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うつ病の前兆症状。

うつ病経験者が、その前兆をまとめました。

  • いつも出来ていたことが出来なくなる。ミスが多くなる。

  • 考えがまとまらなくなる。ぼーっとする。

  • 活字が読めなくなる。

  • 好きなことも心ここにあらずになる。

  • 振り返ると上記の状態が2~3日続いている。

  • 食欲がない。

  • 熱っぽい感じがある。

  • いつもより周囲の声や音が気になる。

  • 耳鳴りやまぶたの痙攣(けいれん)がある。

 私の場合は体育会系だったので、何事も"気合が足りない、努力不足だ"と考えてしまい、自分の異変に耳を傾けることが出来ずに気付くのが遅くなりました。その結果、気づいた時には重度一歩手前まで症状が進んでいました。特に「活字が読めなくなる」という自覚症状が出てきたら注意が必要だと思います。人それぞれに身体の状態や脳の状態によって、症状の度合いや表面化するものが異なりますが、日頃何気なく無意識に出来ていたことが難しくなったら、危険信号です。

その時は一旦休みましょう。とは言っても、おそらく仕事を1日も休むことが出来ない人もいるでしょうから、そんな時は「トイレの個室に3分間こもる」。外界と自分を隔離して、その間目を閉じて自分と向き合う時間にする。この小さなことが流れを変える一歩となります。決してカフェインやエナジードリンクで自分の状態を無理やり興奮状態にして乗り切ろうとすることはしないでください。上司や周りの同僚は勘違いをします。「よし、もっと仕事をしてもらっても大丈夫だろう。これもあいつの成長の為だ!」と。

降り注ぐ壊れるきっかけを回避することは極めて困難です。

日本の悪しき習慣「オーバーワーク」は、個を顧みず、指導する側の経験や勘に頼り、数多くの人々の身体と脳を疲弊させ破壊し、未来ある彼らの人生を奪ってきたのです。


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