見出し画像

ウォロフ語を愛する巴山さんが人口170人の島に生きる人々から得た人生のヒント【青ヶ島インタビュー#2】

皆さんこんにちは!株式会社NOWMO インターン生の森本です!
株式会社NOWMOが運営をするNOWMO FUNDが提供する高校生向けホンモノ体験プログラム「エドクエ」第一弾である青ヶ島クエストが実施されてはや2ヶ月が経ちました!

本マガジンではNOWMO FUNDが提供する「エドクエ」に過去参加した高校生の「イケてる思考」を紐解いきます。

エドクエとは?

エドクエとはEDQUE(エドクエ)とは、Education(学び)とQuest(探求)を組み合わせた造語です。事業創造を通じて教育の可能性を広げる株式会社NOWMOでは、売り上げの5%を教育基金「NOWMO FUND」に積み立てています。エドクエでは、NOWMO FUNDを活用してホンモノ体験を無償で子どもたちへ提供しています。

https://www.edque.jp/

次回!5/20-5/21「無人島クエスト」来たる!

次回のクエストは5/20(土)~5/21(日)、沖縄の孤島で開催します!
詳しくはこちら

【青ヶ島クエスト参加者事後インタビュー#2】トモヤマさんにインタビューしてみた!

一番右がともやまさん

-自己紹介をお願いします!
巴山(ともやま)です。先月大学に入学しました!セネガル(西アフリカに位置する)で使われているウォロフ語が大好きで、少数言語にも興味があります。今回の青ヶ島クエストに応募したきっかけも、青ヶ島や八丈島の方言を生で聞くチャンスだと思ったからです。

-ウォロフ語!初めて聞きました。初めての青ヶ島訪問だったかと思うのですが、応募する際の抵抗などはありませんでしたか?

ビビッと来たらやってみることを常に心がけているので、特に抵抗はありませんでした。

-自分の直感を信じてアクションをすること、理解していてもなかなかできないことですよね。素敵です。青ヶ島クエストで特に印象に残っているフィルドワークなどはありますか?

3泊4日すべての瞬間が濃くて良い経験だったので、選ぶのは難しいです。他企業などが実施しているプログラムは日程表などが事前に配られていることが多いですが、エドクエはその場で決めて突撃することが多くとても新鮮でした。
毎日青ヶ島のたくさんの人と話し、夜は他参加者や同伴サポーターの大人の方々とディスカッションをしていたので、新しい価値観に気づき、内省して、自分の考えを人に伝えることを一連の流れでできました。毎日、学びと気づきが凝縮されていました。

-特に影響を受けた青ヶ島の方はいましたか?

青ヶ島で一緒にプログラムを行った地元の中学生2人からはとても刺激を受けました!二人とも自分の軸をしっかり持っていて、議論でもとても活発に発言されていました。

-私が中学生の時そんなにしっかりしてなかったなと思います(笑)「青ヶ島の土地で生きること」が青ヶ島の中学生お二人の人格形成に影響を及ぼしているのでしょうか?

そうですね、要素として2つあると個人的に思いました。
1つ目は、「青ヶ島」という島で生きていることを自分のアイデンティティとしてきちんと認識していること。2つ目は学校が小規模であり、先生と生徒の関係性がとても良いことです。

-なるほど!
確かに都会にいるとなかなか生まれの土地と自分のアイデンティティを重ねる機会がないですよね。青ヶ島に滞在してみて特に自分の考え方をアップデートした言葉などはありましたか?

お話を伺った方の一人に

「凹む覚悟をしてから熱くなれ」
「乗っかる側より作る側の方が面白い」

とアドバイスいただきました。
ちょうど、クエスト中に今後のキャリアを迷っていてこともあり、悩みがスッと解決した瞬間でした。

-活躍されている方の言葉は響きます。ちなみにどんなことを悩まれていたんですか?

今、フランス語とウォロフ語繋げるサービスをメンバーと作っていています。起業家として言語の課題を解決していくことと、ウォロフ語の研究家として専門性を高めていくことの両立について悩んでいました。ですが、アドバイスをいただいて、どちらも極めようと覚悟が決まりました。

-そうだったんですね!青ヶ島クエストは巴山さんにとってどのようなプログラムでしたか?

「自分の可能性が広がった旅」です!外国へ行ってみたり大きなコミュニティに入るのと同じくらい、170人の小さな島コミュニティに入ることは刺激的な経験でした。自分の価値観が柔軟になって、自分のやるべきことが明確になった気がします。

-最後に、クエストの応募を迷っている方にメッセージをお願いします!

必ず学びがあると思います!信頼できる大人!交通費含め参加費無料!絶対最高な経験ができる!の3つが揃っているので、応募しない理由を探す方が難しいです(笑)
自分の想いを言語化する過程が大事だと思うので、選考通るか通らないか悩む前にまずは応募をしてみてほしいです。

-巴山さん、本日はありがとうございました!今後のご活躍も楽しみにしております!

巴山さんのtwitterはこちら

インタビュー後記

エネルギー溢れ、想いを形にしようとしている巴山さんとても素敵でした。一つのことを愛し、追求することの重要性を改めて感じたインタビューでした。
クエスト後、ご兄弟に青ヶ島のお話をしてくださったようで、弟さんや妹さんも青ヶ島に行ってみたい!クエスト参加してみたい!と仰ってくださったと伺いました。参加者の皆さんからエドクエの波動が社会に広がっていくと面白い教育と未来が生まれていくのではないかと感じました。
今後の巴山さんのご活躍楽しみすぎます!

青ヶ島クエストの詳細レポートはこちらから見れます。


筆者: 森本梨花子(Morimoto Rikako)
千葉県出身。早稲田大学教育学部在学中。
ニュージーランドで高校時代を過ごし、大学入学とともに帰国。幼い頃から「障がい」「福祉」の概念が身近にあったことから、「福祉と暮らしを発酵させてゆく」をキーコンセプトにしたプロジェクトを行なっている。
Twitter: https://mobile.twitter.com/ringo_rikako


この記事が参加している募集

週末プロジェクト

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?