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わたしが文章を書く意味を、改めて見つめ直してみる

長らくwebに掲載される記事を書いてきて、今年に入ってからふと、「わたしが書いている記事は、いったい何のためにあるのだろう。」と思うことが増えた。

そのとき担当していた仕事は所謂toC向けのメディアが多く、構成書の通りに記事を作りながら、なんとなくライターとして書く意味を見失いかけていた。

toBのオウンドメディアで担当者さんと一緒に作り上げた記事は、会社の役に立っているというそれなりな満足感や実感があった。

しかし、toCになり内容がアフィリエイト寄りになるほど、心が冷えていく感じがして、なんとなくもうダメかもしれないと思った。

誰の役に立つかもわからないランキング形式の記事を作ったり、事前に決まっている方法を無理に紹介したり。時には、引用の範疇を超えた引用を指示されたり。

そんな日々を過ごすうちに、私が文章を書く意味って、何なのだろうとふと思ってしまったのだ。

それからライター塾の受講を決めて、発信を始めて、取材の仕事や、より担当者さん、編集さんと深く関われる仕事を増やしていった。

やはり心から応援したいと思うサービスの紹介には力が入るし、提案もどんどん浮かんでくる。

順位が上がったり、認知度のアップに繋がれば、心から嬉しいと思える。

最近、日々の仕事を通してよりそのような仕事を増やしていきたいと感じるようになった。

わたしはSEO記事を書くのが辛かったのではなくて、事実をいいように、ねじ曲げられた記事を書くのが嫌だったのだと思う。

文章を書く以上それなりな責任を持ち、常に読者に対して、誠実でありたい。

これからもその気持ちを忘れず、できる限りのことを発揮できるライターでありたいと思う。

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