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『光る君へ』と百人一首の人たち~清原元輔

平安時代テーマパーク

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』毎週、楽しみに観ております。LOVEの方面はわりとどうでもよくて(スマン)、『大鏡』『枕草子』『栄花物語』などなど、本の中で親しんでいた人たちが、平安時代の装束を身につけて、寝殿造の建物の中や外、平安京をうごきまわっていることに感動しています。さしずめ平安時代テーマパーク(ほめている)を毎週訪れている気分。
ミッキーの帽子の代わりに、烏帽子かぶりたーい。

清原元輔登場!

ドラマの六回目には、清原元輔が娘の清少納言とともに登場しました。

清少納言は『枕草子』のなかで「歌よむと言われし末々」(著名な歌人の子孫)と自分のことを言っています。自分がつまらない歌をよんだら、亡くなった祖父や父に申し訳ない、だから、でしゃばって歌を詠みたくないとも。

祖父は百人一首36番清原深養父。父の元輔は『後撰和歌集』の撰者。あの清少納言に、元輔の子が下手な歌を詠むわけにはいかないと思わせるほど、大きな存在だったのです。

おうちで読もう百人一首

おうちで読もう百人一首 格闘記 に書きましたが、コロナ禍で大学の授業が全部オンデマンドになってしまった時に、私が脚本を書いて、俳優の金子あいさんと、映像作品を7本作りました。〈ピンチになるとなにくそと頑張ってしまう水瓶座〉

率直に言って、期待したほど視聴回数が伸びなくて、7本で止まってしまったけれど、細部まで凝って作ったので、ぜひご覧くださいませ。

ほかの歌人のお話も作りたいなあ。アニメーションでどうかしら〈言ってみる〉


『光る君へ』に登場する百人一首歌人の人たちについて、シリーズで紹介していきたいと思います。いっぱいいらっしゃるので。

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