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会社のコーポレート部門の体制構築について

最近コーポレートはこうあるべき、のようなことがツイートが散見されているなと感じてます。フォローしている方の偏りだとも思いますが特にこの方です。

なお、ご本人とお会いしたことはありません。(勝手に利用してすいません。。よかったらお話聞かせてください。)

私自身も上場前から上場後、そして海外子会社の連結までの経営管理体制を整備・運用してきたことで、コーポレートの体制構築において相談を受けることが増えてきました。ステージとしては、n-3かn-2くらいのステージでしょうか。その時、ツールは何名かの人がおっしゃってくれているのでそれを参照してもらい、それとは別に以下のような話をします。

サービスを利用するユーザーに対する意識・考え方
長期的な効率化、適正化を意識する
人の感情を汲み取る

サービスを利用するユーザーに対する意識・考え方

コーポレートのサービスって何?と思う方もいるかもしれませんが、サービス利用は社内の従業員が主になります。例えば、経費や稟議の申請、勤怠申請などです。会計に入れる数値は入出金の動きやカードだけでなく、給与や立替の費用、売上も含まれます。そのあたりの連携も考えなければなりません。そして、例えば、クラウド会計に連携ができる請求書の作成に工数がかかるけど、違う請求書作成ツールを利用したら簡単と言うことであればその違う請求書作成ツールからどのようにだったら会計数値が出せるか、と言うことを検討し、それが簡便であれば経理業務上大きな負担にはならなくなり、請求書を作成することも会計システムに売上を計上することもお互い負担を軽減でき、気持ちよく業務をすることが可能になります。

長期的な効率化、適正化を意識する

効率化を極限まで進める上で一番いいのは確認・承認を省略できることだと思います。しかし、確認・承認ができないと適正な処理が行われているかは分かりません。社内ではもちろん、社外の人に説明もできません。そのため、あえて一つ噛ませることでそれを可能にするような体制やフローを整備します。そこで意識するのは誰がやっても同じようにやられることにすることです。一手間加えて回り道に見えて、実はその後の運用が大変楽になるのです。なので、丸投げもブラックボックスのまま行うのではなく、業務の区分として投げる、もしくは投げた後が明確な状態にして投げることが重要です。社内で引き取る時に大変だからです。

人の感情を汲み取る

もし、既存の人がいる場合、効率化を推し進めると嫌悪感を持つ方もいらっしゃいます。嫌なら排除することも一つの考え方かもしれませんが、私はそれまで頑張ってきたので、思想が同じであれば引き続きやってもらいたい、と考えます。その際、やり方を変えた時、必ずその人の次の役割をフロー構築前に伝えます。その際に、ちょっとピンときてないようであれば、フローの説明からの詳細の流れを説明するか、別の業務の話をし、その人に合う業務を提示します。現状合わなかったことはないです。

最後に

私は最近のべき論調があまり好きではありません。ただ、以下のツイートは別です。ツールことや上でも色々述べましたがどのような体制でも良いので以下は最低限と言うか必ずやっておいた方がいいです。個人的にはツール云々よりこっちの方が本当に大事だと思います。将来の施策はもちろん、増資、融資など何も対応できなくなります。

一つエピソードがあります。上場準備中の会社でその会社の投資家に最初に言われたのは「君がきてくれたことで正しそうな月次決算が適時に出てきてくれるようになって本当に安心している」でした。経理や決算ってあまり表に出づらく目立ちませんが、実は凄く大事だし、分かる人には分かってもらえます。

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新しいもの・ことが好きなSaaS系を比較的得意とする会計士・税理士。ベンチャー企業2社経験。経営企画、経営管理、税務顧問、管理部門立上・改善、IPO支援、SQL、法務と労務などコーポレート関係について色々思った時に書いてます。
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