デッサンは鉛筆でぬるんじゃなくて、線で描く
師匠によく言われていたのが、
「鉛筆でぬるんじゃない、線で描くんだ」
これがむずかしい…
デッサンで一番大事なのが明暗。
その明暗をつけるのに、鉛筆でぬってしまいがちになる。
慎重になればなるほど。
色をぬってグラデーションで濃淡を表現するんじゃなくて、
線で明暗をつけるというのを恐る恐るやってみたのがこちら。
暗い部分を全部ぬってしまうのではなく、
線で面をつくるようなイメージで描いていく。
影になる部分は、逆にぬりつぶすことで質感の違いがでる。
これでいいのかな?と半信半疑で描いたんだが、
(正直、近くで見ていると変な感じ…)
遠くから見ると、ちゃんと明暗がついてるのに驚き。
おもしろい~!!
でも、この線を描くのってかなり勇気がいるのだ。
「変なとこに描いたらどうしよう…」と、ビクビク描いてもハッキリ明暗がつかないし、
恐る恐る同じような線を重ねていると固まって重くなってしまう。
スパルタ師匠には「果敢にね~」と言われながら、
「エイヤッ」と、気合を入れて大胆に描く。
すごくむずかしくて、毎回ドキドキなんだけど、
これがたまらなくおもしろい。
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