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ZENKIGEN 創業5年の歩み

本日てZENKIGENを創業して5年が経ちました。
会社の公式noteにこの5年の歩みがアップされたので、そのまま転記しますw

目次

  1. 5周年を迎えるにあたって

  2. 数字で見るZENKIGEN -5年の歩みと現在地-

  3. (1)事業

  4. (2)資金調達と採用・組織

  5. Valueを策定 -ZENKIGENの価値観-

  6. ZENKIGENの描く未来

  7. 最後に

5周年を迎えるにあたって

本日株式会社ZENKIGENは創業5周年を迎えることができました。
創業からの5年間、ZENKIGENを応援してくださった全ての皆様にまずは心からの感謝を申し上げます。本当に有り難う御座います。
ZENKIGENは「For Our Next Generations-仲間の幸福の追求と社会の健全な発展に貢献する」を「Philosophy」(存在意義)として、2017年10月2日創業いたしました。
「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」という私たちの目指す社会の姿(Vision)に共感した素晴らしい仲間が集まり、多くの素敵なお客様やパートナーと出会い、社会課題に向き合った5年間であったと思います。
「Web面接ツール」としてスタートした「harutaka(ハルタカ)」は、AIエンジンを完全内製し、「採用DXサービス」へと進化しました。3つのAIプロダクトもリリースし、幸いにも多くのメディアにも取り上げていただきました。5年前を考えると確実に前進しています。
しかし、ビジョンを本気で目指す私たちにとって、現在の状況はまだ、そのスタートラインに立ったに過ぎません。
皆様への感謝とビジョン実現への思いを胸に6年目も社員一同、日々全機現してまいります。

数字で見るZENKIGEN -5年の歩みと現在地-

創業から5年間の歩みを、数字とともに振り返りたいと思います。

(1)事業

まずは、事業についてです。
創業と同時にWeb面接サービス「harutaka」の提供を開始し、2021年にはAIプロダクトを2つリリースしたことで、採用DXサービスへと進化しました。

・創業から5年間で、当社が保有する動画データ数は250万件を突破し、直近1年間のデータ数は212%も増加しています。
・harutakaの利用者数は190万人以上を突破。就活生のおよそ3人に1人(※当社調べ)にharutakaをご利用いただいております。
・AIプロダクトのリリースから約1年半で、動画のAI解析件数は12万件を突破。動画データが指数関数的に増加し続けることで、AIの多角的分析精度の向上に繋がっています。
さらに、2021年11月には、1on1を通じてマネージャーとメンバーの関係性を可視化、改善を促すAIプロダクト「revii(リービー)」をリリースしました。

ZENKIGENのビジョンである『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』の実現のためには、採用の先の職場領域こそが重要であると捉えており、創業時から構想していたreviiをリリースできたことは、ビジョン実現に向けて新たな一歩を踏み出したことになります。

(2)資金調達と採用・組織

続いて、資金調達と採用・組織について振り返ります。
主要事業である採用DXサービスを中心に着実に成長し、これまで3度の資金調達を実施

昨年末には、スパークス・グループをリードインベスターとして、シリーズBの資金調達を完了しました。日本で初となる、一つのファンドで1,000億円を集めるファンドの出資1号案件となっており、力強い後押しをいただいてのご出資となりました。

採用においては、初期メンバーにエンジニアがいないことが創業当初の課題でしたが、資金調達とともに採用に力を入れた結果、AIエンジニアやデータサイエンティストなど専門的な知識を備えたメンバーが増え、AIエンジンの開発から運用まで完全内製できる体制が構築されました。さらに、2022年度は新卒5名を迎え入れ、社員合計数は75名に増えました。 

「入社の決め手」について社内アンケートをとってみたところ、社員の半数以上が「Visionへの共感」や、「働く人」に強く共感し惹かれて入社していることが分かりました。(※下図参照)

これは、ZENKIGENがスキルマッチだけでの採用を絶対にせず、創業当初から代表の野澤がビジョンマッチに徹底的にこだわって採用をしてきたからこそです。
当社が掲げるビジョンは、到底一人では成し遂げることは不可能であるため、共に志高く、「コト」に向き合える仲間が必要不可欠だと考えています。

また、社員の年齢構成を見ると、30代前半〜30代後半が全体の50%を超えており、20代が25%、40代が21%となっています。(※下図参照)

さらに、社員全体の約60%が既婚であり、その大多数にお子さんがいらっしゃいます。

ZENKIGENでは、創業当初からフルフレックス・フルリモートを導入しており、社員の自律を前提として、多様な働き方を推奨してきました。子育て社員が多く在籍していることから、互いを尊重し、補完し合える文化が自然と醸成されており、仕事でも私生活でも「全機現」できる環境がつくれています。

Valueを策定 -ZENKIGENの価値観-

昨年、全社員でZENKIGENのValueを策定しました。
ここでは、今回策定したValueのご紹介とともに、ZENKIGENの価値観について改めて記したいと思います。
ZENKIGENの価値体系は以下の3つです。

①Vision(共通目標)=我々の目指す姿
②Value(価値基準)=共通の判断基準
③Philosophy(経営理念)=我々の存在意義

3つの関係性を図で表すと、①から③の順に逆三角形としており、ZENKIGENの存在意義としての「Philosophy」があり、「Value」に沿った価値観で個々人が考え、行動していくことで、「Vision」の達成に近づいていくイメージで、ZENKIGENの価値体系を定義づけています。
では、それぞれについてご紹介していきます。

ZENKIGENのPhilosophyは、『For Our Next Generations』です。

“仲間の幸福の追求”を大前提としており、幸福で満たされた仲間同士の共創こそが、社会の“健全な発展”に貢献し、今の社会だけでなく、未来の世代にまで繋がる価値を生み出そう、という想いを込めています。故に、ZENKIGENのPhilosophyは「For Social」であり、更には「For Future」であると言えます。

このPhilosophyを根底に、当社のVisionである『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』の実現に向けて、私たちが日々の決断や行動において大切にしたい共通の価値観として、5つのValueを策定しました。


1)誠道を貫く
私たちが歩むのは、正しい道ではなく"誠実な道" です。
過ちには真摯に向き合い、目先の利益だけにとらわれず、社会の健全な発展に貢献します。

2)圧倒的主体性を発揮する
私たちは、何事にも強い当事者意識を持ち、個人の役割を超えて力を発揮します。
自らを律し、人生を主体的に生きる。そんな人が集まる組織は、多くのルールが不要となり、自由闊達な働き方であふれます。

3)仲間の挑戦を支え、失敗も称賛する
私たちは、"挑戦"そのものに大きな価値があると考えます。失敗は、様々な課題や困難に立ち向かい、皆が常に挑戦してきた証です。挑戦を支え、フルスイングを賞賛します。

4)和を以て貴しと為す
個性の発揮と全体の調和の両立を目指します。
多様な価値観が集まり、共創することで"より良い社会の実現に向けた" 対話や行動が生まれます。

5)愛のあるAIをつくり、世界を変える責任
人とAIが共創する世界を目指します。
"大きな可能性を持つAI"は、開発者、使い手の"愛"によって人の可能性を最大化します。新たなスタンダードを創るという誇りと責任を胸に、より良い社会を次世代に引き継ごう。


各Valueがキャッチーで分かりやすいため、社員の日々の会話でも共通言語として浸透しています。
また、毎月月末に全社員の推薦投票により、これら5つのValueを最も体現(=全機現)した社員を表彰する「ZENKIGEN賞」を設けていることにより、月に一度、自他ともにValueに基づいた行動ができていたかを振り返る機会となっています。

ZENKIGENのValueは、社員の日々の行動や意思決定における重要な価値観であり、Visionの達成に向けて、今後も社員一丸となって邁進してまいります。

ZENKIGENの描く未来

私たちは、ビジョンである「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」から一歩もブレずに事業を推進してまいりました。
AIエンジンの完全内製においては「人とAIの調和」という開発コンセプトを掲げ、人の可能性を奪うAIではなく、人の可能性を最大化するAIの社会実装に取り組んでまいりました。
現在はHR領域において、入社から定着・活躍に至るまで、最適なマッチング、活性をメイン事業としています。
今後は、HR領域で磨いた技術、データをもとに「コミュニケーションAI」としてHR領域に留まることなく広く社会の課題の解決に貢献していきたいと考えております。

最後に

最後までお読みいただき有り難う御座いました。
「まだ振り返るタイミングでもないだろう」という意見も社内でありましたが、ひとつの節目として皆様への日頃の感謝を「成長の軌跡」という形で表現したいと考え今回の執筆に至りました。
冒頭の通り私たちはまだスタートラインに立ったに過ぎません。
日々、ビジョン実現を目指し奮闘する仲間への感謝、お客様、パートナー、株主、関係者皆様への感謝を胸に6年目も邁進してまいります。

今後ともZENKIGENを宜しくお願いいたします。

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