッスン時間も30分単位にすることで
マシンピラティスとしては破格の安さを実現できているともいえる。
顧客視点でいえば、電話連絡ができないとか、コース変更などちょっとした相談もレッスン前後のスキマ時間にしかできないなど、それに伴う不便も結構あると思うが、一つの戦略としてはアリだと思う。

この1年で、都内でもマシンピラティスのスタジオがかなり増えた。
現在、特にマシンピラティスはある意味ブームと言える。
雨後の筍のように各社、出店攻勢がすさまじい。
「ピラティス」の名前さえついていれば出店してもすぐにお客様が集まり
あっという間に、一時募集中止のところさえある。
一時の『タピオカ』のようだが、数年もすればタピオカ同様に
顧客ニーズに応えていないところは淘汰されていくだろう。

例えば、講師の質。
最近はどこも出店スピードがすさまじく、講師不足なのか、
お客様向けウェブサイトで講師向け研修や講師募集をしているところも珍しくないが、全てのスタジオが高いクオリティを保てているかは疑問である。

折角、貴重な時間とお金を費やすなら、以下の3点が大事だろう。
①通いやすさ(場所ということのみでなく、営業時間や予約システムが自分のライフスタイルや好みに合っているか)
②続けられる価格であるか(キャンペーン終了後も続けられるか)
③きちんと効果がでるか(グループレッスンはやった気になりがち&講師の質)

ところで、スポーツジム業界特有の
当日入会キャンペーンや「1年縛り」はどうにかならないのかと思う。

体験当日の入会のみ『入会金・事務手数料は無料』となっているが
翌日の体調を確認してから入会したい人や、数か月通ってみてから、
これからも続けるかを考えたい人もいるだろう。
何より、長期に渡り『支払い義務で縛る』ことは
顧客との関係性構築において短期的な戦略であると感じる。
しかし、多くのスタジオ・ジムがこのタイプのキャンペーンを採用している。

業界は全く異なるが、わたしが仕事をしている無形商材の業界でも同様のことはあって、顧客視点では分かりにくい割引を各社横並びで行っているので、他人のことは言えないのだが・・・

今後、このあたりのことも書いていければと思う。





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