nozomi iiin

心の中にあるモヤモヤした感情や人間の心の動きなどを考えるのが好きです。 敏感すぎる気質のことについて悩んでいます。 内に籠った行き場のない気持ちを書いたりしたいです。noteでたくさんの人の考えに触れたいです。

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最近の記事

私にとっての谷崎潤一郎作品

谷崎潤一郎作品を30代の時から読み、一気にハマってしまった。といっても有名どころの細雪は苦手な感じがして読まずにいる。 特に一番何度も愛読しているのは、新潮文庫の「刺青・秘密」である。妖しい感じがする朱色のブックカバー、梅の花がうっすらと描かれているデザイン。まさしく谷崎の妖しくそれでいて精巧な文体を表すかのようだ。タイトルの文字が白地なのも何ともいえず味わい深い。思わず手に取りたくなってしまう文庫のカバーだと思う。 この文庫の作品の中で何度も熟読しているのは、「刺青」と

    • レンタルショップとフランス映画の思い出

      レンタルビデオショップが激減しているが、私はTSUTAYAが大好きだった。現在は近所に一軒もなく(閉店してしまった)もう通うこともく、寂しいものだ。 今はAmazonプライムビデオで映画を観ている。好みの映画に辿り着けると嬉しく、宝探しのようだ。 「時計じかけのオレンジ」や「シャイニング」など名作も見れた。 私は洋画が好きで、フランス映画が特に好みだ。TSUTAYAに通っているときに、レオスカラックス監督の「ポンヌフの恋人」を借りて観て衝撃が走った。未だに一番印象的な強く

      • 気質によって天気の感じ方は変わる

        日々の気候、天気によってその時々のコンディション、気分が違うのが自然と共に生きていく人間の運命というか、それは仕方のないことなのだと自認しつつある。 人にはそれぞれ好きな天気というのがある。晴れだけが好きな人ばかりではない。例えば、雨の日は静かだから、多少服が濡れても、行動しにくくても雨だと何だか調子がいいという人もいるだろう。私自身も、昔、雨の日は外からの音があまりしなくて、心地良い、雨音を聞きながら本を読むのが居心地良いなと思う時が多かった。 雨音を聞いて心が落ち着く人

        • 辛い時にいつも脳裏に現われる人

          唯一、脳裏から消えない中学の時の同級生の男がいる。 正直、ものすごく嫌いで一言、大嫌いだった。中学生の時、同じクラスになることが多かった人。 困ってしまうのは、不安になった時、疲れた時、人混みにいる時 彼が脳裏に現われては、私はソワソワと落ち着かなくなり、辛くて泣きたくなる。 その症状がもう何年も酷いので、本当に悩んでいる。 嫌いな人は他にもいるのに、具合が悪くなった時に思い出すのは彼だけ。 ソワソワ不安症状と自分で呼んでいるけれど、いつもその同級生の男が私を馬鹿にす

          道路族にメンタルを崩壊された過去

          道路族。私は16歳の時から10年近くこの集団に悩んだ。 今思い出しても怒りと行き場のない思いばかり溢れてくる。 社宅への引っ越し。 これが地獄の入り口だった。思い返しても辛くなってしまい、時々涙が出てくる。 高校一年の夏休みになった7月中旬からは(引っ越してから初めての夏だった)朝の8時から夕方の18時まで毎日幼児と若い母親たちの笑い声、叫び声の嵐。キャーキャー、ワーワー、・・・ちゃんママ、幼児たちの叫び声が酷くどんどん鬱状態になる。 止むことなく何時間も叫び声や笑い声

          道路族にメンタルを崩壊された過去

          思い出が私を苦しめる。忘れたいのに。

          記憶の仕組みがどういうものなのかは一切分からないけれども、妙に濃厚で色彩がしっかりしている思い出たちが幾つか存在する。脳はどのような仕組みで人生のシーンたちを記憶しているのだろうか。また、私たちは思い出によって苦しめられるということがある。時間が解決するよとはいうけれども、自分にとっての苦しい思い出というのは鮮明で相手の顔まで忘れられないという事実がある。時間が経っても苦しみは一向に収まらないという状態があるということは私自身も経験済みだ。 苦しかった思い出の中学時代に私は

          思い出が私を苦しめる。忘れたいのに。

          挫折をしてから言葉について考えるようになった

          若い時に挫折をすること。社会から疎遠の生活を長期間するとしよう。バイトも習い事もせず、暗い部屋に留まる。私自身も挫折続きで、社会に溶け込めないでいる。諸悪の根源は17歳の時にメンタル不調から、高校を中退して通信制高校に入学したのだが、あまりにも心が思わしくなく泣いてばかりと、寝てばかりいたので、社会の一般的なレールに乗れなかった。 もう一度やり直したい、社会で活躍したいと何度思ったことだろう。お前の努力が足りない、死ぬ気で頑張らないからだと言われることは分かっている。必死な

          挫折をしてから言葉について考えるようになった

          行き場のないあの頃の気持ち、自己肯定感を損ねてしまったことについて

          心の不調が現れてきたのはたぶん中学生の時だ。あの時の苦しかったどこに向けていいのか分からないモヤモヤとしたやるせない気持ちを少し書いてみようと思う。 私は人から存在を軽く見られ、蔑まれる対象としてそこに生きていた。小学生の頃は、友達も良い子がいて親しみをもって接してもらえた気がするのだが、それは中学入学と共に無残に消えていく。 中学一年の頃から地獄の日々だった。クラスに蔓延るイジメ。女子たちの意地悪な態度。不良の男の子の先生に対する暴力。クラスは学級崩壊だった。そんな最悪

          行き場のないあの頃の気持ち、自己肯定感を損ねてしまったことについて

          布団、最高!

          布団の中が世界で一番安らぐ場所だ。毛布に包まり、優しい肌触りに心はホッとする。日中疲れるとすぐに布団の中に横たわりたい欲がムクムク出てくることが多い。 私の部屋はスペースが無く、布団という選択肢しかなかったのだが、今使っている布団には感謝しているし、布団には布団の利点もある。 とにかく寝具グッズが好きなので、無印良品のオンラインショップでついチェックしては良いのがあるじゃんとワクワクしたりする。私がこだわっているのは毛布の肌触り。包まれているときに安心感があって、もこもこ

          布団、最高!

          グーグル検索で、ほっと出来る言葉や自分と似ている人を見つけたくて検索するけれど、余計鬱気分になることに気づいた。人は人なのに、幸せな人の書き込みを見るとどんよりしてしまう。

          グーグル検索で、ほっと出来る言葉や自分と似ている人を見つけたくて検索するけれど、余計鬱気分になることに気づいた。人は人なのに、幸せな人の書き込みを見るとどんよりしてしまう。

          HSPなのかもしれない私の思うこと

          自分が一番ホッとできる心身ともに安らぐ時間は何だろうと考えてみた。 それはやはり布団の中で音楽やラジオを聴きながら、横になっている時だなと。 私はメンタルの疾患もあるけれど、それと共にHSPの気質がどうも強いようだ。聴覚過敏と人の視線にも過敏なところがある。刺激に弱く暴力的な日本映画が苦手。人一倍疲れやすく、その為に布団で休む時間が必要なのだ。 独りの時間の大切さ。それは自分の心と身体を守るため必要不可欠。 昔はまだメンタルの疾患はなかったけれど、HSPと呼べる気質は

          HSPなのかもしれない私の思うこと

          外を歩く時、HSPの自分の心の中

          緊張する。訳も分からず徐々に上半身が暑くなり、顔からたくさん汗が噴き出してくる。それも不快な汗でどうも気持ち悪い。脇も汗だくだ。同時に喉もカラカラになり飲み物がとにかく飲みたくなる。冷たくてスッキリする何かを。 これが外を歩いていて、緊張すると出てくる症状。身体面のこと。 元々汗かきの自分だが突然外を歩いていて、上半身から汗が止まらないことがある。けっこう辛くタオルハンカチは欠かせない。気持ちいい汗の掻き方ではないので何とも言えない不快感がある。 HSPが関係しているよ

          外を歩く時、HSPの自分の心の中

          ネットと自分。過去の後悔。

          ネットサーフィン、つい検索したくなる癖があるし、ネットとの付き合い方について考える。 タメになる言葉や、同じ考えの人だったり、心が軽くなる記事が見たくてグーグル検索を長時間してしまう癖があった。 一言で言うと、救われる言葉探していた。 現実は検索する時間が経つ度に不安感が増したり、傷つく言葉を見てしまったり、不快な広告に気持ち悪くなることも。悪循環という感じだった。 それでも、自分の気になることや悩みなどを検索してしまっていた。自分の隙間を埋めてくれる言葉なんてきっと

          ネットと自分。過去の後悔。

          小学生の私と映画館

          新宿、人の多いゴミゴミした雑多な街。 新宿駅はなんでこんなに息苦しいのと、小学生の私は思った。 映画を見るために私はよく母親と弟と電車に乗り、新宿にある幾つかの映画館に頻繁に映画を見に行っていた。 ドラえもんの映画を見ることから始まり、アニメがやはり小学生の頃は多かったかも。ちびまる子ちゃんあの頃好きだった。 父親と不仲でよく喧嘩していた母は日曜だったり、夏休みには子供の私たちとよく街に出かけていた。私は都心に出かけるのがけっこう好きだった。 精神的に母も辛かっただ

          小学生の私と映画館

          コーヒーは魔法みたいな飲み物

          いつからだったかな。やけにコーヒーを飲むと気分転換になって、少し気分がスッキリしていくのを感じて、コーヒーを飲むことが心地よくなっている自分がいたのは。 確かコーヒーを飲み始めたのは18歳を過ぎたあたり。ドトールコーヒーのアイスコーヒー、それとミラノサンドを注文して店内で黙々と食べるのが息抜きみたいになってて、あぁ本当に美味しくて至福の時になってた。 わたしは、特に冷たいアイスコーヒーのブラックが好きで、夏になると飲みすぎてしまう傾向にある。暑い夏に飲む氷のたくさん入った

          コーヒーは魔法みたいな飲み物

          HSPのわたしの一番苦手なことについて

          子供時代から心が敏感すぎる兆候はあって、それでもその当時はHSPという言葉はなかったし、大人しい、内弁慶のように周囲の人達からはとられていた。17歳のときだった。家族で引っ越しが決まり、東京郊外の社宅に住むことになった。その年の夏から地獄は始まった。一言で言うと騒音問題なのだが、ママさん達のケタケタ笑う声と子供の遊び声が土日は朝から夕方まで続き心が休まらなかった。子供の叫び声、ボールの音、キャーキャー笑う声、ずっと頭に響いた。わたしが聴覚過敏なのだと今さらながら思うが、健康な

          HSPのわたしの一番苦手なことについて