コーヒーは魔法みたいな飲み物
いつからだったかな。やけにコーヒーを飲むと気分転換になって、少し気分がスッキリしていくのを感じて、コーヒーを飲むことが心地よくなっている自分がいたのは。
確かコーヒーを飲み始めたのは18歳を過ぎたあたり。ドトールコーヒーのアイスコーヒー、それとミラノサンドを注文して店内で黙々と食べるのが息抜きみたいになってて、あぁ本当に美味しくて至福の時になってた。
わたしは、特に冷たいアイスコーヒーのブラックが好きで、夏になると飲みすぎてしまう傾向にある。暑い夏に飲む氷のたくさん入ったブラックのアイスコーヒー、まるで魔法みたいに私の身体を元気にしてくれる。このことを感じられるのは大人になって良かったことの一つ。子供の時には感じられないコーヒーの魅力。
コーヒーを飲みながらユーチューブで好きな動画を見るのが、とてつもなく今の癒しになっている。気分転換になるという点では、わたしには最強の飲み物。ユーチューブで癒され、コーヒーでまた心を軽くしてもらっているんだ。
真夏に飲む冷えたアイスコーヒー、部屋の緑の濃い観葉植物、窓際に降り注ぐ日差し、古くなった音のする扇風機、わたしの部屋の風景だ。
ぐうたらと干物のような枯れた女の自分、それでも少しの楽しみを生きがいに生活してる。孤独だし、人とあまり何かを共有したことがない。ひとりぼっちの中に身を置き学生時代から毛嫌いされる傾向のある自分。
コーヒーを飲んで甘いものを食べているとき少し孤独が和らぐ。
ネットを見ると結構な頻度で孤独感が増す。それでもつい検索したり、インスタを見てしまう。矛盾してるよねと呟く。
空を眺めため息を漏らす。明日もコーヒーが美味しい一日がやってきてね、うんそれでいい。高望みばかりしている自分がいたね。孤独な心に寄り添ってくれるコーヒーをこれからも愛するだろう。そして少しずつ自分の好きな部分を見つけていこうと心に誓った。