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デッサンは鉛筆でぬるんじゃなくて、線で描く


師匠によく言われていたのが、
「鉛筆でぬるんじゃない、線で描くんだ」

これがむずかしい…

デッサンで一番大事なのが明暗

その明暗をつけるのに、鉛筆でぬってしまいがちになる。
慎重になればなるほど。

色をぬってグラデーションで濃淡を表現するんじゃなくて、
線で明暗をつけるというのを恐る恐るやってみたのがこちら。

Drawing no.18

暗い部分を全部ぬってしまうのではなく、
線で面をつくるようなイメージで描いていく。

影になる部分は、逆にぬりつぶすことで質感の違いがでる。

これでいいのかな?と半信半疑で描いたんだが、
(正直、近くで見ていると変な感じ…)
遠くから見ると、ちゃんと明暗がついてるのに驚き。

おもしろい~!!

Drawing no.20

でも、この線を描くのってかなり勇気がいるのだ。

「変なとこに描いたらどうしよう…」と、ビクビク描いてもハッキリ明暗がつかないし、

恐る恐る同じような線を重ねていると固まって重くなってしまう。


スパルタ師匠には「果敢にね~」と言われながら、
「エイヤッ」と、気合を入れて大胆に描く。


すごくむずかしくて、毎回ドキドキなんだけど、
これがたまらなくおもしろい。

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