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唐泊ヴィレッジ
📷minolta tc-1×kodak ultramax400とiPhone11
福岡の糸島にある唐泊ヴィレッジに行ってきた。
去年オープンしたばかりの出来立てほやほやのグランピング場。
大学生のころぐらいから、キャンプのおしゃれバージョンとして知っていたけど、なかなか行くタイミングがつかめずに今まで一度も行ったことがなかった。
知り合いの人に、一緒に行かないかと誘ってもらい、今回念願叶って初のグランピングとなった。
初めて一人で乗る飛行機。往復12000円。
飛行機だとこんなに安く、日本の端にある九州に行くことができるのだなあ。
しかも、平日の4日間という仕事をしていたときには考えられなかった日程。
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空港直結のバスが運行停止になってしまっていて面倒だけど電車に乗って空港まで向かった。
離陸1時間前に到着。チェックインはオンラインで済ませていたのでスムーズに荷物検査まで進むことができた。
今回はフィルムカメラと予備フィルム2つを持っていたのでx線検査を受けてしまうと、フィルムに影響が出てしまう可能性もあるとのこと。
係の人に「フィルムカメラです」と伝えた。
「一度シャッター切ってください」と言われてシャッターを押した。
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以前フィルムカメラを持ってる友達と飛行機に乗っだ時にやってたやつだ。
前の職場の人たちが、餞別としてプレゼントしてくれたお気に入りの靴。
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成田空港から福岡までは飛行機で2時間くらい。
1年以上ぶりの飛行機の窮屈さに「こんな狭かったっけ。」と思いながら、朝の便だったので眠気に負け、起きたころには着陸態勢に入ったところだった。
知り合いに車で迎えに来てもらい、いざ糸島へ。
空港から、唐泊ヴィレッジのある糸島までは車で1時間。高速を使えば40分ほどで到着する。
ちなみに、唐泊は”からどまり”と読む。遣唐使が利用していた場所なのだそう。”からどまり”という名前がかわいくて気に入った。響きが好き。
海沿いを走って、糸島へ。海が見え始めたらあっという間に唐泊ヴィレッジの駐車場に着いた。
牡蠣の販売所が見える。残念ながらお店が閉まっていたので、牡蠣は次の日までお預けとなった。
駐車場からは歩いて5分ちょっと。住宅もある細い道を抜けていく。しばらくすると視界が開けてついにグランピング場に到着!
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とーーーーーーーーーても広い!
右奥にあるのがインスタントハウス。寝泊まりする場所。このインスタントハウスがこれからもっとたくさん建つ予定とのこと。
賑やかになるのもいいけど、今しかないこの広々とした空間もまた贅沢だった。
左にあるのがティピという可愛らしい名前のテント?で、中には椅子や机が置いてありここで食事を取ることができる。
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ちなみに夜は中で焚き火も。
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これはほとんど燃え尽きた焚き火。笑
大きな火がなくなるほど、おしゃべりを楽しむことができた。しかもとっても暖かい。
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こちらが夜に灯が灯ったティピ。
真っ暗な屋外だからこそとても綺麗に見ることができる。
グラデーションになった色合いも素敵。
インスタントハウスはこちら。
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かわいいチーズみたいな形。北欧とかにありそう、と勝手に思った。
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何より最高だったのが、朝起きて外にあるハンモックに揺られ、鳥の声や風の音を聴きながら読書する時間。
あまりにも気持ちよくて、知らない間に寝ていたこともあった。
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夜になると、星がとっても綺麗。iPhoneで撮れるくらいよく見られた。
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ハウス内は夜になると、温かみのある洞窟のような空間に。
ちゃんとマットレスもあって寝心地も抜群。
毎晩みんなでご飯を作って食べて、お酒を飲んで、おしゃべりして、ゲームして、眠くなったら寝るという4日間。
地域の方も優しくて、東京から来た私にも親切に声をかけてくれた。
唐泊ヴィレッジの地主さんであるおじいちゃんには初対面ながら、「これあげる」と貝を貰った。
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見たことない立派な貝。こんなに綺麗なのはなかなか見られないそうで、
「なんの貝ですか?」と聞いたら「タコ!」と返事が。
「ん?タコ?」
画像検索するとアオイガイというもので、まさにタコが貝の中に入っていた。
宿泊中、ふらっとグランピング場に訪れる地主のおじいちゃんに何度か会うことができた。なんとなく声をかけづらいご時世に、楽しくおしゃべりできる時間が嬉しかった。
ちなみに、私が行った時はちょうどハーブ園作りの真っ最中。
しかもすごいのが、まず草を刈って、土慣らしをして...という一から作り上げるハーブ園。
少しだけ私もお手伝いさせてもらった。
写真では綺麗になっているけど、はじめはもっともしゃもしゃしていた。ものの15分でこんなに綺麗に。すごい。
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こちらユンボと言われる掘削用建設機械。
名前がかわいい。ユンボくんと呼びたくなる。
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しかもこのユンボくん。かわいいだけじゃなくてカッコよさも兼ね備えている。
力持ちで簡単に土を掘れるし、慣らせるし。素晴らしい。何wayできるの?ってくらいいろんなことができる。
そしてこのユンボくんをかっこよく乗りこなしているのが唐泊ヴィレッジの責任者の方。
この方もこれまたすごくて、元料理人であり、元大工さんであり、元バックパッカーというなんでもできる人。
ちょっと見た目いかついけど(笑)とっても優しくて、滞在中いつも気にかけてくれて楽しい時間を過ごせるように配慮してくれた。
普段流行には疎いタイプなので、新しくできた素敵な場所へこんな早い段階で訪れることができるなんて初めてのこと。
こののんびりした自然豊かで素敵な人たちとの出会いの場である唐泊はそのままに、これからどんどん盛り上がっていったら嬉しいなという何故か親心みたいな気持ちが芽生えた。
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