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紫式部に近づきたい

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いろいろな方向から紫式部と『源氏物語』に近づいてみます。ぜひ、ご一緒に。
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#古典が好き

絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?~源氏物語絵色紙帖 紅葉賀

絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?~源氏物語絵色紙帖 紅葉賀

若紫は11歳

昔は数え年なので、お正月が来るとみんな、ひとつ年をとります。たとえば、12月に生まれると、生まれた時に1歳なので、あっという間に、2歳!

この絵は、二条院の西対の元日の様子です。二条院は、元は桐壺更衣の実家でしたが、源氏の君が元服したときに、帝がリフォームさせて源氏の君の邸にしました。源氏の君をはじめとした絵の中の人物の視線の先にいる、左側の女の子が若紫でしょうか。豪華なお人形遊

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絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?〜源氏物語絵色紙帖 若紫

絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?〜源氏物語絵色紙帖 若紫

ヒロイン登場

『サザエさん』のように、登場人物の年齢がずっと変わらない作品もありますが、『源氏物語』は年代記、私たち読者は、源氏の君が生まれる前――お母さんの桐壺更衣が宮中で意地悪されているところから、ずっと彼の成長を追いかけています。そこにもう一人、成長が楽しみな、愛らしい少女が登場!

 源氏の君18歳の春、瘧病(マラリアの一種かといわれている)にかかってしまった源氏の君は、治療のため北山に

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絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?〜源氏物語絵色紙帖 末摘花

絵で読む『源氏物語』これはどんな場面?〜源氏物語絵色紙帖 末摘花

荒れた邸で琴(きん)を弾く姫君

読者は知っているのに、物語の中の人は知らないことってありますよね。『源氏物語』をあまり読んだことがない人でも、〈末摘花の姫君〉と聞くと、ああ、あの・・・。

でも、この場面では、源氏の君はなにも知りません。いやむしろ、末摘花の姫君に恋い焦がれている状態。

源氏の君は、乳母子*の大輔の命婦から〈亡くなった常陸の親王が、晩年にもうけて、とてもかわいがっておられた姫君

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紫式部に近づきたい ~紫式部の弟、藤原惟規

紫式部に近づきたい ~紫式部の弟、藤原惟規

紫式部の周りをぐるっと

大ベストセラー作家、紫式部さんはどんな人?2024年の大河ドラマ「光る君へ」ではどのように描かれるのかな?平安時代が立体的に再現されるので、とても楽しみです。

史実と違う!と怒り出す人もきっとあらわれるでしょうが、ほほう、アレをそう解釈しますかなどと思いながら観るのも楽しいはず。

そこでいろいろなアレコレを、できるだけ紫式部に近い時代に書かれた本によって、紹介していこ

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絵で読む『源氏物語』これはどんな場面~源氏物語絵色紙帖 夕顔(二)

絵で読む『源氏物語』これはどんな場面~源氏物語絵色紙帖 夕顔(二)

あこがれの六条御息所

六条御息所は、16歳のときに東宮(皇太子)に入内、姫君が生まれますが、20歳のときに東宮が亡くなってしまいました(賢木巻)。桐壺帝と前東宮は同腹の兄弟で仲が良かったので、桐壺帝はこのまま内裏で暮らすよう、つまり桐壺帝の妃になるようすすめましたが(葵巻)、六条御息所は大臣だった父が遺した六条の邸宅で暮らします。

深い教養とすぐれた美的感覚を持つ六条御息所がプロデュースする、

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