飲食店の店長生活。人の気持ちを考えるとは。
私は店長時代様々な方々にお会いしてきました。
10代から40代の方まで様々な方と一緒に働き、教育を行なってきました。
私がどの様に接し、どの様に教育行ってきたかお伝えしたいと思います。
1.店舗長1年目
店舗長になり私のやる気はMAXでした。
やる気だけはあるものの正直教育するという事にピンときていませんでした。
職場内でもワンマンで行ってしまう事が多く、案の定従業員との距離は開くばかりで、目の前の仕事に追われ視野が狭くなってしまいました。そんな時ある従業員に激怒されました。もっと周りを見てと。私ははっとしました。私が一人で突っ走ってばかりで、従業員を置いていっていた事に気づかされました。
その場で謝り次の日から仕事の割り振りを決めました。従業員に小さな責任を与える様に心掛け、目標や目的を与えました。その後自然とお互いに心の余裕が出来、笑顔が増え成長に繋げる事も出来ました。
その時気づかされたのが、
・頼る勇気
・競争ではなく共創の大切さ
この2つです。共に創り上げる事の楽しさを覚えました。
2.店舗長3年目
3年目になり大分慣れてきた頃です。少し責任感が勝ってくる時期です。
一番何かをやらかす時です。自分でも分かってました。
こういう時に私はいつもやらかすタイプです。案の定やらかしました。
これはこうであるというねじ曲がった固定観念が従業員にとっては苦痛でした。
これは後から聞いた話です。当時は気づいていなかった。ポンコツです。
当時自分の伝えたい事だけ伝えて満足し、従業員の意見との対立が発生致しました。お互い間違った事を言っているわけでは無いのですが、当時私は物凄くツンツンしていました。受け入れられなかったのです。崩壊寸前でした。でも上司の一言で気持ちを入れ替えました。従業員もお客様である事。お客様=従業員である事を再度認識させられました。分かっていたつもりになっており、行動に移せていませんでした。
従業員には謝り心を入れ替えました。私の伝える事を1割にし聞く事を9割に変えました。そうすると新しい価値観を私自身にも植え付けられると実感致しました。不思議と従業員の考える時間を増やす事で従業員の成長にも繋がりました。教育スピードが一気に上がりました。
私が学んだ事は
・固定観念は必要無く、柔軟な考えが必要である事
・聞く力が重要であり、先ずは受け入れ否定をしないという事
・聞いた事を理解し会社の理念に合っているか、正しいジャッジを下す事
アウトプットとインプットのバランスが大切です!
3.店舗長5年目
教育にも大分慣れてきました。色んな仕事を任せて貰っていました。
育てる事=自分の成長という考えを持つ様になりました。
また常に共通しているのは素直さや謙虚さです。これ一番大切です。
ここでの失敗は自分のモチベーション管理です。転職を考えだした頃です。そんな時持ち直す切欠は人との繋がりでした。人の力の大きさは無限であると感じます。
でも結局転職を決意しました。
人の気持ちは難しいものです。自分も含め。永遠の課題です。
めんどくさい事や大変な事から逃げずにワクワクした人生を歩みたいものです。
というか歩みます!
最後まで読んで頂き有り難うございました。
今後も気楽に書いていきたいと思います。どうか末長く見守り下さい。