6/28 恵比寿 13時

今日こそはピッタリにいく！と宣言した遅刻魔自覚ありの友人は、ちゃんと10分以上前に着いていたらしい。

本当に遅れたらまずい予定には時間通りくる調整型のもう1人友達は、残念ながら友人の宣言は今回それに該当しなかったようで、10分ほど遅れると連絡がきた。さすがすぎる。

13時集合で13時に集まれるとハナから思ってないので、今日も通常運転だな〜なんて5分前に着く電車に揺られながら思った。

今日の目的は「野外シネマ」
恵比寿ガーデンプレイスの広場で開催される屋外で夜風に当たりながら映画を見ませんか？という素敵すぎる催し。

実は前から気になっていたけど、誰を誘おうか考えてるうちに流れてしまっていた。

「好きそうだな〜って思って」

誘い文句にしては自信がありすぎる友人からの言葉。
はいはい、さすが、わかってらっしゃる。好きですよこういうの。あなたも好きでしょ、知ってますよ。

キモオタばりに早口で共感したのは、自分の好みを知り尽くしてるのがきっと嬉しかったから。

提案してくれた友人に任せる形で、作品もチョイスしてくれた。

「湯を沸かすほどの熱い愛」

予告で見た宮沢りえの演じる肝っ玉母ちゃんが印象に残っていた。

気になってたけど見れてなかった映画。
お気に入りに入れっぱなしだったわ。

ガーデンプレイス内のカフェでドーナツと
コンビニでビールとつまみを買って。
高層ビルの薄暗い光の中、スクリーンが灯り
待望の2時間が始まった。

夜風と、どこかのサイレンと、少しのアルコールが家とも映画館とも違う雰囲気で。

気づいたらエンドロールの終わりと共に拍手が聞こえていた。

なんか、、めっちゃ、よかったな

何かに浸ってる感覚が終わった後も長らく続いていた。

作品自体とてもいいもので、外でこんな泣くことないよなってくらいボロボロ泣いた。

始まる前に気にしてた騒音とか話し声とかそういうのも気にならず、目の前の映像に没頭できたのもよかった。

斜め前の金髪のおねえちゃんが割と序盤で泣いてるのとかもなんか嬉しかったし。

リラックスして映画をみたい人
1人だと映画ぶっ続けで見れない人
なんかエモい雰囲気で映画みたい人
自分の泣くタイミングを気にしたくない人

そんな人におすすめ。

映画の余韻からなかなか抜け出せなかったせいか、帰りと逆の電車に乗ったりしたけど、そんなのも気にならないくらいよかったので皆さんもぜひ。