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父の話を聞いて。2021/08/03

10:41
並行作業、マルチタスクこそこの世の中生きるために会社で働くために大事と父は言っていた。マルチタスクができない人は社会でやっていけない、生きていけない、金が稼げないと。お金が稼げなければ僕が夢見ている世界一周だとか日本一周ができない。
まぁとりあえず夢を見るのはいいことだが、夢を見る以前に現実を見なくては。

そして父はこういった。仕事の5力と言う本を読め、と。

とりあえず父から聞いた事をここに綴っておこうと思う。

僕は小学校中学校高校とずっとシングルタスクしかできなかった。
今やっているように、言われたこともメモをとっていた。そうしないと覚えられないからだ。

高校を無事卒業して大学に入った。
しかし、親から見れば受験勉強しないで自分が受かる範囲の大学に入ると言う事はとても悪いことらしく(それが当たり前)、自分も最終的にはここでいいやと割り切ったが、と言うより努力をしなかった。

…こればかりは事実だから言い訳はできない、できるわけがない。そして入学が決まって父に怒られた事も。今でも覚えている。覚えていないと言えようか。

…自分が努力をできない人間で、何をしても罵倒される事を恐れていて(特に親に)、自分の言っている事は全て言い訳だと、本気で思ってしまうのか、それとも錯覚しているのか。

自分の父は、国立大卒だ。
対して僕は、私立、それも偏差値が低い、Fランとは言わないが、Eランクかと思っている。
人によって評価が分かれるような、偏差値50あたりの大学に僕は属している。そもそも偏差値で人を測る事自体どうかとも思うがな。結局は昨日母が言っていたように『比較』なんだろう。

その偏差値50の大学に父は『金を払って行かせてやった』というのだ。

そして決まって父は『環境に興味持って…』とかの自慢話が始まる。何度も聞いたのよ。それは。

父が大学生の時はバイトはしておらず、親に金を出してもらって、大学一年の夏休みに東北地方を回ったという。
話を聞いてみたが、楽しそうだった。

それを聞いて『人生は意外にも楽しいみたいだ』と思った。…が、

なんだろう、「勝ち組」の話のようだ。
僕みたいな「負け組」には人生を楽しむことすらさせてもらえんのか。遠くに旅に行くとか、仲間と一つのことを楽しむとか。まぁ、僕は仲間が少ないから一人で楽しむしかないのだけれど。

さて、そんな今の僕はどうだろう。
大きい夢こそあるが、『そんなのは無理』と言われ、『まずは生活を整えろ』『集団生活だから周りに合わせろ』と言われ…。

…帰宅してスマホをいじるのは今となっては普通のことに思えるが、違うのか?僕の場合、それが長すぎる、ってのがあるからなぁ…。

年代によってジェネレーションギャップともいうか、感覚が変わってくるのか。
だとすると、従ってて良いのか?

母が言うには、どこかに旅行するなら、事前に『〇〇に行きます。〇〇に泊まります。』と申告しろ、という。多分、大学生という身分であるうちは変わらないであろう。

で、社会人になったらこう言うんだろう?
『初任給使ってプレゼントくれ』
『働け、稼げ、そして貢げ』
…多分言わないか。
『家族』『実家』『地元』にとらわれないためにたとえ偏差値が低くとも上京する道を選んだのに、日東駒専以下は行かせてやれん、とはなぁ…。『もう金は出したやん』この言葉は今後、頭から離れないように思う。自分は今の大学に進んで良かったのだろうか、全然頑張ってないし、単位落としちゃったし、言い訳もするし、、、。
そういや、『言い訳していい訳?』のダジャレの意味が小さい頃から、それこそ小学生から分からない。

というか『家族』『実家』にとらわれているのは僕自身なのだろうか。
一人で生きる力、生き抜く力を身につけなくては…。

…生活保護とかもらったら勘当されるぞ。マジで。今となってはそう思っている。
ビクビクしながらの集団生活、周りに何を思われ、何を言われるかわからない。そんな環境が嫌だから一人暮らしする選択をしたんだ。

追記:
多分父は僕が発達障害持ちだと認めたくないようだ。ちなみに母は僕が発達障害持ちだと認めてくれている。
少し、嫌悪感を思って追記の筆を取る。
夏休み中に読もうと思って、実家に持ってきた本の中に発達障害の本があるが、父はそれを手に取りすらしなかった。
学校でも『発達障害は言い訳だ』と、記憶は定かではないが誰かに言われた記憶がある。何度、自分の声だとか体だとか顔だとか精神状態だとかで馬鹿にされたことか。
果たして僕は発達障害である事を言い訳として使っているのだろうか、使っていないのだろうか、そもそも言い訳の概念が分からないのか、知りたいところだ。
意外にも自分のことがわかっていないケースはよくあるみたいだからな。。。

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